UFCファイトナイト・タンパ:スワンソンがクロンを撃破

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・タンパ:カブ・スワンソン vs. クロン・グレイシー【アメリカ・フロリダ州タンパ/2019年10月12日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・タンパ:カブ・スワンソン vs. クロン・グレイシー【アメリカ・フロリダ州タンパ/2019年10月12日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間10月13日(日)、アメリカ・フロリダ州タンパのアマリー・アリーナを舞台にUFCファイトナイト・タンパが開催され、セミメインイベントで行われたカブ・スワンソンとクロン・グレイシーによるフェザー級マッチはフルラウンドにもつれ込むも、スワンソンがユナニマス判定で白星を挙げた。

【セミメインイベント】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○カブ・スワンソン vs. クロン・グレイシー●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


カブ・スワンソン

「ずっと言ってきただろ、試合に勝つことがすべてじゃないと。それだけなら簡単な話だ。敗北からの復活は世界で最もハードなことだし、4試合の大試練を経てそうするのは大変だった。どんな勝利だって素晴らしいし、前回の試合でそうしたかったんだけど、メンタル面で間違えてしまって向こうのやりたいようにやらせてしまったから、もう二度と同じミスは犯したくなかった。クロンは、歴史もあるし、名前が名前だからね、俺にとってはいろんな意味がある。こっちがうまく切り抜けていたから、向こうは立って打撃で行くしかなくなるだろうという気がしていた。こっちの頭を引き込むことに関しては相手がアドバンテージを生かしていい感じだった。俺が抜け出す時にうまくやっていたと思う。あいつの騒々しさにも俺は冷静だったし、パンチを食らっているときでさえ、俺の方がマシだと思っていた。いい試合をしたいからといって固執したくない。勝ち続けて自分のパフォーマンスにどんな劣りもないことを示す、それにふさわしいと思うことにこだわりたい。生活費を稼いで、特別なことは何もしないけど、試合に勝っていきたい。まだ俺はやれるんだと証明できたから、今回の勝利はでかいと思っている」


【メインカード】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ニコ・プライス vs. ジェームズ・ビック●
1ラウンド(1分44秒)KO


ニコ・プライス

「タンパがホームだから、移動の必要がなかったし、気分は最高だ。叫びすぎてもう声が出ねぇ。神様への賛美だ。それしか言えない。ここにいられることが幸せだし、UFCで戦えることが恵みだ。ものすごく興奮している。打ち込んだら機能しているのが分かったけれど、どこからともなくあのケリが飛んでくる。相手が攻めてくるのが分かって、キックを放ったらクリーンヒットしたんだ。“なんてこった”と思いながら、それでも攻め続けた。俺の体が違っていて自分を見ているかのようだから、こういう変なフィニッシュが続くね。マインドも普通じゃないし、俺は変わっているのさ。間違いなく人間じゃないね。誰とも違う。ペリーにもかかってこいと言ったんだけどな。チャンスはやってくる。年内にもう1試合できれば最高だ。子供が生まれるから、受けられるかどうか分からないけど、次にどんなカードを用意してくれるのか楽しみにしている」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
マッケンジー・ダーン vs. アマンダ・ヒバス
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


アマンダ・ヒバス

「このうれしさは説明できないわね。マッケンジーは本当にビッグネームだったから、私のキャリアにとって今回の試合はとても重要だった。これで今じゃ私もビッグネームだから、本当にうれしい。トップ10の誰かとやりたいわ。そうなれば最高ね。お願いよ、UFC。でも、誰を用意してくれても構わない。まずはたくさん食べて、この時を楽しむわ。動き出す前に私たちだって楽しまないとね。それからコーチとUFCと話す。彼らが私のボスだから。今回のキャンプはマネジャーと一緒に生活したの。大家族みたいに、ここに来るまでみんなで私を支えてくれた。またトレーニングに戻るのが待ち遠しいわ」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○マット・フレボラ vs. ルイス・ペーニャ●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)


マット・フレボラ

「タンパで戦えて最高の気分だ。ここの近くの高校に通っていたんだ。この街が好きだし、人も好き。今回は勝利を狙わないといけなくて、第3ラウンドで負けるわけにいかなかったから、めちゃくちゃがんばってやり遂げた。第1ラウンドで相手が仕掛けてきた関節技がタイトだったとしても、インサイドでコントロールできていたし、俺は問題ないと思っていた。向こうの相手に打ち込んだけど、その後、タイトになっていったんだ。でも、向こうにフィニッシュさせるなんてありえなかったし、俺はタップなんてするつもりがないから、向こうは俺を気絶させるしかなかった。息ができるスペースが少しあったから、腕に力を入れている向こうのガス欠を誘って、抜け出せるようにしたのさ。UFCキャリアが変なスタートになってしまったけど、連勝できてうれしい」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○エリク・アンダース vs. ジェラルド・マーシャート●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)


エリク・アンダース

「続けて勝利できてうれしいし、次の試合はいつでも、入れるところに入れてもらえれば。試合のオファーを受けて契約にサインし、現地に乗り込んで仕事をやり遂げる。第1ラウンドで1回か2回、相手をダウンさせたから、マウントを取ってフィニッシュできたかもしれないと思う。15分の試合に向けてトレーニングしているけど、それがやりたいわけじゃないし、フィニッシュがいい。それにファンだってそれを望んでいる。今回は自分の試合としては退屈な方だったと思う。しょうがないことだけどね。試合に臨んで仕事を果たしたんだから、少なくとも2枚のチェック(報酬と勝利ボーナス)をゲットできたのはうれしい。アクティブにいたいし、顔に少し傷ができたから、まずはそれを見てもらうけど、大丈夫なはず。トレーニングパートナーのウェイト・ハリスがDC(ワシントンD.C.)のメインイベントに出るし、前に住んでいたところだから、たまり場に戻って今年が終わる前にパフォーマンスを見せられたらうれしいね」
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