UFC 181 プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。

土曜日、ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターにおいて行われたUFC 181大会において、長年バンタム級トップクラスに君臨するユライア・フェイバーがフランシスコ・リヴェラから2ラウンド一本勝ちし、ノンタイトル戦における無敗記録をまたしても守った。
しかし、この試合のフィニッシュに至る流れは、フェイバーの指が偶然のリヴェラの目に入ったことから生まれたものであった。
「試合中は目を突いてしまったことは分からなかったんだ」とフェイバーは語った。「フランシスコに敬意を表するよ。素晴らしい試合をした。ああなってしまったのはまったく気の毒だ。」
神経戦となった1ラウンド。フェイバーはリヴェラにテイクダウンを止められ、さらに鋭いカウンターを貰ってしまいペースに乗り切ることはできなかった。
2ラウンド、フェイバーの指がリヴェラに。明らかにダメージを受けたリヴェラだが、レフェリーのマリオ・ヤマサキはこれに気付かず。ひるんだリヴェラに猛攻をかけたフェイバーは、打撃のラッシュからブルドックチョークで締め上げて1分34秒でタップを奪った。
「目を突かれて、相手がどこにいるんだか分からなくなってしまった」とリヴェラは語った。「見えないからガードに徹したんだ。そうしたら次の瞬間試合は終わってた。」
この勝利でフェイバーは32勝7敗に、リヴェラは10勝4敗1ノーコンテストとなった。

サマン vs. ゴードン
このミドル級戦において、13年4月以来のオクタゴン登場となったジョシュ・サマンは、TUF19優勝者のエディー・ゴードンを2ラウンドでKOし、見事に復帰戦を勝利で飾ってみせた。
1ラウンド、お互いテイクダウンを取り合いスクランブル合戦をみせた両者。後半はゴードンが二度テイクダウンを奪って優位に進めた。
2ラウンドも同様にゴードンが上を取る展開が続いたが、ブレイク後にサマンの左ハイが炸裂! 一発でゴードンは失神して3分08秒で試合は終了した。
この勝利でサマンは11勝3敗に、ゴードンは8勝2敗となった。

アンダーソン vs. ジョーンズ
TUF19ライトヘビー級優勝者のコーリー・アンダーソンは、番組中のような見事な活躍はできなかった。それでもアンダーソンは代打出場のジャスティン・ジョーンズとの激闘を判定3−0(30−37、30−37、30−36)で制してみせた。これでアンダーソンは6戦全勝、ジョーンズは3勝1敗となった。
1ラウンド、オクタゴン初登場の気負いをまるで感じさせないジョーンズは、アンダーソンと互角の打ち合いを展開し、さらにギロチンで追い込んでみせた。しかしこれで目が覚めたアンダーソンは後半になって反撃開始。二度テイクダウンを奪ってはパウンドの有効打を当ててみせた。
2、3ラウンド、アンダーソンはクリンチとグラウンドにおいて巧みな試合運びで優勢に。ジョーンズもスタンドではローキックを始めとして攻勢に出る場面もあったが、主導権を握ったのはアンダーソンの方だった。

ペニントン vs. エヴァン・スミス
TUF出場者のラケル・ペニントンは、ニューカマーのアシュリー・エヴァン・スミス相手に序盤苦戦したものの、徐々にペースを取り返して1ラウンド終了寸前に一本勝ちをあげた。
試合開始後、エヴァン・スミスはテイクダウンを奪い、さらにクリンチでも優勢に。ペニントンの額から出血させてみせた。しかし終盤逆にテイクダウンを奪ったペニントンは、そのままブルドッグチョークの体勢に。4分59秒でエヴァン・スミスを失神させた。
この勝利でペニントンは5勝5敗に、エヴァン・スミスは3勝1敗となった。

ペティス vs. ホーバー
バンタム級有望株のセルジオ・ペティスがマット・ホーバーとの激闘を判定3−0(30−27、29−28、29−28)で制し、成長を見せつけた。
1ラウンド開始早々、ホーバーの左を貰ったペティスはダウン! しかし素早く回復したペディスは立ち上がって強打を返していった。やがてテイクダウンを奪われたペティスだが、下から仕掛けてアップキックも当てて立ち上がることに成功。そこからリズムを掴んだペティスは強烈はパンチを蹴りを当てて行く。だが終盤ホーバーは再びテイクダウンを奪った。
2ラウンド、ペースを掴んだペティスは打撃の雨。グラウンドでも上になるが、ホーバーも必死でしがみついてブレイクを勝ちとることに成功。さらにスタンドで攻めていったペティスだが、ホーバーは出血しながらもテイクダウンに成功した。
3ラウンドはスタンドで有効打を数多く当てたペティスが支配。見事な勝利をものにした。
この勝利でペティスは12勝1敗に、ホーバーは9勝3敗となった。

コラード vs. ホワイト
この日のオープニングバウトのフェザー級戦は、期待にたがわぬ激闘となり、クレイ・コラードがアレックス・ホワイトとの接戦を判定3−0(29−28、28−29、29−28)で制した。これでコラードは14勝5敗1ノーコンテストに、ホワイトは10勝2敗となった。
1ラウンド、コラードはUFCデビューのマックス・ホロウェイ戦の時のようにハイペースでパンチと蹴りを上下に打ち分けてゆく。手数で劣ったホワイトの方も、振り回し気味のコラードに対して鋭いカウンターを当てていった。
2ラウンド、コラードの左フックが炸裂。危ないかに見えたホワイトだが、なんとか回復すると反撃に。しかしコラードはホワイトの投げを三角締めに切り返す。深く入ったかに見えたがホワイトは脱出し、上からパウンドを落としていった。
3ラウンド、スタミナが残っているかに見えたホワイトだが、なかなか有効な攻撃を繰り出せない。逆にコラードは出血にもめげずにテイクダウンで上を取り、終盤までキープすることに成功した。