昨年夏にドイツ・ハンブルグのメインイベントでデビューを果たし、ヴィトー・ミランダと対峙したUFCミドル級ファイターであるアブー・アツァイターの弟であるオットマン・アツァイターは、キャリア開始から11連勝を飾っており、今週末のUFC 242でテーム・パッカレンを相手にその記録を12に伸ばそうとしている。
地元ドイツでキャリアを開始したオットマンはBrave Combat Federationと契約を結んだ。このシリーズで4勝0敗を挙げたオットマンは3戦目の第3ラウンドでフィニッシュを決め、ライト級のタイトルを手にしている。最近の試合でウェルター級に階級を移したことでベルトがはく奪されたものの、昨年8月に実施されたこの試合では第1ラウンドでノックアウト勝利を収めた。
最後の試合から1年以上が経過し、オットマンは兄の足跡を追ってオクタゴンに向かい、デビュー戦で白星をつかもうとしている。
オットマンのように逆境にあった経験の少ない選手について予測するのは常に難しい。とは言え、兄は昨年に総合格闘技で最大の舞台にやってきて成功を収めており、今年は弟の番だ。