UFCファイトナイト・フィラデルフィア:ハーマンソンが49秒でブランチを撃破

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・フィラデルフィア:デビッド・ブランチ vs. ジャック・ハーマンソン【アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア/2019年3月30日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・フィラデルフィア:デビッド・ブランチ vs. ジャック・ハーマンソン【アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア/2019年3月30日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月31日(日)、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターにてUFCファイトナイト・フィラデルフィアが開催され、セミメインイベントで行われたデビッド・ブランチとジャック・ハーマンソンのミドル級マッチはハーマンソンが第1ラウンドでブランチを完璧にとらえ、わずか49秒で一本勝ちした。

【セミメインイベント】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●デビッド・ブランチ vs. ジャック・ハーマンソン○
1ラウンド(0分49秒)サブミッション(ギロチンチョーク)


ジャック・ハーマンソン

「毎日、世界トップのグラップラーとトレーニングしている。誰が相手でも、こういうサブミッションを決める力はあるんだ。今回のチョークは俺のオリジナルってところかな。ずいぶん前にコーチから学んだんだ。今じゃ俺の得意技のひとつだ。とにかく決まるし、みんなは恐れが足りないんじゃないか。次はランキングの上位にいる相手とやりたい。自分より上位なら誰でもいいし、きっと最高のマッチアップになる。スカンジナビア出身として心から誇りに思っている。ノルウェーとスウェーデン代表として全力で戦う。今日は彼らをハッピーにさせられているといいな」


【メインカード】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ジョシュ・エメット vs. マイケル・ジョンソン●
3ラウンド(4分14秒)KO


ジョシュ・エメット

「最初のラウンドは接戦だったと思うけど、2ラウンド目は向こうが取った。コーチから、第3ラウンドはやらなきゃいけないぞと言われて。マインドコーチと取り組んでいるんだけど、試合前に、試合の展開をどう見ているかと聞かれたんだ。俺は、力強いオーバーハンドライトを打っていけば相手は厳しくなるはずだ、と答えた。そうなるという気がしていたんだ。俺にはそれが見えていたし、実際にそうなった。とにかくゲームプランにこだわって、焦らずにいく必要があった。最後に試合をしてから13カ月以上だったからね。今年の最初までフルタイムのトレーニングに戻れなかった。リズムをつかまないといけなくて、これだけタフなベテランが相手だから無茶なことはしたくなかったんだ。ちょっとゆっくりしたい。いつも次の試合のことを考えているけど、今はただ、今を生きようとしている。勝利がほしかったし、家に帰ってリラックスしたい。その後、コーチと話して次にどうするかを決める。アクティブでい続けたい。最高の気分だし、年内にもう何度か試合したいと思っている」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●カロリーナ・コバルケビッチ vs. ミシェル・ウォーターソン○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


ミシェル・ウォーターソン

「彼女の強みはプレッシャーとクリンチの動き。ストレートを打って彼女の前に出るプレッシャーを抑えられるし、彼女をスローダウンさせられればスキをもっと見つけられるはず、と言い聞かせたの。テイクダウンを仕掛けたかったんだけど、予想していたよりもかなりうまかった。彼女が世界ランキング6位にいるのには理由があるってこと。試合が進むにつれて、彼女が攻めてくるたびに私が捕まえているからフラストレーションを感じているようだった。次に誰とやりたいかは分からないけれど、トップ5の誰かがいいわ。頂点に近づけさせてくれる人とやりたい」


ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ケネディ・エンジーチュクー vs. ポール・クレイグ○
3ラウンド(4分20秒)サブミッション(トライアングルチョーク)


ポール・クレイグ

「誤解しないでもらいたいんだが、常に俺はできるだけ素早くフィニッシュしようとしている。ただ、ファンはショーを見たがっているんだよな。それができたことを願っているよ。スタンディングで打ち合いになったし、ダメージもいくらか食らったけど、それでもしっかり勝利をつかめた。頭では何度も何度もやめろと言うけど、心がそれをさせてくれない。今年末にはトップ10に入りたい。それが俺の全体的なゲームプランだ。今年が終わるまでにもう一度、試合がしたい。俺はフレッシュだからな。UFCが次の相手を決めてくれたら、それを受ける。決して試合を断ることはない。負けなしの相手がオファーしてきても、俺は何の迷いもなく受けて立ってきた」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ソディック・ユサフ vs. シェイモン・モラエス●
判定3-0(29-27、29-28、29-28)


ソディック・ユサフ

「自分が世界一のファイターだと思い込みつつ、第3ラウンドに入るときには大きくアジャストさせたけど、それでもゲームプランにこだわっていったし、最終的には相手がへまをした。俺のプランは相手を右の拳でとらえることだったけど、向こうは攻撃しながら防御をキープしていた。映像はたくさん見てきたし、その中でヤツは攻撃するときにオープンになっていたんだ。今回はスキを生ませるのに3ラウンドかかった。時々あることだし、しょうがないことさ。クロン・グレイシーを指名するのは試練に立ち向かいたいから。このスポーツで一番になれると信じている。素晴らしいムエタイの腕を持った相手を倒したところなんだ。最高の柔術家を倒せば、最高のスポットを手に入れられるだろ。UFCでアフリカ代表として戦えることは本当に大きい。カマルがベルトを巻いた姿を見て感動したし、彼のお母さんがナイジェリアの旗を持って応援していたのを見て思いがこみ上げてきた。もうちょっとで泣きそうだったよ。いつの日か、自分がああなると思ったし、アメリカで最高の結果を残している人を見守っている小さな子どもたちがナイジェリアにいるはずだ。彼らが“いつか自分も”と思ってくれればいい」
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