UFCファイトナイト・ラスベガス22:グリフィンがソン・ケナンをノックアウト!

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ラスベガス22:ソン・ケナン vs. マックス・グリフィン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年3月20日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ラスベガス22:ソン・ケナン vs. マックス・グリフィン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年3月20日(Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月21日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス22が開催され、セミメインイベントでソン・ケナンとマックス・グリフィンが対戦したウェルター級マッチはグリフィンが1ラウンドでKO勝利を遂げた。

なお、当初、セミメインイベントとして予定されていたグレゴール・ガレスピー対ブラッド・リデルのライト級マッチは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)プロトコルに従い、今回のイベントでの試合は中止とし、後日に延期されることが決まっている。

【セミメインイベント】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ソン・ケナン vs. マックス・グリフィン○
1ラウンド(2分20秒)KO


マックス・グリフィン

「彼の試合を見てプレッシャーが好きじゃないと分かった。アレックス・モロノがプレッシャーをかけて押し込んでいた。彼は相手を追い詰めているときしかうまくできていない。だから、こっちがプレッシャーをかけていったんだ。右の強打はヤバいけど、俺の方が右手は強い。もし向こうが当てたくても、俺には5インチ長いリーチがある。見せつけてやらないとな。相手に右を当てて、向こうが(ふらつくのを)見て、それからパウンドを浴びせた。彼はいいヤツだけど、誰とも戦っていなかった。彼が打ち負かしてきたヤツらは大したことない。俺はいろんなヤツと戦ってきた。コルビー・コビントン、エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス、マイク・ペリー、アレックス・オリベイラ、ゼリム・イマダエフ。そういうヤバいやつらとやってきたんだ。彼はそうじゃない。それを俺が証明した。セミメインイベントに変わったと連絡を受けたときは泣いてしまった。今年の正月に、チームと話してセミメインイベントに出て、圧倒しようって話していたんだ。神様がかなえてくれた。ESPNに出演したあと、セミメインイベントに抜擢されて、あんなにすごいノックアウトを決められるなんて。これ以上いいことなんてないよ。今年にメインイベントをやりたい。今年はランキングにも入りたい。自分が幸せで笑っているとき、俺は誰かを痛めつける。嫌なやつだろ。本当の俺は楽しんで、ふざけて、でも集中している。流れに身を任せるんだ。今日はそれができた」


【メインカード】
女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●シャイアン・ベイズ vs. モンツェラート・ルイス○
判定3-0(28-29、27-29、28-29)


モンツェラート・ルイス

「キャリアを通してアンダードッグになるのには慣れているわ。私が勝つことを気に食わない人たちがいるのも分かっているけど、別にいいわ。そのおかげでもっとエネルギーが湧いてくるし、自分はやれるんだって思える。何がやって来ようとも、両手を広げて受けて立つ。いろいろ条件をつけるようなタイプじゃない。起きることを受けて立つ方なの。次に何があるかは待ってみるつもり」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○エイドリアン・ヤネス vs. グスタボ・ロペス●
3ラウンド(0分27秒)KO


エイドリアン・ヤネス

「とてもいい気分だ。ドリルもスパーリングもグラップリングもローリングもずっと続けてきた。その成果が出たことは本当に良かったと思う。今回の試合はすべてが想定通りに進んだ。思い通りに攻めていけた。相手がスペースを開けてくれたから、そこを狙ったのさ。コーチに、打てるようなら狙うと言ってあった。オクタゴンに入るたびに、みんなに俺の名前を覚えてもらいたいと思っている。注目してもらいたい。みんなを楽しませることが俺にとっては名誉なこと。俺たちは戦うことで金をもらっている。これが俺の夢だし、同時にみんなを楽しませたい。あまり自分を露出させるのは好きじゃなかった。試合の最初からガンガン攻めていったわけじゃない。冷静に、落ち着いて、しっかり対応した。それが功を奏したんだと思う。とどめを刺すことはあまり考えていなかったけれど、そうなるだろうとは思っていた。今週はずっとそう思っていたんだ。ただ、ショットを選んで一貫性を保つ必要があった。今回のトレーニングキャンプではそれが一番のポイントだったからね。その成果が今日のオクタゴンで発揮できた。自分がこの階級のトップにいるような気持ちでいるけど、このブロックでは新参者だ。グスタボ・ロペスはタフなファイター。彼のパワーは尊敬していた。だからこそ1分もかかった。メラブは彼をフィニッシュできていないのに、トップ15にいる。俺はフィニッシュした。それが何を表しているかってことさ。俺にとってはとても大きな意味を持つ。まだまだやらなきゃいけないことがある。自分自身に証明することもたくさんある。仕事はまだ終わりじゃない。ここからが長い。この階級のトップに立ちたい。戦い続けたいし、アクティブで居続けたい。5月のカードに入りたいんだ。今年はあと3回か4回は試合したい。フィニッシュしたいね。自分にとって一番興味があるのはファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれることじゃなく、パフォーマンスボーナスをもらうこと」


ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○タイ・トゥイバサ vs. ハリー・ハンサッカー●
1ラウンド(0分49秒)TKO


タイ・トゥイバサ

「最高の気分だ。勝利を手にするのはいつだって最高。負けるのは決して良いもんじゃない、それだけは確かだ。試合に臨み、やり遂げた。目の前にいるのはただの別の体。俺は一生懸命トレーニングして自分のことを気にしている。対戦相手や彼らが何をするかは気にしない。自分が健康で準備ができていれば誰にでも勝てると思う。みんなは俺をUFCのベテランと呼ぶけど、正直言うと、MMAを学んでいるところだと思う。まだまだ時間が必要で、もっと学ぶべきことがあると思う。まだ始まりに過ぎない。興奮しているよ。俺は息子を養うためにここに来ている。だからこれをしているんだ。相手は負けちゃったけど、それがファイターってもんだ。ファイターは直前のオファーで試合に参加する人のこと。そんな彼にエールを送るよ」
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