コンディションは良好! RTU1回戦に向けて好感触の松嶋こよみ

ROAD TO UFC
ROAD TO UFC:公式計量に臨んだ松嶋こよみ【シンガポール・シンガポール/2022年6月8日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
ROAD TO UFC:公式計量に臨んだ松嶋こよみ【シンガポール・シンガポール/2022年6月8日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
7日(水)、『ROAD TO UFC』に出場すべくシンガポールを訪れている松嶋こよみが独占インタビューに応じ、現在のコンディションや韓国のホン・ジュニョンと当たるフェザー級1回戦の展望を語ってくれた。

「コンディションはバッチリで、動けているし体重も調子良く落ちていて、いい状態かと思います」と話す松嶋は、現地での食事にも問題はなく、サウナスーツを使わずに順調に減量を進めているという。

「部屋で半身浴で落としています。こっちに来て結構落ちていて、今回は全然楽です。通常体重は結構あるんですけど、今回は久々のフェザーで水抜きありの階級なので、ちょっと早めに落としてという感じがありました。普段は77、8kgあって、そこから70kgだと結構楽に落ちるんですけど、そのあと4kgあるんで。それでも今回は楽に落ちて、準備ができているかなと思います」

対戦相手の研究や対策について、松嶋はこう話す。

「試合相手が決まったという連絡が来て、ビデオを数回見て、それ以上考えないようにという感じで準備しているので、それほど見ていないです。相手のことを対策しすぎちゃうのもよくないかなというのがあって。見てますけど、そこまで実際にそういう試合展開になるかと言ったら、また違うと思うので。もちろん、すごく気持ちが強いというのはあるんですけど、ただ、構え方的にすごくやりやすいかなっていう・・・説明が難しいんですけど」

「僕は左右関係なく入れ替えて、スイッチしたりとかしてやるので、相手が対策として映像を見込んできちゃうと、多分全然違う選手だなと思うかなというのはあります。ドミニク(クルーズ)とかT.J.ディラショーとかを参考にして練習しているんですけど、多分、すごく嫌がってくれるんじゃないかなあと。あとは(相手が)結構追いかけるタイプなので、追いかけたところにいないような動きをしたりしていけば、問題ないんじゃないかなと。それが実際うまくはまるかも分からないですけど、練習してきた感じでいうとバッチリ倒せるんじゃないかと思っています」

松嶋が1回戦を勝ち上がれば、SASUKEこと佐須啓祐と対戦することになるかもしれない。しかし、日本人同士の対決でも、松嶋の戦いへの姿勢には何ら影響はないようだ。

「別に相手が日本人でも韓国人でも中国人でも関係ないかなと思っていて、SASUKE選手は面識もありますけど、気にならずに戦えるタイプなので、大丈夫かなと思います」と松嶋はコメントした。

また、ROAD TO UFCという枠の中で自分の試合が世界中に配信されることについて、空手をバックグラウンドに持つ松嶋は自分の個性をアピールできるチャンスだと捉えている。

「空手とレスリングの融合ってあまり使っている選手もいないと思うし、日本の武道は特別なものだと思うので、そういう部分を見せていけたら。ボクシング・レスリングだったり、そういうものとはちょっと違う動きを見せて勝てていけたら、こいつの試合をみたいなと思う人も出てきてくれるんじゃないかな」

そう語る松嶋は、最後に日本のファンに向けて静かな決意を見せた。

「このチャンスを活かせるように覚悟を決めて戦いたいと思うので、応援よろしくお願いします」
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