緊急参戦のヤングに快勝したボルカノフスキー

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・シドニー:アレックス・ボルカノフスキー vs. シェーン・ヤング【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・シドニー:アレックス・ボルカノフスキー vs. シェーン・ヤング【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間11月19日(日)、オーストラリアのクードス・バンク・アリーナでUFCファイトナイト・シドニーが開催され、150パウンドのキャッチウェイト(契約体重)でアレックス・ボルカノフスキーとシェーン・ヤングが対戦した。

2度の対戦変更があり、3人目の相手として直前のオファーを受けたヤングとの一戦に臨んだボルカノフスキーは様子を見る相手のスキを突いてジャブを打ち込み、要所で蹴りも放っていく。ヤングにプレッシャーをかけてケージに押し込んだボルカノフスキーはテイクダウンにつなげながらも決め手を欠いた。

第2ラウンドもボルカノフスキーの猛攻が続いたものの、デビュー戦ながら気持ちを強く持ったヤングが懸命に耐え抜く。とはいえ、ヤングはボルカノフスキーの攻めに抵抗するのが精いっぱいでなかなか反撃の糸口をつかめない。

フィニッシュを狙うボルカノフスキーは最終ラウンドに入って序盤から積極的に攻めていき、ケージにヤングを押しつけると、体重をかけながらパンチを食らわせたが、一瞬のチャンスをつかんだヤングがボルカノフスキーへのテイクダウンを成功させる。ただ、すぐに返されてしまい、以降はホーンが鳴るまでボルカノフスキーの厳しいパウンドやプレッシャーを浴び続けた。

結局、フィニッシュできなかったものの、ユナニマス判定でボルカノフスキーがヤングに圧勝している。

試合直前での対戦カード変更に伴い、この一戦は150パウンドのキャッチウェイトで行われている。

ライト級マッチ<キャッチウェイト:150lbs/68.04kg> 5分3ラウンド
○アレックス・ボルカノフスキー vs. シェーン・ヤング●
判定3-0(30-26、30-27、30-26)

アレックス・ボルカノフスキー


「当然、フィニッシュしたかったけど、勝利できたことにはとても満足している。デビュー戦に挑む場合、少し慎重にいきたがるものだから、自分はバカなことを一切せずに、とにかくゲームプランにこだわって、それで圧勝できた。一番うれしかったのは最後に観客からたくさんの声援を受けたこと。試合が始まった時はあまり来にしないようにしていたけど、応援してくれているのは確実に伝わってきたし、本当にすごかった。次はトップ15の誰かとやりたい。自分のことも自分の力も信じている。UFCでは負けなしだし、世界一の人たちと戦うためにここにいるんだ」
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