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エル・ククイことファーグソン、トムソンを完封

 


水曜、 サンディエゴのヴァレーヴュー・カジノセンターで行われたファイトナイト大会において、トニー・ファーグソンがとうとうライト級のビッグネーム相手にその力を証明してみせた。ファーグソンは、元ストライクフォース王者のジョシュ・トムソン相手に判定3−0(30−27、30−27、30−26)で完勝してみせたのだ。ランキング11位のファーグソンはこれで20勝3敗に、ランキング9位のトムソンは20勝8敗1ノーコンテストとなった。

1ラウンド、ファーグソンのトリッキーなスタイルにうまく対応したトムソンは、スイッチを交えてテイクダウンにも成功する。しかしファーグソンは前進を止めず蹴りを出してゆく。後半ファーグソンの跳び膝をキャッチしたトムソンがテイクダウン。トムソンは上から、ファーグソンは下から激しく打撃を交換し合い、ファーグソンはサブミッションも狙っていった。

2ラウンド、ファーグソンはボディへの蹴りと顔面への肘で攻勢に。それを耐えたトムソンも反撃に出るが、左を貰って額から出血してしまう。やがて試合がグラウンドに移行すると、ファーグソンは下から三角締めや腕狙いを見せた。やがて両者は立ち上がりさらに激しい打撃の交換を行った。

3ラウンド、トムソンは吠えながらコーナーを飛び出して両者はまたしても激しい打ち合いに。ファーグソンは肘でトムソンを再び切り裂き、トムソンの顔面は血に染まる。さらに強烈なミドルを食い込ませたファーグソンだが、トムソンも決して下がらず闘い続けた。

ホルム vs. レノー
UFCデビュー戦でラケル・ペニントンを下した女子バンタム級コンテンダーの ホリー・ホルムはこの日、 マリオン・レノー相手にその打撃を存分に見せつけて判定3−0(30−27、30−26、29−28)で勝利を得た。これでホルムは9戦全勝、レノーは6勝2敗となった。

「勝ったことは嬉しいけど、私は絶対に自分のパフォーマンスに満足することはないのよ」とホルムは語った。「デビュー戦よりはちょっとは力を見せられたけど、まだまだね。」

1ラウンドはお互い蹴りを主体に闘った両者。ホルムは手数で上回り、ハイを当ててみせた。

2ラウンド、レノーはより積極的に出て来るが、ホルムのカウンターを貰ってしまう。ホルムはさらにコンビネーションを当てて優位に。レノーはガードに跳び付いてみせるが、ホルムは叩き付けると距離を取った。

3ラウンドも同様の展開が続き、ホルムがタフネスを誇るレノーに有効打を当て続けた。

ガンブリヤン vs. ヨンゲルセン

このバンタム級戦では、マンヴェル・ガンブリヤンとスコット・ヨンゲルセンが激しい攻防を展開。結果としてガンブリヤンが判定3−0(三者とも30−27)で勝利を得た。 これでガンブリヤンは18勝9敗1ノーコンテストに、フライ級からバンタム級に復帰したヨンゲルセンは15勝11敗となった。

1ラウンド早々、ガンブリヤンのギロチンが極まったかに見えたが、ヨンゲルセンは脱出して攻撃に。しかしガンブリヤンも寝技とクリンチの攻防で反撃。やがてお互いフェンス際で激しい打ち合いに。ヨンゲルセンも強打を当てるが、ガンブリヤンの右がヒットしてヨンゲルセンはダウン。すぐに回復したヨンゲルセンも反撃に転じた。

2、3ラウンドハイレベルな闘いが続き、お互いコンビネーションを放って行く。ヨンゲルセンはスタンドでよく闘ったものの、パワーに回るガンブリヤンは組み技の攻防で優位に立った。


リー vs. ムーンタスリ

このライト級戦において、モータウンの天才ことケヴィン・リーが、 ジェイムズ・ムーンタスリから1ラウンドで一本勝ちし、4連勝を飾った。これでリーは11勝1敗、ムーンタスリは8勝3敗となった。

「試合前からこうなることは分かっていたよ」とリーは語った。「みんなも分かっていたはずだ。僕はこの階級なら誰でもテイクダウンできるけど、今日はスタンドでも闘いたかった。ジェイムズは一流ストライカーで、僕もそんな相手と打撃で渡り合えることを見せたかったんだ。でも僕の主武器は柔術だ。これで4連勝だから次はトップ10以内の相手と闘いたいね。」

試合開始から素晴らしい動きを見せた22歳のリーは、打撃技術の向上ぶりを見せつけると距離を詰めてテイクダウン。そこからあっさりチョークを決めて2分56秒で勝利を得た。


ジョウバン vs. ドゥワイヤー

ウェルター級有望株の二人、アラン・ジョウバンとマット・ドゥワイヤーが激しい攻防を展開してファンを沸かせた。結果としてジョウバンが判定3−0(三者とも29−27)で勝利を得た。これでジョウバンは12勝3敗となり、ドゥワイヤーは8勝3敗となった。

1ラウンドの2分過ぎ、ドゥワイヤーの右がヒットしジョウバンはダウン! ドゥワイヤーはギロチンを狙うがジョウバンは凌いでみせた。ジョウバンは後半打ち合いで優勢となったが、倒れたドゥワイヤーの頭部に膝を当てて減点をもらってしまった。

2ラウンド、挽回の必要のあるジョウバンは前に出る。ハイからボディを当てると、さらに右の浴びせ蹴りを当ててドゥワイヤーをぐらつかせ、観客を沸かせた。

3ラウンド、ジョウバンはさらに有効打を当てるがドゥワイヤーも打ち返す。激しい打ち合いのなか、ジョウバンはラッシュをかけてさらに試合をグラウンドに。ジョウバンはフィニッシュを狙うが時間切れとなった。

「メインカードの第一試合で、いい試合をできると分かったからマットを指名したんだ」とジョウバンは語った。「結果は嬉しいよ。減点を受けたから2、3ラウンドに攻撃しないとと思ったんだ。あの反則は故意じゃないよ。今年あと2試合して自分の年にしたいね。」