【注目株】UFC 243:マキ・ピトーロ

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デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ:マキ・ピトーロ vs. ジャスティン・サムター【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2019年7月20日(Photo by Chris Unger/DWCS LLC)】
デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ:マキ・ピトーロ vs. ジャスティン・サムター【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2019年7月20日(Photo by Chris Unger/DWCS LLC)】
デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)のシーズン2に出場するチャンスを得ながらも棄権を強いられてから1年、マキ・ピトーロは改めてUFC会長のデイナ・ホワイトやマッチメイキングに関わるショーン・シェルビーおよびミック・メイナードの前で戦う二度目のチャンスを得た。

シーズン2の卒業生であるジャスティン・サムターと拳を合わせたピトーロは、容赦のないパンチを浴びせて試合開始97秒でサムターを沈めている。サイズでは不利ながらも猛然と努力したピトーロは、ウェルター級に戻るべきとのホワイトの助言を受け入れ、今週末にキャラン・ポッターを相手にUFC初戦に挑むことになった。

ピトーロはVictory FCでの一連の勝利によって地元で名を挙げたが、その後に連敗を喫してやや足止めされた。しかしながら、無念さを味わったDWTNCSシーズン2の前後で連続して白星を飾り、サムター戦で見せた鮮やかなボクシングによってUFCへのチケットをその手にもぎとった。

ポッターはオーストラリアのベテランファイターであり、今年初めにUFCデビュー戦でジェイリン・ターナーに敗北を喫したものの、ピトーロが完全にファイトナイトに集中しない限り、そのUFC初戦を悪夢にしてしまう可能性はある。だが、ラスベガスで見せた容赦ない戦いがメルボルンでも実現できれば、ハワイからやってきたニューカマーにとってUFC 243は実に良い夜になるはずだ。
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