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ヒダルゴでランディ・ブラウンの4の字ギロチン炸裂!

日本時間2016年9月18日(日)に米国テキサス州ヒダルゴのステート・ファーム・アリーナで開催されたUFCファイトナイト・ヒダルゴのプレリム(前座試合)前半戦の試合レポート

ウェルター級 5分3ラウンド
エリック・モンターニョ vs. ランディ・ブラウン




ゆったりとした構えのブラウンが大きなステップでオクタゴンの中央に進み出る。ワンツーで飛び込んだブラウンがバランスを崩すとモンターニョは即座に組み付きテイクダウンを狙うがブラウンはすぐに体を入れ替え距離をとる。その後至近距離での打撃戦を嫌ったブラウンが自ら組み付き、両者は互いにポジションを狙い合うものの展開が作れない。

数発のコンビネーションで勢いよくコーナーを飛び出したモンターニョだったが、これをかわされるとすぐに金網際まで詰められてしまう。相手の打撃を被弾し、頭の下がったモンターニョは一度はテイクダウンを許すがこの攻防を巧みにスクランブルに持ち込むと、トップポジションを奪い返す。長い手足を器用に駆使するブラウンは下からアームバー、トライアングルチョークと立て続けにサブミッションを繰り出すが、モンターニョはこれらのアタックを振りほどく。残り時間2分、一度は立ち上がったブラウンを、モンターニョはすぐに抱え上げてテイクダウン、さらにそのままサイドポジションでがっちりと抑え込む。残り時間30秒、ブラウンは相手をガードに戻すことは成功したが、これといった攻撃を行うことはできなかった。

最終ラウンドが始まると、すぐに両足タックルに飛び込むモンターニョ。するとモンターニョの首をフィギュアフォーギロチンに捉えたブラウンは躊躇なく引き込み力一杯締め上げる! 手足の長いブラウンの隙間のないチョークに捉えられたモンターニョは3ラウンド18秒、無念のタップを余儀なくされた。

UFCデビュー戦でTUF Latamシーズン1優勝者を破ったルード・ボーイことランディ・ブラウンは戦績を8勝1敗に伸ばすと、試合後にはブライアン・バーバリーナに対戦要求を突きつけた。一方、エリック・モンターニャはこの一戦で8勝4敗となった。

バンタム級 5分3ラウンド
アレハンドロ・ペレス vs. アルベルト・モラレス




鋭いワンツーでジリジリと距離を詰めるモラレスが金網際でペレスにパンチをヒット。数発のモラレスの左ジャブが立て続けに命中するがペレスは回り込む。ペレスは細かく頭を振りながらローキックで距離をとり、モラレスの踏み込みに右のオーバーハンドを狙っている。ラウンド終盤に入るとモラレスがローキックを豊富に繰り出し、ペレスの前足を赤く変色させる。

どっしりと構えて圧力をかけるモラレスにペレスは下がりながらのカウンターを狙っているが、間断なく繰り出されるモラレスのローキックがペレスを捉え続ける。ラウンド中盤過ぎに3発の左のカウンターを命中させたペレスが流れを変えたように見えたが、モラレスはすぐに圧力を取り戻す。両者が足を止めて激しく打撃を交換したところで第2ラウンドが終了。

最終ラウンド開始直前に、2ラウンド終了後にパンチを繰り出したペレスに対し、減点が宣告される。これでフィニッシュ以外の勝利が難しくなったペレスが猛然と襲い掛かる!

相手の攻撃も御構い無しに猛烈な左右の連打とともに突進してきたペレスがローキックを繰り出すと、モラレスのカウンターのストレートが炸裂!バランスを崩したペレスにモラレスが距離を詰めると、ペレスは両足タックルで切り返しテイクダウンを成功させると、殺気のこもったパウンドを連打しモラレスの顔面を鮮血で染め上げる!なんとか立ち上がって、左右のパンチで前に出るモラレスはペレスのタックルと弾き飛ばすとバランスを崩したペレスに走りこみながらの飛びヒザ蹴りをたたき込む!

この一撃はグラウンド状態のペレスの顎に命中したように見えたものの、レフリーのケリー・ハトリーは反則を宣告しない。混沌を極めるオクタゴンでの両者の死闘に会場のファンは熱狂的な声援を送り続ける!

苦しげな表情で単調なパンチで前に出るモラレスに対し、ペレスはカウンターを狙うがなかなかそのチャンスは訪れない。残り時間30秒、ペレスのパンチも相手を捉えるがモラレスのしつこい前進は止まらなかった。

序盤とは打って変わった熱狂の第3ラウンドが繰り広げられた二人のバンタム級の一戦を、ジャッジは29-27(モラレス)、28-28、そして28-28でのユナニマスドローと判定。これにより、TUF Latamシーズン1優勝者のアレハンドロ・ペレスは17勝6敗、UFCデビュー戦を戦ったアルベルトモラレスは6勝0敗1分とその無敗記録を更新した。