UFCファイトナイト・ボストン:ローザがバミューデスを1Rで下す

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ボストン:チャールズ・ローザ vs. マニー・バミューデス【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ボストン:チャールズ・ローザ vs. マニー・バミューデス【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2019年10月18日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間10月19日(土)、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンにあるTDガーデンを舞台にUFCファイトナイト・ボストンが開催され、プレリムのトリを飾ったチャールズ・ローザ対マニー・バミューデスのフェザー級マッチは、ローザが1ラウンド2分46秒でアームバーを決めて早期決着を実現させた。

【プレリム】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○チャールズ・ローザ vs. マニー・バミューデス●
1ラウンド(2分46秒)サブミッション(アームバー)


チャールズ・ローザ

「勝利街道に戻れたことが世界で一番気持ちがいい。これまでの10年、すべてはこのためにやってきた。特にここ2年はケガもあったからね。毎日、こうなることを考えていたし、これがあるからやめられない。この瞬間があるからこそだ。本当にハードだったし、フィジカルセラピストや医者に疑問視されたときもあったけど、1%でも復活するチャンスがあれば、たとえ無理だと言われようとも実現させたし、復活した。1ラウンドでフィニッシュだ。タイトルを狙うぜ。俺にとってはそれがすべて。この街はチャンピオンの街だからな。ボストンのガーデンではこれで3勝0敗。ボストンでは負けなしさ。このままいってやる。次のステップはランキングを上げて、いつかここで世界タイトルを争いたい。相手はこの階級じゃ柔術家で知られていたけど、これで、この階級の柔術家が誰かは分かってもらえたはずだ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○モリー・マッキャン vs. ディアナ・ベルビタ●
判定3-0(30-26、30-26、30-26)


モリー・マッキャン

「UFCで波に乗れている気がするわ。今日はちょっとつらかった。自分の性格的にもゲームプラン的にもかなりのエンジンが必要だったし、ガスタンクもたくさん必要だったけど、病みそうなくらい大変だった。だから、3ラウンドの平均パフォーマンスで勝利したとはいえ、私にとっては十分とは言えないけど、でも不満はないわ。また勝てたし、自分の良さを分かっているだけにもっと魅了できたらよかったんだけど。デビュー戦だった相手より多くのものを得たとは思うけど、今日の体調的にはそれがすべてだったから。今の自分のポジションにいられることは本当に幸運だと思っているし、また勝利してUFCでのチャンスを確保し続けられていることも恵まれていると思っている。振り返れば満足するだろうけど、今はかなりショック。また戻って3ラウンド戦って、正していきたいわ。今年中にまたチャンスをもらえたら、喜んで飛びつくわ。減量もトレーニングキャンプも、すべて完璧だったから、私次第。今日は胃の調子が悪くて変な感じだったし、うまくできなかった。肺はどうってことないのに、体が言うことを聞いてくれない感じ。少なくとも、最悪の日だったけど、勝利のためのパフォーマンスは発揮できた」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●カイル・ボフニャク vs. ショーン・ウッドソン○
判定3-0(27-30、27-30、26-30)


ショーン・ウッドソン

「勝ててすごく興奮しているし、本当にうれしい。いろいろと実感した今はフィニッシュできなかったことを少し残念に思っている。何度かタイミングはあったと思うから。試合前にもそう言っていたしね。第1ラウンドで手を売ってしまって中断したから、盛り返せたことはうれしいし、自分の力を見せられてうれしい。相手が前に出続けてきたときは、ちゃんと打ち返せるように、とにかく自分の手が良くなっていてくれればと思っていたけど、それが向こうのスタイルなのも分かっていたから、自分はしっかり集中して、ジャブにこだわりながらフットワークに専念した。コンテンダーシリーズに出たことが今回の試合の準備にかなり役立った。全体の流れとか、オクタゴンにいることとか、どれも真新しいことではなかったからね。かなり似通っていたし、とても役に立った。手は骨折じゃないと思う。ただ少し打ってしまっただけだろうから、数週間はできないだろうけど、1月には戻ってアクティブでいられたらと思っている。できることなら3カ月か4カ月ごとに試合がしたい」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ランディ・コスタ vs. ボストン・サーモン●
1ラウンド(2分15秒)KO


ランディ・コスタ

「とにかくすごかったね。夢がかなった。いつも否定的に言う人が多かったけど、彼らが間違いだってことを示せたと思う。今回の試合で冷静さも発揮できたはず。ボストンで、この(TD)ガーデンで、自分が生まれ育ったこの街でUFC初勝利を遂げられたことは本当にうれしいし、ここにいられることがものすごく幸せ。UFCでの前戦も、地元での試合もすべて、裏や入場の時に興奮しすぎてしまって試合でバカなミスを犯した。今回はすべてを落ち着かせて、周りの環境と距離を置けたと思う。すべて見えていたし、やるべきことはできた。今週から休みに入るんだ。205パウンドより軽くはなくなるだろうから、ライトヘビー級の試合でも用意したいと言われない限り、戻ってくるのは2020年の初めまで待たないといけないかな。ジムに初めて行ったとき、自分がUFCにいるなんて予想もしていなかったし、アマチュアの試合に出たり、ジョー・ローゾンみたいなレジェンドとトレーニングしたり、そんなのは考えたこともなかったから、夢みたいだけど、もっと現実味が沸くように必死にがんばり続けるよ」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●コート・マクギー vs. ショーン・ブレイディ○
判定3-0(28-29、27-30、27-30)


ショーン・ブレイディ

「初めてのUFCはすごくて、どんなふうに違うのかはあまり考えないようにしていたけど、全然違った。どでかいステージだからね。本当にすごい。格闘技のNFLやNBAみたいなもんだし、この10年は自分の人生をかけて戦うことに捧げてきた。ここに来て勝てたことは俺にとってすべて。話していると泣いてしまいそうだ。俺にとっても家族やコーチ、ここに来られるよう俺のためにいろいろとしてくれたみんなにとって本当に意味があることなんだ。すごいことだし、ここにいられてワクワクする。たくさんの人が俺を疑っていた。特にコート・マクギーみたいにタフなベテランが相手だったからね。打ち込んだのに彼が盛り返してきたんだ。これまで彼が一度しかフィニッシュされてないのにはわけがある。あとちょっとで俺が2人目になったかもしれなかったんだけど。今回の試合に臨むにあたって一番やろうと思っていなかったのがフィニッシュを狙うこと、ガス欠にならないこと、エネルギー切れにならないことだった。彼のプレッシャーはこれまで自分が一度も受けたことのないものだったし、もし、打ち込んですぐに相手に飛びついていたら、やばい状況になっていたのは俺の方だったかもしれない。フィニッシュしたいし、ノックアウトもしたいし、関節技だってかけたいけど、勝利が何よりも大事。自分自身を成長させたい。11勝0敗、12勝0敗、13勝0敗、そうしていくことが俺にとってはすべてだし、試合に勝つためにここにいる。大丈夫だと言われたら、今年中にもう一度試合がしたい。3月に契約したし、今年はもっと戦いたかった。しょうがないことだけどね。でも、とにかく試合をしてもっとうまくなりたいんだ」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ブレンダン・アレン vs. ケビン・ホランド●
2ラウンド(3分38秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ブレンダン・アレン

「気分はいいよ、ちょっとスローな出だしだったけど、フィニッシュできたし、それがすべて。今回の試合の前にコンテンダーシリーズに出られたことが良かった。自分自身にプレッシャーをかけすぎないことを学んだし、試合前じゃなくて終わったあとにすべてを受け入れればいいってことを学んだからな。エルボーが来るのは分かったけど、スローだったから手をどけたんだ。でも、向こうのリーチが長くて避けきれずにカットしてしまった。俺は感じたけど曖昧だったから、対応して反撃しないといけないのは分かっていた。ケビンに勝ったことで俺の存在を見せつけられたと思うし、俺がここにいるってことも分かってもらえたはず。できれば、次はエリク・アンダースかアンソニー・ヘルナンデスとやりたい。2人とも尊敬できる人だし、そういう人と戦う試合が好きなんだ。ケビンも本当に尊敬できる人だし、彼はこれまでにすごいタフな相手とも戦ってきていたから、彼をUFCで初めてフィニッシュしたファイターになれてとてもうれしい。家に帰って娘の誕生に立ち会いたいから、1月末か2月初めにまた試合ができればうれしいな」


ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ダニエル・スピッツ vs. タナー・ボーザー○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


タナー・ボーザー

「もちろん、UFC初勝利はでかい。友達や家族、地元のみんなにとってもUFCはものすごく大きいんだ。みんなが毎週見ているし、ファンだからね。正直、俺にとってはいつもと変わらない。前にも大きなイベントに出たことがあるし、海外のでかいショーにも出た。だからこの気持ちは新しいものでもなんでもなかったけど、友達や家族、俺の出身地ではでかいことだったから、彼らの代表としてここにいられることを誇りに思う。試合は予想していた通りだった。俺の戦い方だ。ブーイングも気に入らいないのも分かるけど、家賃を払ってくれる限り、勝利ボーナスをもらえる限りは気にしないさ。レッグキックは俺の得意なテクニックのひとつだし、レッグキックのTKOで2勝しているけど、レッグキックでストップされるのはすごく珍しいから、いつも狙っているんだ。2019年が終わるまでにもう1試合したい。いつでも行けるぜ」
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