UFC 174プレリミナリー・ファイトの結果は以下の通り。
6月14日、バンクーバー:土曜日に行われたUFC174大会にて、日本人ファイターの国本起一が、この日がウェルター級デビュー戦となったTUFブラジル1決勝進出者のダニエル・サラフィアンから1ラウンドで見事な一本勝ちを収めた。 1ラウンド、サラフィアンがスタンドで有効打を当てると、国本は距離を詰めてテイクダウン。スクランブルからすぐに裸締めを極めて2分52秒でタップを奪った。 この勝利で国本は17勝5敗2分1ノーコンテストに、サラフィアンは9勝5敗となった。ルトーノー vs. フィリップスお互いにUFCデビューを迎えたバンタム級女子戦士ヴァレリー・ルトーノーとエリザベス・フィリップスは激闘を展開してバンクーバーの観客を沸かせた。結果ルートノーが判定3−0(三者とも29−28)で勝利した。 1ラウンドから技量に勝るルートノーと、重さで勝るフィリップスの激しい打撃戦が続いた。フィリップスが強烈な右を入れれば、ルートノーもハイキックを当てた。 2、3ラウンドもルートノーは塞がりかけた左目にもめげずにキレの良い打撃を当て、UFC初勝利を手にした。 この勝利でルートノーは6勝3敗に、フィリップスは4勝2敗となった。 ジャボウィン vs. イーストンモントリオールのイーヴス・ジャボウィンがバンタム級ランキング8位のマイク・イーストンから殊勲の判定勝利(3−0、三者とも29−28)をあげた。ジャボウィンは20勝9敗に、イーストンは13勝5敗、これで4連敗となった。1ラウンド、イーストンとジャボウィンはスタンドで五分の攻防を展開し、お互いテイクダウンを奪い合った。2ラウンドは、スタンドでもグラウンドでもジャボウィンが主導権を握った。 3ラウンド、序盤は良い場面があったイーストンだが、ジャボウィンは決定的なテイクダウンを奪って勝利を得た。
バン vs. ジョンソン韓国のライト級戦士、バン・テヒョンが地元ブリティッシュ・コロンビア州のケイジャン・ジョンソンとの見応えある打ち合いを制して3ラウンドKO勝ちした。 1ラウンドから豪快な打ち合いが続く。特に豪腕を誇るバンは左フックを炸裂させてジョンソンはダウン。しかしジョンソンも回復後は膝やテイクダウンで逆襲した。 2ラウンド、ジョンソンはバンの攻撃を被弾せずグラウンドで主導権を握ったが、スタミナを消耗したかに見えるバンの攻撃はいまだに危険なものであった。 3ラウンド、ガードが下がったバンにジョンソンは右のハイ。しかしそれをキャッチしたバンは全体重をかけた 右をジョンソンのアゴ炸裂! ジョンソンは昏倒してバンが2分1秒でKO勝利を飾った。 この勝利でバンは17勝8敗に、ジョンソンは19勝12敗1分となった。
田中 vs. デロールム前評判の高かった日本のバンタム級有望株、 田中路教がカナダのローランド・デロールムに判定3−0(三者とも30−27)で完勝し、UFCデビューを飾った。1ラウンド、それまで左右のステップを使って動いていた田中がデロールムの右をもらってバランスを崩すと、デロールムはマウントへ。しかし田中もリバーサルを決めて上に。デロールムは下からのサブミッションを狙うが田中はそれを防いで打撃を入れて優位なままラウンドを終えた。 2ラウンド、投げでテイクダウンを奪った田中は、そのまま上をキープして試合を優位に進めた。 3ラウンド、同じ戦法を狙って試合をグラウンドに持ち込んだ田中は、一瞬デロールムにリバーサルをもらうもの上を奪回。パウンドでデロールムを出血させ、最後はチョークを極めかけた。 この勝利で田中は10戦全勝、デロールムは9勝3敗1ノーコンテストとなった。 サッゴ vs. ショックリーオクタゴンデビューを迎えた選手同士のライト級戦は、プリンスエドワード島出身のジェイソン・サッゴがジョシュ・ショックリーを1ラウンドで仕留め、地元カナダのファンを喜ばせた。これでサッゴは10勝1敗、ショックリーは11勝3敗となった。 1ラウンド早々テイクダウンを奪ったサッゴはグラウンドでも主導権を握り、ショックリーを逃がさない。やがてパウンドの雨を降らせるとレフェリーは4分57秒の時点で試合を止めた。