ファイトナイト・バルエリ大会 メインカードの結果は以下の通り。
土曜日、ブラジルのバルエリにあるジナシオ・ジョゼ・コヘアで行われたUFCファイトナイトのメインイベントにて、元UFCバンタム級王者のヘナン・バラオが、ミッチ・ゲイグノンから3ラウンドで一本勝ちし、5月にTJディラシャウに敗れて以来の復帰戦を白星で飾った。「一つだけ言いたいことがある。あのベルトを取り戻したい」とバラオは語った。 1ラウンド、素早い出入りを駆使するゲイグノンに対し、バラオも強烈なローを返してゆく。やがてバラオは左フックを当ててダウンを奪った。 2ラウンドは、終始静かな展開が続き、フェンス際のクリンチの攻防で時間が長く費やされた。3ラウンドもクリンチによる膠着が続き、観客からはブーイングが。やがてテイクダウンを奪ったバラオはそのまま肩固めに入り、3分53秒で一本勝ちを収めた。リオ出身のバラオはこれで35勝2敗1ノーコンテストに、ゲイグノンは12勝3敗となった。 カミンズ vs. カーロス・ジュニオールライトヘビー級の有望株パトリック・カミンズが、TUFブラジル3勝者のアントニオ・カーロス・ジュニオールに判定3−0(三者とも30−27)で勝利し、今年3勝目をあげるとともに、カーロス・ジュニオールに初黒星を付けた。これでカミンズは7勝1敗、カーロスは5勝1敗となった。 1ラウンド、カミンズがテイクダウンを奪うと、カーロス・ジュニオールは下からの足関節狙いへ。極まったかに見えたがカミンズは脱出。そこからパウンドで反撃していった。 2ラウンドはグラウンドで上になったカミンズがパンドで圧倒。最終ラウンドもペースを握った。カーロスも最後にテイクダウンからバックを奪ったが、逆転の一本を極めることはできなかった。 マゴメドフ vs. シルヴェリオ路試合出身のライト級戦士、ラシド・マゴメドフは着実にして効果的な攻め方を用いて、ブラジルのエリアス・シルヴェリオを疲弊させ、3ラウンドにTKO勝利を収めた。これでマゴメドフは18勝1敗、11連勝となり、敗れたシルヴェリオは11勝1敗となった。 1ラウンド、前に出て行ったのはシルヴェリオだが、より効果的な打撃を当ててさらにテイクダウンまで奪ったのはマゴメドフの方だった。2ラウンド、シルヴェリオのカウンターの左が炸裂。しかしマゴメドフはダゲーミを回復させると、自分よりはるかに大きい相手を攻め込んでゆく。両者が豪快な蹴りを打ち合うと場内からは歓声が上がった。3ラウンドも打ち合いが続いたが、相変わらず一手先を行くのはマゴメドフの方。終盤マゴメドフはテイクダウンからパウンドの雨を振らせ、4分57秒でTKO勝利を収めた。 シウバ vs. ローデスブラジルのウェルター級スターのエリック・シウバは、マイク・ローデスから1ラウンドで勝利し、5月にマット・ブラウンに敗れた影響などまったく見せなかった。 試合開始後にスピニングバックキックを見せたシウバは、さらにテイクダウンからパスしてサイドコントロールに入り、肩固めの体勢に。そのまま1分15秒でレフェリーが止めに入って試合は終了した。シウバはこれで17勝5敗1ノーコンテストに、ローデスは6勝4敗となった。 サラフィアン vs. ドス・サントス元ルームメイトにしてトレーニングパートナーだったダニエル・サラフィアンとアントニオ・ドス・サントスは激戦を展開したが、非常に変わった形でサラフィアンのTKO勝利で試合は終わってしまった。試合開始後、手の内を知り尽くしている両者は前に出て打ち合う。サラフィアンが強烈なハイを当てれば、ドス・サントスも右でお返し。タフなドス・サントスは何発もパンチを受けつつも前進を続けるが、やがてその動きは落ちていった。2ラウンド、あいかわらず手数を出してゆくサラフィアン。やがて指を脱臼したかに見えたドス・サントスは背を向ける。次の瞬間自分で指を入れ直したかに見えたが、その時にはすでにレフェリーが割って入って試合終了を宣告していた。1分01秒のことだった。 「試合が止めてもらうつもりはなかったんだ」とドス・サントスは語った。「指が脱臼したのを感じたから、入れ直して試合に戻ろうとしたんだ。そうしたらレフェリーは、僕が試合を止めてくれと言ったから試合はおしまいだ、と言ったんだ。」サラフィアンはこれで10勝5敗に、負傷したダン・ミラーの代役として出場したドス・サントスは6勝2敗となった。