DCTが2件のプレスリリースで説明した通り、UFCスタッフやイベント関係者、ヤス島の従業員、そしてより広範囲におよぶアブダビのコミュニティーの安全を守るために、UFCファイトアイランドのすべての参加者はヤス島のホテルで14日間の隔離措置を受ける。
1,500人を超えるイベント関係者とヤス島の従業員は厳しいCOVID-19対策を採用するヤス島の“セーフゾーン”に駐在する。
UAEを拠点とするすべての人員とヤス島のサポートスタッフは、すべてのホテルに完全で徹底した消毒作業が行われた後、過去数週間の間にヤス島のホテルに集合している。
ホテルでの14日間の隔離と検査での陰性判定を受けた人物は、ホテルを離れてヤス島のセーフゾーン内を移動することが許可されている。このゾーンはヤス島の約11kmの範囲内にあり、会場やホテル、トレーニング施設、飲食施設等が含まれる。離陸時と着陸時にCOVID-19の検査を受け、到着から48時間後と出発48時間前のUFCアスリートとそのコーチのみが7月に“セーフゾーン”内に入ることができ、UFCスタッフとイベント関係者、ヤス島の従業員にもセーフゾーンへのアクセスが提供される。
This is the first look at the testing and infrastructure being built on Fight Island (Yas Island, Abu Dhabi). This experience is going to so BADASS for my fighters and my staff!!! #InAbuDhabi @VisitAbuDhabi pic.twitter.com/dog3eIhxxC
— danawhite (@danawhite) June 30, 2020
「検査の模様とファイトアイランド(アブダビ・ヤス島)に建てられている施設の最初の外観。この経験は私のファイターとスタッフたちに素晴らしいものになるだろう!!!」
COVID-19のパンデミックによってもたらされた世界的な新たな健康安全上のランドスケープの中で運営するべく、アブダビDCTによって組織立てられ、実装される“セーフゾーン”は、UFCとアブダビに安全性を取り戻し、今後、年内にUAEで実施される注目のイベントのために道を切り開く上での革新的なアプローチを象徴する。
UFCファイトアイランドに取り込まれる手法とプロセスは広範囲におよぶ。アブダビを拠点とするすべてのイベントスタッフは6月19日からホテルの一室において14日間の隔離期間に入っており、この期間に必要とされる3回のCOVID-19検査をすべて終えている。彼らは隔離されている間、740名の屈強なクルーが会場と試合エリアを建設し、今は工事が完了している。セットアップクルーはすでにこのゾーンを離脱しており、このエリアはアブダビの警察によって閉鎖され、全面的な消毒が進められている。
UFC Fight Island Part 2!! I can’t wait to get there. #YasIsland #InAbuDhabi @VisitAbuDhabi pic.twitter.com/kDrwv2BzQG
— danawhite (@danawhite) June 30, 2020
「UFCファイトアイランド、パート2!! ここに行くのが待ちきれない」
すべての試合はフラッシュ・フォーラムで行われる。革新的な1.5メートルにわたる“ミストトンネル”が入場者の表面に存在するバクテリアの99%を滅し、全員を消毒する。また、全会場のすべての部屋に消毒用のステーションが設けられ、コマーシャルエリアは除外されている。また、人の密集は避けられ、マスクの着用が常に義務づけられる。ゾーン内にある最新式で空調管理された屋内アリーナに設けられたオクタゴンは、全試合間で消毒が行われ、毎晩、徹底した清掃が行われることになっている。ファイターの楽しみのためにヤスビーチにもう一つのオクタゴンが建築中であり、これも同様の滅菌措置が取られる。
これまでに行われた2,000回を超えるウイルス検査に加え、イベントサイトでは重要な発展が進行中だ。740名のクルーが350トンもの鋼鉄製資材と18kmにもおよぶケーブルを用い、64万平方メートルの地を世界最高の試合が行われる高名なオクタゴンにふさわしい場所に変貌させるべく作業に取り組んでいる。