日本時間7月9日(日)、ラスベガスのT-MobileアリーナでUFC 213が開催され、ヘビー級のトラヴィス・ブラウンとアレクセイ・オレイニクが対戦した。
早々にプレッシャーをかけていくオレイニクに対し、ブラウンがローキックから膝蹴りにつなげ、さらに打撃を見舞った。オレイニクはブラウンの攻撃でダメージを負いながらも、タフさを発揮してフィニッシュさせない。オレイニクにケージに押し込まれたブラウンが体勢を入れ替えてテイクダウンを取ったものの、下からオレイニクが鉄槌を浴びせ続け、最後は組み付いて背後にまわったオレイニクのリアネイキドチョークが入ってブラウンは万事休す。
一本勝ちしたオレイニクは精根尽き果てた様子を見せたが、ブラウンを相手に大きな1勝を挙げている。
ヘビー級 5分3ラウンド
●トラヴィス・ブラウン vs. アレクセイ・オレイニク○
2ラウンド(3分44秒)サブミッション
アレクセイ・オレイニク
「自分のキャリアで一番の勝利。最高の気分だよ。僕のことを応援してくれている世界中のファンに感謝している。最高の瞬間だ。トラヴィスは俺たちが対策として練習してきたすべてを仕掛けてきた。トレーニングパートナーのアメリカン・トップ・チームがいなければ今回の勝利はなかったと思うから、心から感謝している。今回のチョークはちょっと変わったサブミッションだけど、わりと使うことが多い技なんだ。リアネイキドチョークを仕掛けたように見えたと思うけど、相手をツイストするために自分の体重も生かしている。その角度から言えばダブルサブミッションってところかな。これこそ、俺が“ザ・ボア・コンストリクター”と呼ばれる由縁さ」
オレイニク、強敵ブラウンに一本勝ち
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