セオドルがケリーに判定勝ち

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・シドニー:エリアス・セオドル vs. ダニエル・ケリー【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・シドニー:エリアス・セオドル vs. ダニエル・ケリー【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間11月19日(日)、オーストラリアのクードス・バンク・アリーナでUFCファイトナイト・シドニーが開催され、ミドル級のエリアス・セオドルとダニエル・ケリーが対戦した。

リラックスした表情でオクタゴンに上がったセオドルはリズム良く蹴りを決めていき、低いところから高いところまで戦略的に打ち込んでいく。ケリーが距離を詰めれば足を出す流れとなり、思うように攻撃できないケリーは身体をつかんでテイクダウンに持ち込もうとしたものの成功せず。

足技に加えてジャブを織り交ぜ始めたセオドルはケリーの組み付きをことごとく跳ね除けていくが、ケリーの振りかぶった腕が顔面を直撃してダウン。押し込まれそうになったものの、すぐに立ち上がって反撃に出た。その後もミドルキックを中心に試合を組み立てたセオドルはケリーの強烈なパンチを何度か食らったものの、ハイキックをヒットさせるなど有効打を重ねている。

第3ラウンドは若干疲れが見え始めたセオドルにケリーが猛攻を仕掛けていく。パンチでセオドルをケージに追い込んだケリーがテイクダウンを成功させ、セオドルの背後にまわったケリーがリアネイキドチョークを決めにいったが、フィニッシュにはいたらず、何とか耐え抜いたセオドルがうまく脱出。今度はセオドルがケリーに馬乗り状態となり、立ち上がったケリーをケージに押し込んでいく。フルラウンドを戦い抜いて決着つかず、勝負の行方はジャッジに委ねられた。

判定はユナニマスでセオドルの勝利。アリーナからはブーイングも聞かれたが、白星を手に入れたセオドルは満足げな表情を見せている。

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○エリアス・セオドル vs. ダニエル・ケリー●
判定3-0(30-27、30-28、30-26)

エリアス・セオドル


「熟練の総合格闘家に勝てたことを誇りに思う。彼は自分が生まれる前から柔道をやっているし、熟練のテクニシャンだ。必死にテイクダウンをしかけにいった。彼に負かされた人たちはスタンディングで彼とボクシングをしようとしていたから、俺は自分のリーチとキックを生かして試合のテンポをコントロールしょうと決めたんだ。ショークを決めにきた時、試合終盤だってことは分かっていたから、自分の首が悲鳴を上げる前に相手の腕の強さが弱まるはずだから、きっと脱出できると信じていた。目標はファイターとして成長し続けること。このスポーツはまだ始めたばかりで、格闘家としてはまだ成長できていないから、常に学んでいるところだ。今は彼女やコーチたちと時間を過ごすのが楽しみだけど、次にどうするかも決めていくよ」



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