UFC会長のデイナ・ホワイトから電話を受け取った時、スティペ・ミオシッチは自宅のソファでニューイングランド・ペイトリオッツ対デンバー・ブロンコス戦を観戦していた。熱狂的なペイトリオッツのファンとして知られているホワイト会長だが、今回、ミオシッチに電話したのはペイトリオッツの試合状況を報告するためではない。 デイナ・ホワイト会長との会話を振り返ったミオシッチは「デイナから電話がきて、“ケイン・ヴェラスケスが出れなくなったから出るか? トレーニングしているか?”って聞かれたんだ」と明かす。 「はい。すぐに折り返しますって言って、コーチ(マーカス・マリネーリ)に電話して相談したんだ。コーチはすぐ“やろうぜ”って言ってくれたから、デイナにかけ直して試合に出るって伝えたよ」 そう言って笑うミオシッチは、これで一瞬にしてヘビー級ランキング2位の立場から王者ファブリシオ・ヴェウドゥムに挑戦する男にのし上がった。タイトルマッチは日本時間2月7日(日)と間近に迫っているが、今月2日にアンドレイ・アルロフスキーをわずか54秒でノックアウトしてからも休まず自身のジムでトレーニングを重ねていたミオシッチは大会2週間前の試合決定にも動揺している様子はない。 「調子はいいし、準備もできてる」 ミオシッチはここ最近6試合のうち、ロイ・ネルソン、ガブリエル・ゴンザーガ、ファビオ・マルドナド、マーク・ハントらとの対決で5勝しており、今ヘビー級で最もアツい男の一人だ。特にアンドレイ・アルロフスキー戦でのKOは多くの人を驚かせた。去年、ケイン・ヴェラスケスから勝利を奪って王者に輝き、調子の波に乗るファブリシオ・ヴェウドゥムとの対決は見ごたえある試合になること間違いなしだ。
ヴェウドゥムについて聞かれたミオシッチは「タフで、この階級の強い奴を片っ端から倒してる王者にふさわしい奴だよ。寝技もできて、戦うたびに強くなってると思う。ただ俺みたいな戦い方をする奴とはまだ戦ってないからね」とコメントした。 2月初旬にMGMグランド・ガーデン・アリーナで開かれるUFC 196でミオシッチは世界に彼が王者にふさわしい選手ということを知らせる機会が与えられる。
Gotta grab opportunity when it comes knocking. #LetsGo — Stipe Miocic (@stipemiocicufc) January 24, 2016
Gotta grab opportunity when it comes knocking. #LetsGo
— Stipe Miocic (@stipemiocicufc) January 24, 2016
「やっとクリーブランド(地元)にベルトを持って帰えるチャンスが貰えてすごく興奮してる。早くみんなに俺が王者になれるってことを証明したい」