日本時間3月1日(日)、アメリカ・バージニア州ノーフォークのチャートウェイ・アリーナを舞台にUFCファイトナイト・ノーフォークが開催され、セミメインイベントで行われたフェリシア・スペンサーとザラ・フェイリンの女子フェザー級マッチは1ラウンドでスペンサーがノックアウト勝利を飾った。
【セミメインイベント】
女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○フェリシア・スペンサー vs. ザラ・フェイリン●
1ラウンド(3分37秒)TKO
フェリシア・スペンサー
「グラウンドでの試合になるだろうと思っていた。お互いパンチは何発か決めていたけど、最終的には私の思い描いていた展開に持っていくことができた。タイトルショットに値する試合結果を残すことができたと思う。ミーガンも良い試合をしたと聞いたけど、私の方が王者には近いはず。練習してきたことを試合でやることが私のゴール。練習でも試合を想定した内容をいつもやっている。今回のキャンプでは自分の新たな凶暴さを発見することができた。今後のことはUFCと話して決める。次の試合はタイトルショットであることを願うわ」
【メインカード】
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●イオン・クテラバ vs. マゴメド・アンカラエフ○
1ラウンド(0分38秒)KO
マゴメド・アンカラエフ
「俺が言えるのは、相手を痛めつけ、ハイキックを決めたら向こうがぐらついていて、それで審判が止めに入った。イオンと話したら彼は判断に不満があるようだったけど、レフェリーはレフェリーの仕事をしただけだと言ってやった。何もかも計画通りだったのにとか言っていたけど、どういう意味かは分からない。再戦は必要ないと思う。でも、UFCがそうしろと言うなら受け入れる。俺は試合を断らない。長いキャンプだったから、家に戻って家族と時間を過ごしたい」
女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ミーガン・アンダーソン vs. ノルマ・ドゥモン●
1ラウンド(3分31秒)KO
ミーガン・アンダーソン
「試合を決めたパンチについては、コーナーにいるコーチ陣からは何回も言われていた。必ず相手がオープンになると分かっていたわ。パンチ力は持っている。あとはどのタイミングでそのパンチ力をより正確に発揮するかにかかってくる。私以外に今連勝している女子フェザー級選手はいないと思う。アマンダとの試合を狙っているわ。フェリシア・スペンサーとザラ・フェイリンの2人も可能性としてはあると思うけど、私が戦うべきだとは思う。できればオーストラリアか、私の新たな故郷カンザスシティで戦えたら嬉しいわ。でも、王者がいるところであればどこでも良いわ」
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○グラント・ドーソン vs. ダリック・ミナー●
2ラウンド(1分38秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
グラント・ドーソン
どんな試合からでも成長するための何かを得られる。ただ今日は完璧なパフォーマンスだったと思う。相手が素早くギロチンを仕掛けてきたときは苦しかったけど、あきらめずに抜け出せた。ああいうチョークはずっと見てきた。俺のジムはギロチンジムって言われているのさ。たしかにタイトだったけど、いつもやっているほどタイトな感じではなかった。不思議だなと思ったのは、向こうはすぐに仕掛けてくるだろうと思ったのに、下がって時間を使っていたから、それで俺はプレッシャーをかけられたし、前進できた。相手が対応し始めたら、グラップリングに切り替えて、そこからはどうすればいいか分かっていた。自分がやってしまったように計量のミスを埋め合わせられるようなパフォーマンスはない。それに対する言い訳はない。必ず戻ってくる。フェザー級で、今度はきっちり体重も作る。もう終わったこと。言い訳はない。今回のキャンプでかなり成長できた気がする。最高のトレーニングパートナーがいてくれるし、全員が成長している。また戻ってきて自分の力を見せつけたい」