日本時間6月7日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるUFC APEXでUFC 250が開催され、セミメインイベントでハファエル・アスンソンとコーディ・ガーブラントが対戦したバンタム級マッチは、元王者のガーブラントが豪拳を放ち、ノックアウト勝利を上げている。
【セミメインイベント】
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ハファエル・アスンソン vs. コーディ・ガーブラント○
2ラウンド(4分59秒)KO
コーディ・ガーブラント
「やっぱり勝利街道は最高だね。ハファエル・アスンソンのようにタフな相手をノックアウトしたんだから特にそう感じる。ホーン寸前で仕留めるなんて、ちょっとしたおまけだね。2016年から勝てていなかった。人生もキャリアも、アップダウンがあって本当にいろんな感情があったけど、戦うことにはしがみついていた。ノックアウトされても、ずっと自分の心の中に夢を抱き続け、追い求めてこられたのは美しい妻に恵まれ、かわいい息子に恵まれたおかげ。気持ちを持ち続けられたこと、ずっとがんばってこられたことはこれからもずっと感謝していく。この3年間、俺にとっては学びの素晴らしい経験だったし、人生の困難な出来事を経験できたことは自分のキャリアの後半で最高な部分になるんじゃないかんと思う。ここにいられること、次を楽しみにできることを心から感謝している」
【メインカード】
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○アルジャメイン・スターリング vs. コーリー・サンドヘイゲン●
1ラウンド(1分28秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
アルジャメイン・スターリング
「おれは毒蛇みたいなもんだ。人間バックパックとでも言ってくれ。フックが入ったら絶対に逃がさない。相手のコーチ陣が“レスリングで勝負してくるぞ“とアドバイスしているのが聞こえて笑っちゃったよ。もちろん、プレッシャーを序盤からかけていくつもりだったし、俺みたいなエリートレスラーは試合のペースを決めることができる。特にスピードを兼ね備えていればなおさらだ。打撃も嫌いではないけど、打撃には痛みが付随する。その点、レスリングはシンプルで勝利に繋がりやすい。俺のようにBJJ黒帯でグラウンドを得意とする選手はそれだけ危険なんだ」
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ニール・マグニー vs. アンソニー・ロッコ・マーティン●
判定3-0(29-28、30-27、30-27)
ニール・マグニー
「一番大きかったのは危機感を持てたことかな。ケージ際にうまく追い込まれてしまい、スペースを与えてもらえずに攻められなかったから、ケージ際のあのクリンチをどうにかして巻き返さないといけないという危機感を覚えたんだ。俺はどんどん成長しているし、今日の試合もそれを証明している。今日のパフォーマンスにはまったく満足していないし、もっとしっかりできることも分かっているけど、そう思う気持ちが自分を鼓舞するし、ジムに行ってトレーニングして、目標を達成する力になる。まだ始まったばかりだからね」
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●エディ・ワインランド vs. ショーン・オマリー○
1ラウンド(1分54秒)KO
ショーン・オマリー
「試合が始まってから俺が仕留めにいくまで、ものの数分だった。俺の方がでかいし、俺みたいに速さも正確性もあれば、一発で当てるし、あっという間に食らわせて仕留められる。今回の試合は超絶に調子が良かった。ケガもなかったしね。前回の試合はちょっとしたケガがいくつかあって95%くらいの感触だったけど、今回は100%でいけた」