メインコンテンツに移動
/themes/custom/ufc/assets/img/default-hero.jpg

変幻自在&正確無比 トンプソン圧勝!

日本時間2月7日(日)、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われたUFCファイトナイト、メインイベントの結果は以下の通り。



メインイベント
ウェルター級 5分5ラウンド 
ジョニー・ヘンドリックス vs. スティーブン・トンプソン




元ウェルター級王者、現在ランキング3位の「ワンダーボーイ」ことヘンドリックスは、昨年5月にマット・ブラウンに勝利して以来の登場。全身を鍛えるストロングマン式のトレーニングを積み、肉体改造に励んで来た。対するワンダーボーイことトンプソンは、バックグラウンドのケンポー・カラテ仕込みの強烈な打撃を武器に現在5連勝中で、ランキング8位に付けている。どちらが勝つにせよ、ウェルター級タイトルの挑戦者候補として浮上することとなる。

1ラウンド、サウスポーに構えた両者。トンプソンが半身の構えから前足でのサイドキックを繰り出すと、ヘンドリックスはすかさず前に出て組み付くことに成功。しかしトンプソンは倒されず、脇を差し替えして突き放してみせた。その後トンプソンは距離を取ると、半身の構えで軽快なステップを踏みながらスイッチを繰り返し、横蹴り、前蹴り、ロー、ハイ、左ストレート、二段蹴り、右ストレートと変幻自在かつ正確無比な打撃を繰り出してヘンドリックスを翻弄していった。

ラウンド残り2分を切った時点で、なんとか距離を詰めたいヘンドリックスが前に出たところに、トンプソンの強烈な右ストレートがヒット! ぐらついたヘンドリックスがケージ際まで下がると、トンプソンは右ハイからパンチのラッシュ! その後少し距離を取って本来の間合いに戻したトンプソンは、右の後ろ廻し蹴りから逆ワンツーを顔面にヒット! これが効いて座り込んでしまったヘンドリックスにトンプソンが右フックを続けざまに叩き込むと、レフェリーが試合を止めた。3分31秒のことだった。 

ヘンドリックスのテイクダウンを防いでは、おそるべき高さの精度を誇る打撃を入れ続けて圧勝したトンプソンは、「いい試合を魅せたかったんだ。地元のみんなが喜んでくれたら嬉しいね。次はタイトルマッチをやりたいね! 多く蹴りを放って、向こうがこっちの足を掴みにくいようにしたんだ。別にKOを狙ったんじゃなくて、戦いの中でそうなったんだ」と語った。現王者のロビー・ローラーと紙一重の大熱戦を繰り広げたヘンドリックスを一方的に倒したことで、タイトル挑戦が俄然現実味を帯びて来たと言えるだろう。

敗れたヘンドリックスの方は、「躊躇してしまったんだ。こっちが距離を詰めるたびに動かれてしまった。背後にケージがあるかと思ったんだけどそれもないところにね。向こうが素晴らしかったよ。今日はスティーブンの方が強かったんだ。おめでとう。僕もまた練習して戻って来るよ」と潔い態度で敗戦を振り返り、最後には笑顔を見せた。