日本時間7月9日(日)、ラスベガスのT-MobileアリーナでUFC 213が開催され、ミドル級のチアゴ・サントスとジェラルド・マーシャートが対戦した。
第1ラウンドでマーシャートにダメージを与えたサントスだったが、フィニッシュを決めるには至らず。次のラウンドではマーシャートがテイクダウンを仕掛けた後、サントスが亀の状態からマーシャートにパウンドを浴びせるも、いったん、マーシャートが立ち上がって仕切り直し。それでも、サントスが続けざまにパウンドを放ち、鉄槌の連打を受けるマーシャートを見てレフェリーが間に割って入った。
勝ったサントスは近い将来の対戦希望相手としてゲガール・ムサシの名を挙げ、2016年に敗北を喫したムサシとのリマッチに向けた思いを明かしている。
ミドル級 5分3ラウンド
○チアゴ・サントス vs. ジェラルド・マーシャート●
2ラウンド(2分04秒)TKO
チアゴ・サントス
「俺にとってはかなり重要な試合だった。ジェラルドはタフなファイターだけど、俺の方がタフさじゃ負けないし、今日はそれを証明できたはず。ミドル級のいるべき場所に戻ってきた、そんな風に思っている。あと1勝か2勝したら、ゲガール・ムサシと再戦したい。きっと結末はかなり違ったことになるはずだ。俺はファイターとしてずっと成長し続けているから、それを世界に見せつけたい。目の前に現れるやつをフィニッシュし続ける」