ジャッジの見解は分かれたものの、スプリット判定でテイシェイラに軍配が上がっている。
【セミメインイベント】
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○グローバー・テイシェイラ vs. ニキータ・クリロフ●
判定2-1(28-29、29-28、29-28)
グローバー・テイシェイラ
「俺はこのスポーツが好きだ。自分のやっていることも気に入っている。できるなら毎週やりたいくらいだ。この若手を、ハングリーな若手たちを蹴散らしながら、前進し続けられていることがうれしい。今回の勝利でどうなるか分からないけど、それを決めるのは俺の仕事じゃない。俺の仕事は試合に臨んで勝つこと。それしか気にしていない」

【メインカード】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
トッド・ダフィー vs. ジェフ・ヒューズ
ノーコンテスト(ストップ時間:4分03秒)
<ノーコンテストのためコメントなし>

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ミシェル・ペレイラ vs. トリスタン・コネリー○
判定3-0(27-29、27-29、28-29)
トリスタン・コネリー
「直前の試合決定に加えて上の階級だったけど、正直、勝つつもりだったし、予想していた。次の試合はただの試合にすぎないし、俺が気にしているのはそのことだけ。正直、相手がもっと来ると思っていたんだ。でも、思っていたよりもかなりスマートな戦い方だった。テイクダウンされるとは思っていなかったから、ちょっとびっくりした。彼の柔術は思っていたよりも良くて、あまりトランジッションしていなかったけど、実はもっと早くフィニッシュできると思っていたのに、うまくディフェンスされた。相手の地元で試合をするとこういうこともある」

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ユライア・ホール vs. アントニオ・カルロスJr.●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)
ユライア・ホール
「今年最初の勝利を遂げられてうれしい。フォルティスMMAで最高のキャンプができたし、かなり細かいゲームプランを練ってそれを生かそうとした。本当に素晴らしいサポート体制で今回の試合に臨めたから、とにかくそれに従っていけばよかった。試合に臨んで結果を出せたことは自分を誇りに思う。キャンプを変えたのがかなり助けになった。フォルティスの気に入っていることのひとつは、オクタゴンの中だけに絞っていること。アスリートとして取り組むべきことをすべてやってきた。ここでは決められた時間しかないから、そのアドバンテージを取れるかどうかが大きいし、レガシーを残さないとね。次は少し休んで、あまり先のことは考えすぎないようにする。どうなるかはそのうち分かる。今はランキングを上がっていくことが大事だし、自分より上にいる人たちを確認して、彼らを蹴散らしていかないと」

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○ミシャ・サークノフ vs. ジム・クルート●
1ラウンド(3分38秒)サブミッション(ペルビアンネクタイ)
ミシャ・サークノフ
「勝利街道に戻れて最高だ。この瞬間のため、ファンのみんなのため、UFCのために今年の夏はすべてを捧げたからね。まるで犬のように。ここからはすべての試合、UFCで戦うすべてにおいて、まったく同じようにして戦っていきたいと思っている。どうか俺のことをあきらめないでくれ。UFCで明るい未来があると思っているし、俺がトップ5に入るまでは時間の問題だと思っているから。いつか必ず成し遂げるから、この言葉を覚えておいてほしい。クルートのような相手を倒せば自分の力の証明になるし、UFCファンも俺を無視できなくなるだろ。何試合かはあっという間に負けてしまったけど、俺を除外しないでほしい。必死に取り組んでいるし、しんどい仕事だけど、これまで自分が戦ってきた他のスポーツと同じように、必ずトップに立ってみせる。少しだけ時間をくれ。そうすればたどり着いてみせるから」