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エドガーがスワンソンから一本勝ち

UFNオースティン大会、メインカードの結果は以下の通り。


土曜夜、テキサス州オースティンのフランクアーウィン・イベントセンターで行われたファイトナイト大会のメインイベントのフェザー級戦において、元UFCライト級王者のフランキー・"ジ・アンサー"・エドガーが、王座挑戦を狙うカブ・スワンソンを5ラウンドに渡って圧倒した挙げ句に、最後残り4秒の時点で見事に一本勝ちを収めた。

この敗戦で、スワンソンの連勝は6でストップ。スワンソンが勝てばジョゼ・アルドのタイトルへの挑戦が決定すると思われていたが、これでエドガーの方がアルドへの二度目の挑戦に向けて大きく前進することとなった。事実エドガーは試合後、UFC代表のデイナ・ホワイトにメッセージを送ったのだった。

「デイナ、この試合を良く観ておくと言っていたよな。気に入ってくれるとありがたい。俺はベルトを獲りに行くぜ」とエドガーは語った。

スワンソンからマウントを奪うエドガー 1ラウンド、エドガーのテイクダウンを防いで不敵に笑うスワンソンは、打撃で攻めてゆく。しかしそれが仇になってエドガーにテイクダウンを奪われてしまう。その後スワンソンが立ち上がり両者は打撃を交換し合ったが、やがてエドガーがまたテイクダウンに成功した。

2ラウンド、激しい打撃を交換する両者。やがてエドガーは、鮮血にまみれたスワンソンからこの日3度目のテイクダウン。そこからパウンドを放ってスワンソンの傷口を広げてみせた。スワンソンはブレイクを狙ってしがみつこうとするが、エドガーは一方的に攻撃を続けた。

3ラウンド、またしてもスワンソンをマットに叩き付けたエドガーは、そのまま上からパウンド攻撃を続けた。

勝利を喜ぶエドガー4ラウンド、逆転を狙うスワンソンは打撃を振り回すが、エドガーにまたしてもテイクダウンをされてしまう。エドガーは一時マウントまで奪って攻撃を続けた。

最終ラウンド、後がないスワンソンは前に出てゆくが、有効打を当てることはできない。逆にエドガーはテイクダウンを奪うと、そこから肩固めへ。ほとんど極まりかかったかに見えたがスワンソンはギブアップせず。しかし攻撃の手を休めないエドガーは今度はリアネイキッドチョークに移行。4分56秒でスワンソンからタップを奪ってみせた。これはUFCにおける最長時間でのフィニッシュという記録でもあった。

「カブはタフな相手だった」とエドガーは語った。「ヤツを仕留めるのは簡単じゃないと分かっていたけど、俺はいつも試合をフィニッシュしたいんだ。」

この勝利でエドガーは3連勝、17勝4敗1分となった。スワンソンの方は21勝6敗に。

バルボーザ vs. グリーン

エジソン・バルボーザはこの日、ボビー・グリーンに判定3−0(三者とも30−27)で完勝してグリーンの連勝を7でストップ。ライト級ランキングトップ10に食い込むことが濃厚となった。これでバルボーザは15勝2敗、グリーンは23勝6敗にとなった。

1ラウンド、いろいろと声を飛ばしたのはグリーンの方だが、パンチやキックを繰り出し続けたのはバルボーザの方だった。グリーンも後半反撃を見せたが、ラウンドを奪うには至らなかった。

2ラウンド、バルボーザに迫るグリーンだが、バルボーザは強烈はパンチからハイキックでダウンを奪ってみせる。立ち上がったグリーンも反撃に転じるが、攻め続けることはできなかった。

同様の展開が続いた3ラウンド。バルボーザは流血にもめげずに、横に動いては思いパンチと蹴りを放って行く。打たれ強さを誇るグリーンは耐えて反撃を試みるものの、バルボーザを追い詰めてコンビネーションを放つには至らず、バルボーザは容易く逃げ切ったのだった。

カムス vs. ピケット

チコ・カムスがフライ級第一戦で大きなアピールをしてのけた。ヴェテランのブラッド・ピケットトの接戦を、判定2−1(29−28、29−28、27−30)で制したのだ。これでカムスは14勝5敗1ノーコンテスト、ピケットは25勝10敗となった。

試合開始後、多彩な打撃と素早いフットワークで鮮烈な印象を残したカムス。そこでピケットは試合をグラウンドに持ち込んで、パウンドでカムスの額をカットするが、カムスも立ち上がると反撃し、逆にピケットの顔面をカットしてのけた。

ハイペースの攻防は2ラウンドも続いた。カムスは出入りを多くしてスタンドで攻めると、ピケットもひるまずにテイクダウンで反撃していった。

3ラウンドも同様に接戦となった。前に出たピケットと遠い間合いからコントロールしたカムスの二人となり、後者の方がジャッジにアピールしたようだ。この判定に対して、ピケットの戦法を支持した観客からはブーイングが起きた。

アレイニク vs. ロショルト

このヘビー級戦において、ロシア出身のアレクセイ・アレイニクは、ジャレッド・ロショルトの強打をさんざん浴びたが、やがて打撃で大反撃に出て1ラウンドに逆転勝ちを収めた。

試合開始後、豪快に殴り合う両者。ロショルトがアレイニクをぐらつかせると、地元テキサスのファンは大いに沸いた。さらにラッシュしたロショルトは上下のパンチを集め、試合を終わらせる寸前までアレイニクを追い詰める。しかしさんざん打たれながら耐えたアレイニクはアゴに左一閃! 倒れたロショルトに追撃すると、3分21秒で試合は止められた。

これでアレイニクは50勝9敗1分に、ロショルトは11勝2敗となった。

ベナヴィデス vs. オーティス

ダスティン・オーティスはこの日、フライ級のトップ勢と十分に渡り合えることを証明した。しかしトップコンテンダーのジョセフ・ベナヴィデスにはまだ及ばなかった。この試合はチーム・アルファメールのベナヴィデスが判定3−0(三者とも30−27)で勝利したのだ。これでベナヴィデスは21勝4敗に、オーティスは14勝4敗となった。

1ラウンド、最初は攻撃を見せたオーティスだが、その後はベナヴィデスがパンチとキックを上下に散らして、さらにテイクダウンを奪って圧倒した。

2ラウンドもハイペースで闘うベナヴィデスは、ハイキックを炸裂。オーティスはダメージを振り払うと逆にテイクダウンを奪ってみせる。両者流血のなか、攻防を支配したのはベナヴィデスだが、オーティスもひるまず反撃に出て、五分に近い展開まで持っていった。

3ラウンドもベナヴィデスに食い下がったオーティスだが、有効打をまとめることはできず、2度までもタイトル挑戦をしたベナヴィデスがリードしたまま試合は終了した。

ワイマンvs. ヴァリー・フラッグ

13年の1月以来の試合において、ベテランのライト級戦士マット・ワイマンがアイザック・ヴァリー・フラッグとの激闘を判定3−0(30−27、20−27、29−28)で制して復活を遂げた。これでワイマンは16勝7敗、ヴァリー・フラッグは14勝6敗1分となった。

1ラウンド、間合いが遠い時に主導権を握ったのはワイマン。しかし体力に勝るヴァリー・フラッグは接近し、ワイマンをケージに追い詰めて打撃を当てて行く。しかし終盤グラウンドに持ち込んだワイマンは、ほぼ極まりかけたチョークと腕十字でヴァリー・フラッグを追い詰めた。

2ラウンドもヴァリー・フラッグが距離を詰めて接近戦へ。お互いショートフック、アッパー、エルボーを近距離で打ち合う消耗戦が続く。残り時間2分のところでヴァリー・フラッグはテイクダウンを狙うが、ワイマンはこれを返して逆にバックからチョークへ。ヴァリー・フラッグがエスケープすると、試合は接近戦しての打撃戦に戻った。

3ラウンドも過酷な接近戦が続いたが、ワイマンは試合をグラウンドに持ち込んで優位に展開することにも成功。フィニッシュにはいたらなかったものの、ジャッジの支持を得るには十分であった。