UFC 244、ネイト・ディアス、UFCアンチ・ドーピング・ポリシーに関するUFC声明

UFC
ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて日本時間11月3日(日)に開催するUFC 244のメインイベントとなるホルヘ・マスヴィダル対ネイト・ディアス戦は予定通り実施いたします。

UFCはアンチ・ドーピングに関して業界のリーダーであり、このスポーツと所属するアスリートにとって効果的かつ平等なプログラムであり続けるよう努力を惜しみません。2019年1月より、UFCとUSADAは独立した専門家およびコンサルタントと共に、われわれのスポーツにおけるドーピングを防止しながら、オクタゴンで戦うUFCアスリートを保護できるよう、UFCアンチ・ドーピング・ポリシーが信頼性のある効果的なツールであり続けることを確実にするために改善を重ねてまいりました。

2019年8月31日、UFCとUSADAはUFCアンチ・ドーピング・ポリシーに関する特定の重大なルール変更を協議、原則的に合意し、これを受けて実行されました。これらの変更のひとつに、たとえテストの結果が陽性だった場合でも不意に物質が紛れ込んでいたことを証明できるように、特定の禁止物質の濃度レベル(最小閾値)を科学的根拠によって判断するというものがあります。非定型所見は当該薬物の使用により選手が未承認のパフォーマンス強化、あるいは、治療的な恩恵を得ようとした事実または状況が確認されない場合、違反に問われません。

2019年8月31日以降、数名のUFC選手が上記のルール改正を理由として出場停止が取り消しになっています。その1人がニール・マグニー選手です。マグニー選手は違反物質として登録されているLGD-4033またはリガンドールとして知られているSARM(選択的エストロゲン受容体調節薬)が陽性サンプルに含まれていたとして一時的に出場停止処分が科せられておりました。マグニー選手の非定型初見はUSADAによって再検査が実施され、マグニー選手がアンチ・ドーピング・ポリシーに違反していた結果は見受けられず、また違反も確認なかったと結論付けられています。

2019年10月15日、カリフォルニア州アスレチック・コミッションによる話し合いの場が設けられ、UFAは物質濃度レベルに関して議論する協議に参加いたしました。参加者にはカリフォルニア州アスレチック・コミッション、ボクシング・コミッション協会、その他、同州アスレチック・コミッションの代表者、総合格闘技報道関係者、アンチ・ドーピングの専門家および科学者らが名を連ねます。UFCアスリート・ヘルス・パフォーマンス担当常務であるジェフ・ノヴィツキーを含めUFCとUSADAからも代表者が出席し、物質濃度レベルに関する昨今の状況を検討しました。マグニー選手も同席し、濃度レベルの判定に関して彼の事案に関する事実や状況を説明する機会を得ました。サミットでは、カリフォルニア州アスレチック・コミッション、ボクシング・コミッション協会、その他の出席者は濃度レベルに関してそれぞれのルールやレギュレーションに盛り込むことを大きく支持すると表明しています。

2019年10月24日、ネイト・ディアス選手はUSADAが実施した競技外検査の結果について公式声明を発表しました。UFCはUSADAがディアス選手のサンプルに識別濃度レベルを下回る微量のLGD-4033が含まれていたとの報告を受けました。USADAは競技外検査を非定型初見として再検査しています。また、WADAが認定するユタ州ソルトレイクシティにある『Sports Medicine Research and Testing Laboratory(SMRTL/スポーツ医学研究検査研究所)』でも、ディアス選手が使用していたものと同じオーガニック性のヴィーガン植物性マルチビタミン剤のボトル2本を用いてさらなる検査が実施され、LGD-4033が含まれていたことが確認されており、これがディアス選手の検査結果が陽性を示した証拠となります。

ディアス選手は過去に一度もアンチ・ドーピング・ポリシーに違反したことがなく、一時的な出場停止処分を受けたことも、制裁の対象となったことも一度もありません。加えて、UFCは1回のLGD-4033の治療量に対して1万分の1に満たない相当微量のLGD-4033が彼の体内に存在していたとしても、そこからいかなるパフォーマンス増強も健康回復に効果的な利益ももたらさないという、独立専門家の判断も受領しています。

改定版UFCアンチ・ドーピング・ポリシーが完成次第、UFCとUSADAはその内容を公開する予定です。
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