【注目株】UFC 236:モンテル・ジャクソン

UFC PPV
UFC 232:公式計量セレモニーに登場したモンテル・ジャクソン【アメリカ・カリフォルニア州イングルウッド/2018年12月28日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 232:公式計量セレモニーに登場したモンテル・ジャクソン【アメリカ・カリフォルニア州イングルウッド/2018年12月28日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
多くの新顔と同様にデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダー出身のモンテル・ジャクソンだが、今週末に共にUFC 236に出場するボストン・サーモンがシーズン1で勝利して以来、なかなかオクタゴンに上る機会がなかったのに対し、シーズン2でリコ・ディスシウロを倒したジャクソンはその勢いをたもったまますでにデビュー戦をこなしている。

Pura Vida BJJ and MMAに所属する26歳のジャクソンは、シーズン2の初イベントで勝利を飾るも、契約を勝ち取るには至らなかった。しかし、UFC 227でベニート・ロペスの代役を務めるチャンスがあり、これが公式なオクタゴンデビューとなる。ダークホースのリッキー・シモンに判定負けを喫しながらも将来性を覗かせたジャクソンは、その5カ月ほど後にブライアン・ケレハーからサブミッションでUFC初勝利をもぎとっている。

今週末にベテランのアンドレ・スーカムタスを対戦相手に迎えるUFC 236は、さらなる高みを目指すジャクソンが実力を示すための絶好の機会になる。

ライバルたちの間を駆け上がってきたジャクソンの武器は長い手足と巨大な手、強力なレスリングの下地であり、プロ初戦からわずか14カ月で総合格闘技界の最大の舞台にたどり着いた。UFCデビュー戦ではつまずいているし、またいつか再び足踏みすることもあるかもしれない。そして、それは今週末のことかもしれない。しかし、経験を積んでスキルを磨く中で、ジャクソンはあらゆるライバルにとって手強い相手になっていくはずだ。
Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY