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ピットブル、バジンスキとの激闘を制す

UFC on FOX 11 プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。


4月19日、オーランド:土曜にアムウェイ・センターにて行われたUFC on FOX 11大会にて、四回の手術による2年間の欠場を乗り越えて、元ウェルター級タイトルチャレンジャーである「ピットブル」ことチアゴ・アウヴェスが見事に復帰戦を飾った。しかし決して楽な勝ち方ではなかった。アウヴェスは、タフネスを誇るセス・バジンスキとの3ラウンドの激闘を制したのだった。判定は三者ともに30−27。これでアウヴェスは25勝9敗、バジンスキは18勝9敗となった。

1ラウンド、ブランクを感じさせず鋭い動きを見せるアウヴェスは、ローとパンチを当てながらプレッシャーをかけて前に出ていった。


2ラウンドも同様の展開が続く。バジンスキも打ち返して行き、打ち合いの末に両者とも出血していた。

3ラウンドも同様の打ち合いが続いたが、より正確でダイナミックな打撃を繰り出したアウヴェスの方に支持が集まったことだろう。

ヌルマゴメドフ vs. ドス・アンジョス

この日の試合は最高の内容ではなかった。しかし カビブ・ヌルマゴメドフはハファエル・ドス・アンジョスを3ラウンドに渡って圧倒し3−0の判定(三者とも30−27)で勝利し、自らの戦績を22戦全勝とした。敗れたドス・アンジョスの連勝は5でストップ、戦績は20勝7敗となった。

1ラウンド、この試合でもヌルマゴメドフは相手をあっさりテイクダウン。ドス・アンジョスもすぐ立ち上がってみせるものの、ロシア人ファイターのヌルマゴメドフはパンチで詰めてテイクダウンに行く必殺のパターンで天を稼いでいった。テイクダウンが取れなくても、その過程でパンチを入れて近距離で試合をコントロールすることで、ヌルマゴメドフは優位に立つのであった。


2ラウンド、テイクダウンに来たヌルマゴメドフにギロチンを合わせたドス・アンジョス。しかしヌルマゴメドフは頭を引き抜いてまたもや試合を支配した。


3ラウンド、後が無いドス・アンジョスは打撃で前に出て行くが、またしてもヌルマゴメドフのテイクダウンに捕まってしまう。そのままヌルマゴメドフが上のポジションを取ったまま試合は終了した。


マスヴィダル vs. ヒーリー

元ストライクフォースのスター同士の対決は、地元フロリダのホルヘ・マスヴィダルが パット・ヒーリーから判定3−0(30−27、30−27、29−28)で勝利を得て、ファンを喜ばせた。これでマスヴィダルは26勝8敗、ヒーリーは31勝18敗1ノーコンテストとなった。
1ラウンド、マスヴィダルの打撃が冴え、蹴り、パンチ、肘をヒーリーの鋼鉄のアゴに当てた。もらいながらも前進したヒーリーは一度はテイクダウンを奪うことに成功したものの、すぐにマスヴィダルに立たれてしまった。

2ラウンドも全く同様な展開続いた。ヒーリーは打たれながらも前に出るが、マスヴィダルはテイクダウンを許さずに打撃を当てていった。

3ラウンド、前に出てテイクダウンに行ったヒーリーだが、逆にマスヴィダルに上を取られてしまう。そこから長い時間上をキープしたマスヴィダルが、このラウンドも優勢に終えたのだった。

ホワイト vs. ペイヤン

アレックス・ホワイトがUFCデビュー戦で強靭なアゴと強い拳を見せつけ、フェザー級のベテラン エステヴァン・ペイヤンを88秒で仕留めてみせた。これでホワイトは10戦全勝、ペイヤンは14勝6敗1ノーコンテストとなった。

あまりにも激しい打ち合いが展開されたこの試合、ペイヤンも大振りのパンチを当てたが、ホワイトは強烈な左ストレート! マットに沈んだペイヤンに追撃を浴びせて1分28秒でTKO勝利をあげた。ペイヤンはストップされると同時にすぐさま立ち上がったが、後の祭りであった。

マガリャエス vs. ザクリッチ

このミドル級戦においては、カイオ・マガリャエスが代打出場のルーク・ザクリッチを1ラウンドで仕留めてみせた。マガリャエスはこれで8勝1敗に。ザク立地は13勝3敗となった。

開始同時に激しく打ち合った二人。そのうちマガリャエスの左ショートフックがヒット! そのまま追撃をかけて僅か44秒で試合を極めた。


メイン vs. ペルペテュオ


ジョーダン・メインは、ブラジルのUFCニューカマーエルナニ・ペルペテュオとの接戦を判定2−1(29−28、28−29、29−28)で制し、1年振りの試合を勝利で飾った。これでメインは28勝9敗、ペルペテュオは17勝4敗となった。

1ラウンド、ブランクを感じさせない動きを見せたメインは、スタンドでもグラウンドでもペルペテュオを圧倒した。

しかし2ラウンド、やや動きが落ちたメインに対して、ペルペテュオがリズムに乗りはじめ、やがてテイクダウンに成功した。


激しい打ち合いが見られた3ラウンド。前に出るペルペテュオに対してテイクダウンに成功したメインだが、ペルペテュオは足関節狙いからスタンドへ。ペルペテュオは攻め込むが、メインがテイクダウンを決めて難を逃れたのだった。


オーティス vs. ボーグ

1月、
ジョンなモラガに物議を醸す2−1の判定で敗れたダスティン・オーティスは、今回は逆の立場を経験することとなった。オーティスはニューカマーのレイ・ボーグを判定2−1(29−28、28−29、29−28)の僅差で下し、ボーグの無敗記録を止めたのだった。これでオーティスは13勝3敗に、ボーグは6勝1敗となった。

1ラウンド、グラウンドでお互い主導権を握り合った両者。だが観客から大きな反響を得たのは、二度も豪快なスラムを決めたボーグの方だった。

2ラウンド、オーティスは逆にスラムを決めて反撃開始。しかしボーグは上を取り返してバックからチョークを狙う。オーティスもそれをしっかりと守り切った。

3ラウンド、観るものに「なぜ最初からそれをやらなかったのか」と思わせるほど鋭い打撃を放つオーティス。またしても豪快なスラムをもらうこととなったが、ジャッジの支持を得るだけの攻撃をしてみせた。

ベクティック vs. スケリー

UFCデビュー同士のフェザー級無敗対決は、ミアサド・ベクティックがチャス・スカリーを判定2−0(29−27、29−27、28−28)で下し、UFC初勝利をあげた。これでベクティックは8戦全勝、スケリーは11勝1敗となった。

1ラウンド、スケリーが強打を当てて先制。しかし後半ベクティックはテイクダウンに成功し、パウンドを当てた。

2ラウンド、優勢に進めはじめたスケリーだが、ベクティックが手をマットに付いたところに顔面に膝を入れて原点をされてしまう。このラウンドは優勢に進めたスケリーだが、これで勝つためには最終ラウンドで相手を仕留めなくてはならなくなってしまった。


3ラウンド。ベクティックはテイクダウンを決めるが、スケリーはリバーサルからバック奪う。ベクティックもよく守って上を取り返す。スケリーはスタンドに戻るとさらにベクティックを追いかけるが、またしてもグラウンドに持ち込まれてしまった。


ルイス vs. メイ

ヘビー級のニューカマー対決は、デリック・ルイスがジャック・メイを1ラウンドで仕留めた。こでルイスは10勝2敗1ノーコンテストに、膝を痛めてしまったメイは7勝1敗となった。

お互い激しく上を奪い合った両者。やがてマウントを奪ったメイだが、ルイスに返されて下になってしまう。そこからルイスはパウンドの猛攻を仕掛けて4分23秒で勝負を決めた。