UFCファイトナイト・オタワ:女子バンタム級の頂点を目指すチアソンがモラスにTKO勝利

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・オタワ:メイシ―・チアソン vs. サラ・モラス【カナダ・オンタリオ州オタワ/2019年5月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・オタワ:メイシ―・チアソン vs. サラ・モラス【カナダ・オンタリオ州オタワ/2019年5月4日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間5月5日(日)、カナダ・オンタリオ州オタワのカナディアン・タイヤ・センターを舞台にUFCファイトナイト・オタワが開催され、メイシー・チアソンとサラ・モラスが対戦した女子バンタム級マッチはチアソンが2ラウンドでTKO勝利を飾った。

【プレリム】
女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○メイシー・チアソン vs. サラ・モラス●
2ラウンド(2分22秒)TKO


メイシー・チアソン

「直前のオファーだったけど、最近135パウンドに落としたばかりだったから、それほど難しかったわけじゃないけれど、かなりやり込まないといけなかったし、短期間で2回連続だったから、それがかなり大きかった。8週間で2回も135パウンドに落としたり、相当の減量をしたりできる人は他にいないんじゃないかしら。水分保持の問題も少しあったけど、問題はなかった。理由はどうあれ、汗をかけなかったの。それでもトライし続けたし、計量はいけると思っていたから、ここに来られたことにとにかく満足しているわ。アクティブでい続けたいし、UFC 235でジーナ・マゼニーと戦った後は本気ですぐに戻りたいと思っていた。こんなに早いとはあまり思っていなかったけど、アクティブでい続けたい。半年に1回とか、そういうのはイヤ。私は若いし、ハングリーだから、戦う相手を探しているの。やりたいと言う人がいたら誰でもいいわ。トップ10にも何人かいるし、ソーシャルメディアで注目している人も何人かいる。常に正しい行動をしたいと思っているけど、適切な方法でやりたいし、ランキングを上がっていきたい。フォルティスMMAには世界一のチームがいる。全員が最高。なんでみんなが私たちのことを寝かせているのか分からないけど、私たちだっているわよ」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●アイマン・ザハビ vs. ヴィンス・モラレス○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ヴィンス・モラレス

「UFCで初勝利を飾れて最高の気分だ。自分にとってベストパフォーマンスだったとは思っていないけど、UFCファイターとして認められたような気分がするから、それについては最高だよ。逆境を克服してばかりさ。対戦相手の地元で試合してばっかりだからね。でも、ちゃんと結果を残している。自分を応援していない人たちの前で力を証明しないといけないとしたら、それはそういう人たちを自分側につかせるチャンスにすぎない。デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズは自分がここに来るにあたって最高の経験だったと思うし、ダメダメだったけど、大きなショーでちゃんといけたのはあれが初めてだったから、いろんなことを教えられたし、少なくとも俺にはでかいことがやれるんだぞということを証明できたと思っている。今はここにたどり着いて勝利もした。力は示せたと思うから、この先は暴れてやるつもりさ」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ノーディン・タレブ vs. カイル・プレポレク●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ノーディン・タレブ

「オーソドックスでかなり前に出てくるシアー戦の準備をしていたから、彼のためだけのかなり本格的な戦略を練っていたのに、負傷して、代わりにプレポレクが相手になった。彼もかなりタフなヤツだから、試合までに大急ぎで調整する必要があったんだ。前にもサウスポー相手に戦ったことがあるから、それほど悪くなかったかな。キックも決まっていたしね。ただ、あいつはタフだった。でもそれは分かっていたこと。彼の試合を見たし、1カ月かそのくらい前に勝ったばかりだから、かなりアクティブな状態だったと思っていた。調子が良いはずだと分かっていたし、今回のチャンスにも準備してくると思っていたから。彼は今回のチャンスにふさわしいファイターだと思う。チャンスを最大に生かそうとしていたし、今後はきっともっと活躍するはずだ。こういう試合を受けるのは自分にとってハイリスクローリターンだったけど、2連敗していたから受けるしかなかった。アクシデント的な負けだけど、それでも負けは負けだ。戦って勝利街道に戻る必要があった。だから、復帰できてうれしいし、チームと話して次にどうするかを決めるつもりだ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●カイル・ネルソン vs. マット・セイルズ○
3ラウンド(3分16秒)サブミッション(ヘッドアンドアームチョーク)


マット・セイルズ

「これまでアイポークをかなり受けてきて、前回の試合後に網膜剥離の手術を受けないといけなかったんだけど、それはほとんど知られていない。前回の試合に勝てなくてものすごく落ち込んだし、ドローとか、そういう結果になるような減点がなかったから、きつかった。それを除いても、オクタゴン以外のところで家族の問題がいろいろあって。兄弟がひどいケガをして危うく死にかけた。それがあった上に手術もあったから、ものすごく体重が増えて試合に向けてかなり減量しないといけなかったんだ。減量だけを取ってみても乗り越えるのに本当に苦労した。いろんな人が今回の相手は楽勝だろうと予想していたみたいだけど、試合は試合だし、彼の戦績が物語っているように、12勝2敗の記録にはそれなりの理由がある。痛めつけたのに、まだ粘っているのも分かったから、攻撃は慎重にいった。向こうが俺の足にからんでいたから、つかませておいてパンチを当てようと思ったんだ。次のラウンドはハードだったけど、前に、アライアンス・トレーニング・センターでそういう厳しいポジションになったことがあるし、毎日、きついポジションでの練習に励んでいる。アライアンスには最悪のポジションに身を投じろ、という名前の練習があるんだ。だから、みんなに感謝しないとね。俺にとってはいつもと同じ1日にすぎなかったんだから」


ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○アルジャン・シン・ブラー vs. フアン・アダムス●
判定3-0(29-28、29-28、30-27)


アルジャン・シン・ブラー

「世界最高の試合や有名な人を倒すためにこのスポーツの世界に入ったから、(アンドレイ)アルロフスキーから始めたい。アダムスは俺のレスリングが良くないとかどうとか、いろいろ言っていたけど、実際やってみたら楽勝だった。2回狙って2回テイクダウンしたからね。言いたいことは好きなだけ言えばいいけど今回の試合にはレベルがあるし、それを示せたと思っている。自分が思うほどアクティブではなかったから、忙しくしていようと思う。契約が終わりだから、ちゃんとした報酬にしてもらって、できるだけ活動的にいながらランキングを駆け上っていきたい」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ミッチ・ガニョン vs. コール・スミス○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)


コール・スミス

「今週もいつもと変わらない。試合は試合だ。裏通りだろうとオクタゴンだろうと、ファイトとなれば同じさ。落ち着いていられたし、それが勝利の方法だ。第3ラウンドの序盤にかなり強烈な打撃を食らったと聞いたけど、まったく覚えていない。もしかしたら向こうに当てられたかもしれないけど、なんてことなかったし、全然問題なかった。自分が全てのラウンドを圧倒したと思っている。ここに来られたことは自分にとって大きな意味がある。随分前に決めたことでもあるから、自分がいるべきだと思った場所にいることに対しては何の驚きもないし、だからこそこれだけリラックスしていられるんだ。まさにこれを望んでいた。ミッチは思っていたよりもかなりタフで、倒したかったし、いけると思ったんだけど、相手がすごかった。勝利できてうれしい」
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