UFCがTwitchチャンネルを通じてアメリカがん協会に127万円を寄付

UFC
UFCとアメリカがん協会のロゴ【UFC】
UFCとアメリカがん協会のロゴ【UFC】
UFCは『Twitch.tv(ツイッチ)』のプログラムを通して集まった募金の受益者として“American Cancer Society(ACS/アメリカがん協会)”と提携し、1万1,152ドル70セント(約127万円)の寄付を集めた。

UFCはがんが健康上の大きな問題となる状況をなくそうと取り組む全国的な非営利団体であるアメリカがん協会と2020年8月から慈善提携を結んでおり、各月のファンの登録料から純収入を直接的にACSに提供している。

アメリカがん協会のコーポレートおよびスポーツアライアンス部門上級副社長のハワード・バイクは「UFCとのパートナーシップによって、アメリカがん協会は新たなエキサイティングな視聴者の元に届いている」とコメントし、次のように続けた。

「UFCは世界でも最も急速な成長を見せるスポーツ組織の一つであり、彼らとの提携を継続し、生命を守るACSのミッションへの認知度や支援を高めることにわれわれはエキサイトしている」

2011年に誕生した『Twitch』は世界的なライブストリーミングプラットフォームであり、フォロワーたちがお気に入りのストリーマーやブランドとつながり、相互作用することを可能にする。フォロワーは月額4ドル99セント(約560円)で一つのチャンネルに登録するか、“Amazon Prime(アマゾン・プライム)”のメンバーシップの一部として“Twitch Prime(ツイッチ・プライム)”のサブスクリプションを行うことで、お気に入りのコンテンツクリエイターをサポートできる。

UFCのTwitchプログラムは1週間あたり5日から6日のライブ配信を実施。これらにはゲスト司会者としてよく出演する元UFCライト級チャンピオンのジェンス・パルヴァー、元UFCミドル級チャンピオンのクリス・ワイドマン、元UFCライトヘビー級タイトル挑戦者のドミニク・レイエス、UFCウェルター級のスティーブン・トンプソン、UFC女子ストロー級のアンジェラ・ヒルら、現役、もしくは引退したアスリートが登場する。

これらの出演者はファンと共に試合の分析や過去の名試合の視聴、Q&A、UFCニュースについての議論などを行い、毎月行われるペイ・パー・ビューイベント期間中に『UFC Watch Along(UFCウオッチ・アロング)』に参加する。

UFCの国際およびコンテンツ部門上級副社長のデビッド・ショーは「われわれはアメリカがん協会と提携し、世界的な認知度を高め、彼らの人命を救うためのミッションを支える資金を提供することに感激している」と述べた。

「UFCにはあらゆるスポーツの中でも最高のファンがいて、ACSのような驚くべき組織との提携はパーフェクトな組み合わせだった」

17万人以上のフォロワーを擁するTwitchプログラムを運用するUFCは、デジタルへの参画や、重要研究をもって病との闘いを支える組織との慈善提携を拡大していくことを見据えている。

アメリカがん協会は命を救い、人生を祝福し、がんのない世界を目指す戦いをリードする草の根的な組織だ。
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