UFC 162 のメインカード結果を見てみよう…
7月6日ラスベガス。土曜の夜、MGMグランドガーデンアリーナにて行われたUFC162のセミファイナルにて、元ライト級王者のフランキー・エドガーが念願の勝利を挙げた。ここのところベンソン・ヘンダーソン に2敗、そしてジョゼ・アルドにも敗れて3連敗中(いずれも僅差の判定ではあったが)だったエドガーはこの日、強敵のチャールズ・オリヴェイラ相手に見事な判定勝利を収めたのだ。
この日、2009年以来はじめてノンタイトル3 ラウンド戦を戦ったエドガーは、「5ラウンドの試合と変わらないくらいキツかったよ」と語った。
判定は3-0でエドガー。スコアは30-27が二人、29-28が一人。エドガーはこれが2011年10月以来の勝利となった。
試合開始後、前進して先制攻撃を仕掛けていったエドガーは、すぐに試合をグラウンドに持ち込むこむことに成功。しかしオリヴェイラは下から巧みに守って立ち上がると、今後は自ら引き込んでサブミッションを仕掛けてゆく。エドガーはそれを防ぎながらも攻撃の手を休めない。やがて両者はまたスタンドに戻った。パンチとキックを巧みに使ってエドガーを中に入らせないオリフェイラ。しかし残り1分20秒あたりから、 “ジ・アンサー”ことエドガーが距離を掴みはじめる。パンチの
2ラウンド。エドガーは、オリヴェイラとのリーチ差を苦にせず攻撃を当てて行く。しかしオリヴェイラも負けじと打撃を当ててゆく。残り時間が少なくなったところで、激しく打ち合って場内を喜ばせる両者。さらにエドガーがスラムを決めると、オリヴェイラはすかさずギロチンを仕掛け、さらに観客を沸かせたところでラウンド終了した。
両者とも打ち合いに出ていった最終ラウンド。強烈な右を当てたエドガーに対し、オリヴェリラもまったく退かずに前進して打撃を返してゆく。しかし、残り2分のところで左を当ててオリヴェイラをぐらつかせたエドガーは、一気にラッシュをかけて連続して右をヒット! 試合終了まで決して倒れることのなかったオリヴェイラだが、エドガーの勝利は明らかであった。
エドガーはこれで15勝4敗1分に。オリヴェイラは16勝4敗1ノーコンテストとなった。
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ケネディ vs. グレイシー
元ストライクフォースミドル級戦士二人の戦いは、
ティム・ケネディがホジャー・グレイシーから3-0の判定勝利を収めた。勝敗は明確だったが、この試合は観客を喜ばせるような内容とは言えないものであった。
スコアは二人が30-27、一人が29-28だった。
1 ラウンド、リーチ差を苦にせず中に入ってゆくケネディ。しかしリオ出身の柔術王グレイシーは冷静に対処し、容易くテイクダウンに成功。やがて立ち上がった両者だが、グレイシーは再びテイクダウン、そしてそのままバックを奪ってみせた! ブラジル人ファンたちの声援を背にチョークを狙うグレイシーだが、ケネディはエスケープして上を奪取! そのままラウンドを終えた。
2ラウンド、今度はケネディがテイクダウンから上のポジションを奪取しパウンドを当ててゆく。グレイシーもスクランブルから立ち上がるが、ケネディはグレイシーをフェンスに押し付けて打撃を当て、またしてもテイクダウンしてみせた。
3ラウンド、スローな戦いが続くなか、退屈した観客たちがウェーブを開始する。疲労してほとんど攻撃を仕掛けられなくなったグレイシーに対し、ケネディの方が主導権を握ったまま試合は終了した。
ケネディはこれで16勝4敗に。グレイシーは6勝2敗となった。
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ボーシュvs. ムニョス
マーク・ムニョスはこの日、2012年のクリス・ワイドマン戦に敗れた後、負傷を繰り返し増量してしまった一年を乗り越えて復活を遂げた。ムニョスは3-0の判定でティム・ボーシュを下したのだ。
三者のスコアは30-26、30-27、29-28であった。
「最高の気分だよ」とムニョスは言った。「僕は鬱状態を乗り越えたんだ。人は意志の力で頑張れるということを僕は証明したよ」
元ディヴィジョン1レスラー同士の戦いとなったこの試合、スラムからのパウンドで先制したのはボーシュの方だった。しかしムニョスもすぐに立ち上がり、ボーシュのグリップを振りほどく。“ザ・バーバリアン”ことボーシュはさらにプレッシャーをかけて行くが、ムニョスもうまく対応して逆にテイクダウンを奪取。ボーシュもうまく守るが、ムニョスはさらに足技でテイクダウン。ラウンド終盤には両者は激しい打ち合いを展開。ここではムニョスがより有効打を当てて、さらにボーシュをフェンスに押し付けていった。
2ラウンド、ボーシュは強い打撃を当ててゆくが、ムニョスはテイクダウンで切り返す。そこからボディに強烈なパウンドを打ち下ろして行くムニョス。ボーシュは立ち上がるが、ムニョスはまたしてもテイクダウンを決めるとボディに強烈なパウンドを見舞っていった。
3ラウンドもボーシュにとっては同様の苦しい展開が続くことなった。つまり、ムニョスがレスリングとサブミッションと強烈なパウンドで圧倒し、ボーシュに逃げる隙を与えなかったのだ。
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スワンソン vs. シヴァー
フェザー級のコンテンダー、カブ・スワンソンがデニス・シヴァーに3ラウンドでKO勝利を収めた。スワンソンはこれで5連勝、4連続KO勝ち。スワンソンにとってこの勝利は、タイトル挑戦の実現に向けて強烈なアピール材料となるに違いない。
激しい打ち合いが見られた1ラウンド。お互い強烈な打撃を入れ合った両者だが、やがて蹴りを空振りスワンソンが尻餅を付くと、シヴァーは上を奪い、体勢をキープしてパウンドを当てて行く。残り30秒で立ち上がったスワンソンは、お返しとばかりに蹴りを二発ヒットさせた。
2ラウンド、シヴァーのキックが冴える。対するスワンソンも浴びせ蹴りを繰り出して観客を沸かせるが、シヴァーほど有効打は当てられない。しかし、残り1分のところで、スワンソンはシヴァーのテイクダウンを切り返してマウントを奪取! シヴァーも終了寸前にポジションを返してみせたものの、ジャッジとファンの双方に対して強い印象を残してみせたのはスワンソンの方だった。
最終ラウンド。リズムを掴んだスワンソンは至近距離から打撃を繰り返し当ててペースを握る。連続でワンツーを当ててシヴァーをダウンさせたスワンソンは、そこからパウンドの嵐! 2分24秒でTKO勝利を収めた。
この勝利で、スワンソンは20勝5敗、シヴァーは21勝9敗となった。
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