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バルボーザ、まずはメレンデス戦に集中

 



日本時間7月24日(日)、エドソン・バルボーザがUFCファイトナイト・シカゴのセミメインイベントで、元Strikeforce王者でありUFCライト級トップファイターであるベテランのギルバート・メレンデスと対戦する。バルボーザがこの試合で勝利すれば、新王者エディ・アルバレスとの対戦権を手にする可能性がある。

「それについては考えたくないんだ」とバルボーザは言う。「まずはギルバート戦のことしか考えられない。大変な強敵なんだ。すごい選手だし、いつもベストを尽くして戦っている。今回は間違いなくエキサイティングな試合になる。自分が健康な状態で出場できることは本当にありがたい。アンソニー・ジョンソンが負傷欠場して、この試合がセミメインイベントに昇格したときはすごくうれしかったんだ。緊張はしていない。ファンのため、UFCのため、チームや家族のために試合をすることが自分の仕事だからね」

ニュージャージー州にあるチーム・フランキー・エドガーにとって、南フロリダからフィラデルフィアの自宅に戻ってきたエディ・アルバレスの加入は思いがけない幸運だった。加入してすぐに、アルバレスはバルボーザの練習を手伝い、アンソニー・ペティス戦の戦略を授けた。アルバレスは同じ年にペティスを倒していたのだ。このことがバルボーザのペティス戦でのユナニマス判定勝ちにつながる。

「ペティス戦では一緒に戦術を練った」とバルボーザは振り返る。「エディは、ペティスはこんなことをやってくるとか、あんなことをしたらこんな反応をするとか、いろいろ教えてくれた。とても参考になったし、今はギルバートについても同じことをしてくれている」

アルバレスはおよそ1年前、メキシコシティでのUFC 188で熱戦の末、メレンデスをスプリット判定で下した。

「メレンデスは最強の1人だ」とバルボーザは語る。「お互いに好戦的だという点で、彼とは良い試合になると思う。彼のことは尊敬しているけど、オレは勝つためにしなければならないことを分かっている。素晴らしい合宿を積んできたし、エディがベルトを取って、気持ちもとても高まっているんだ」

 



バルボーザは、アルバレスがハファエル・ドス・アンジョスを打ち破ってタイトルを奪取したことをうれしいと思う反面、フランキー・エドガーがジョセ・アルドとの再戦を落としてフェザー級暫定タイトルを取れなかったことは悲しかったと語っている。エドガーこそが、ヒカルド・アルメイダとマーク・ヘンリーが7年間率いてきたこの東海岸の強豪チームの魂なのだ。スタッフにはこのほか、最近加入したムエタイコーチのアンダーソン・フランカがいる。

「マーク・ヘンリーとは親友だよ」とバルボーザは述べている。「彼はいつも、人生や格闘技についていいアドバイスをしてくれるんだ。それから、マリオン(モラエス/ワールド・シリーズ・オブ・ファイティングのバンタム級チャンピオン)が連れてきてくれたアンダーソンは打撃面ですごく助けになっている。ヒカルドは柔術のマスターだというだけではなく、自分も選手だったから事情をよく分かってくれている偉大なコーチだよ。フランキーとあわせて、僕らはみんながファミリーなんだ」

アルバレスとの対戦の可能性について聞かれると、チームメイトや友だちと戦うことには気が向かないのだとバルボーザは即答した。とはいえ、これまでのキャリアですでに殿堂入りの資格を得ているようなファイターであるメレンデスにまずは勝たなければ、そんな心配にも意味がない。

「ギルバートに勝てたらすごいことだと思う。彼はベテランで、打撃が素晴らしい。ファンに喜んでもらえる試合になるだろう。でも同時に、前回のペティス戦を見てもらえば分かると思うけれど、オレはとても辛抱強く、自分のゲームプランをまっとうする。オレにはメレンデスに勝つためのゲームプランがあるし、プランを遂行できるよう自制するつもりだ。彼のやりたいような試合にはしない。どこで戦うかは自分が決める」

そう話すバルボーザにはこれまで、ビッグマッチでは自分の感情に飲み込まれてしまうことがあった。そこで彼は感情面で落ち着くため、スポーツサイコロジーのカウンセリングを受けているという。前回の試合を見る限り、効果は出ている。ペティス戦では確かに計算された試合運びをする姿が見られたからだ。

「その通りだ」とバルボーザは語る。「かつての自分、ただ試合に出るだけというよりは、毎日ジムで身体を痛めつけているような選手だった。今ではゲームプランを遂行し、最後までやり通すことができる。そのことに関してはコーチや家族、友だちに感謝している。オレは冷静で、同時に高ぶっているんだ。良い仕事をする準備は万端だよ」