UFC 193 メインカードの結果は以下の通り。
マーク・ハント VS. アントニオ・シウバ 13年12月における、両者の第一戦は凄まじい戦争となった。しかし今回、メルボルンにあるエティハッド・スタジアムで開催されたUFC 193における再戦においては、シドニーに拠点を置くハントが一ラウンドでシウバを仕留めたのだった。 この試合は、UFCヘビー級史上最高の試合の一つであり、5ラウンド戦い抜いてドローとなった約2年前の両者の戦いの再戦であった。 1ラウンド、蹴りを交換した両者。ハントが重いミドルとローで主導権を握る。残り90秒となったところで前に出たハントは、右、左のコンビネーションでシウバをぐらつかせた。さらにその数秒後にハントの右がシウバの耳の後ろにヒット! たまらず倒れたシウバに追撃を加えると、3分41秒で試合は終了した。この勝利で、41歳のハントは11勝10敗1分に、36歳のシウバは19勝8敗1ノーコンテストとなった。 ウィテカー vs. ホールシドニーのロバート・ウィテカーが、ランキング10位のユライア・ホール相手に3ラウンド判定3−0(30−27、30−27、29−28)で勝利、ミドル級転向後3連勝を飾った。
ランキング14位のウィテカーはこれで16勝4敗に、負傷欠場のマイケル・ピスピンの代役として出場したホールは13勝6敗となった。 1ラウンド、積極的に前に出るウィテカーは強烈な右の先制打をヒット。これで火が付いたか、ホールも強烈な打撃を返してゆく。やがてホールは体を連続して回転させての派手なスピンキックの連打。これが距離が合わずにグラウンドで下になってしまう。そのまま上をキープしたウィテカーはパウンドを当ててマウントを奪うが、ホールもエスケープ。さらにしつこく組み付きバックを奪ったウィテカーに対し、終盤ホールは正対して上を取ることに成功したが、反撃にとりかかる時間はなかった。 より一進一退の攻防が繰り広げられた2ラウンド。ウィテカーが強烈なローを当ててゆくと、ホールも強烈な打撃を返すが、ウィテカーがひるむことはなかった。3ラウンド、前に出ていったウィテカーは強烈な右を当て、ホールにガードを固めさせる。その後のラッシュをなんとか凌いだホールだが、左の目にダメージを負っている。残り3分の所でホールは強烈な打撃を当ててウィテカーを出血に追い込む。その後両者はスタンドの打ち合いを展開。ともに強烈な打撃を当てて観客を沸かせてみせた。終盤ウィテカーはスタミナを振り絞り、テイクダウンを奪って試合をまとめてみせた。 ロショルト vs. ストルーブあまり見栄えの良い試合ではなかったかもしれないが、ヘビー級有望株のジャレド・ロショルトはこの日、オランダのステファン・ストルーブから判定3−0(三者とも29−28)で下し、キャリア最大の勝利を挙げた。これでロショルトは14勝2敗、ストルーブは30勝8敗となった。1ラウンド、長い様子見のあとでロショルトはテイクダウンに成功。そのまま上をキープして1ラウンドを先取したが、大きなダメージを与えることはできず、観客からブーイングを浴びてしまった。 2ラウンドもスローなペースで試合は進む。それでも2度のテイクダウンを決めたロショルトがこのラウンドも支配した。しかしストルーブのほうも下からのアップキックや強烈な肘を入れる場面があった。 3ラウンド、ストルーブはついに有効打を当て始め、ダメージを負ったロショルトは下がりはじめる。さらに蹴りを当てるストルーブだったが、ロショルトは終盤テイクダウンで逆転の流れを止めることに成功し、勝利をものにした。