ピアソン vs. フェルダー土曜、ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで行われたUFC 191大会にて、ライト級戦士ロス・ピアソンはポール・フェルダーと期待に違わぬ激闘を繰り広げた末、判定2−1(30−27、28−29、29−28)で勝利し、7月の残念な敗戦を克服してみせた。これでピアソンは20勝9敗1ノーコンテストに、フェルダーは10勝2敗となった。 「ポールと僕の間では第三戦目があるんじゃないか」とピアソンが言った。「二人でUFCの 歴史を作れるよ。僕らは決着が付くまで戦いたいんだ。」1ラウンドは、両者がフェンス際での攻防に終始したため、期待されたような打撃戦は見られなかった。フェルダーの方が肘や膝を当てたが、ピアソンはテイクダウンを取った。 2ラウンドは期待通りのスタンド戦に。出入りを有効に使うピアソンに対し、フェルダーも手と足の攻撃を巧みに織り交ぜていった。 3ラウンドも見応えのある攻防が続き、両者ともに強烈な打撃を繰り出していった。決着こそつかなかったものの、観客は両者に大歓声を浴びせた。 リネカー vs. リヴェラ激しい打ち合いが期待されたジョン・リネカーとフランシスコ・リヴェラのバンタム級戦は、まさに期待に応えるものとなった。2分間の激闘の後、階級を上げたリネカーが一本を奪って見事なバンタム級デビューを飾った。 「僕のパワーはこの階級でも通用すると分かっていたよ」とリネカーは語った。「これはデイヴィッドvsゴライアスさ。」 最初の一分はやや静かな幕開けとなったこの試合は、その後二人のKOアーティストが防御もせず全力で打ち合う凄まじいものに。やがてリネカーの左が炸裂してリヴェラがダウン!勝負あったかに見えたがリヴェラは打撃をもらいながらも立ち上がり、またしても試合は打ち合いに。ここでリヴェラは有効打を当てたが、リネカーはギロチンの体勢に。グラウンドで絞り上げると2分8秒、リヴェラがタップした。これでリネカーは26勝7敗に、リヴェラは11勝5敗1ノーコンテストとなった。 ペニントン vs. アンドレイジ女子バンタム級コンテンダーのラケル・ペニントンは、14年7月に僅差の判定で敗れたジェシカ・アンドレイジを2ラウンド一本で仕留め、27歳の誕生日を祝ってみせたのだった。これでペニントンは6勝6敗、アンドレイジは13勝5敗となった。 「自分がどれだけのファイターか証明したい。そしてこれが第一歩よ」とペニントンは語った。 ハイペースで進んだ1ラウンド。アンドレイジはテイクダウンを何度か奪うが、ペニントンはダーティ・ボクシングを用いて攻勢に出る場面を作った。 2ラウンド、アンドレイジはたまに反撃の場面を作ってみるものの、それ以外はペニントンがこれまでとは別人のような動きを披露した。遠い間合いからの打撃を当てて、さらにテイクダウンまで奪ってみせたペニントンは、さらにチョークを極めて4分58秒でタップアウト勝利。アンドレイジと観客の両方を驚かせてみせた。 トラトール vs. コラードリオデジャネイロのチアゴ・トラトールは、アンドレ・フィリの欠場を受けた急遽の出場要請に応えてフェザー級戦に出場。リスクのあるこの試合で、見事にクレイ・コラードを判定2−1(29−28、28−29、29−28)で下してみせた。これでトラトールは20勝5敗2分1ノーコンテストに、コラードは14勝7敗1ノーコンテストとなった。 1ラウンド、コラードはスタンドで主導権を握るものの、トラトールは後半試合をグラウンドに持ち込んで逆転した。 2ラウンド、コラードはスピニングバックブローなどの攻撃を繰り出してゆき、そのうち左を当ててダウンを奪うと、パウンドを当てていった。 両者に疲れが見えはじめた3ラウンド、より正確な打撃を当てたトラトールの方が僅差の判定をものにした。