UFCファイトナイト、メインカードの結果は以下の通り。

6月にブレンダン・シャウブに勝利したものの、あまり見栄えのしない内容だったために多くの者を失望させた元UFCヘビー級王者、アンドレイ・アルロフスキーが、高らかにタイトル戦戦復帰を宣言した。この土曜日にブラジル、ブラジリアのギナシオン・ニルソン・ネルソンで行われたUFCファイトナイトのメインイベントにて、アルロフスキーは地元ブラジルのビッグフット・シウバを1ラウンドでKOしたのだ。
「僕はすごく練習をしたんだ。それだけ大切な試合だったんだ」とアルロフスキーは語った。「なんとしてもKOしたかった。別にシウバに恨みがあるわけではないけどね。」
この試合は2010年にストライクフォースで行われた試合の再戦であった。その時はシウバが判定勝利を収めたが、今回はジャッジが判定を下す必要はなかった。
試合開始早々にスピードに乗った動きを見せたアルロフスキー。対するシウバもカウンターの一撃を虎視眈々と狙う。しかしこの日に効を奏したのはアルロフスキーの出入りを多用したスタイルだった。アルロフスキーはパンチを当ててはすぐに動くことで試合を支配していった。やがてピットブルことアルロフスキーは強烈な右をヒット! ダウンしたシウバに追撃を仕掛けて2分59秒で決着をつけてみせた。
この勝利で今35才のアルロフスキーは4連勝を記録。戦績は23勝10敗1ノーコンテストとなった。今回は地元ブラジルでの初試合だった34才のシウバはこれで18勝6敗1ノーコンテストに。
チバウ vs. ホールマン
ライト級ベテラン戦士のグレイソン・チバウがピオトル・ホールマンに判定2−1(29−28、28−29、29−28)で勝利し、この5試合中4勝目をあげた。これでチバウは39勝10敗、ホールマンは15勝3敗となった。
1ラウンド、強烈なミドルを当てたチバウ。対するホールマンも打撃でリズムを掴みかけたが、チバウは豪快なテイクダウンで流れを断ち切ってみせる。すぐに立ち上がったホールマンだったが、その後は有効な攻撃を仕掛けられなかった。
2ラウンド、チバウは今度は回転裏拳打ちを当ててホールマンをぐらつかせる。ホールマンはひるまず反撃していったが、チバウペースを覆すことはできなかった。 .
3ラウンド、最初の2ラウンドを落としたとセコンドに言われたホールマンは前に出て行くが、チバウはテイクダウン。立ち上がったホールマンだが、チバウにフェンスに押し込まれてしまう。ホールマンはそこから顔面に膝を当ててチバウを出血に追い込み、さらに膝と肘を入れてゆくが、勝利を得るには至らなかった。
サントス vs. エスクデロ
このTUF王者同士の対決は、レオナルド・サントスが接戦ながら3−0で判定を制した(三者とも29−28)。エスクデロはUFC復帰を勝利で飾ることはできなかった。
1ラウンド、様子見からサントスはテイクダウンに成功。かつて柔術界で無敵の世界王者として君臨していたサントスは、そこから得意の寝技で完全にペースを握るものの、フィニッシュに持ち込むことはできなかった。
2ラウンド、打撃でペースを握ったエスクデロは、サントスをノックダウンすることに成功! このラウンドを支配した。3ラウンドも出だしは調子の良かったアリゾナのエスクデロだが、中盤にサントスは決定的なテイクダウンを奪取! そこからマウント、バックとポジションを進めてチョークを狙っていったサントスが、見事にこのラウンドと勝利を奪取してみせた。
この勝利でサントスは13勝4敗1分けに、エスクデロは23勝9敗となった。
ポンジニッビオ vs. オリヴェイラ
ブラジルに居を構えるアルゼンチン人ファイターのサンチアゴ・ポンジニッビオが、今回UFCデビューを迎えたヴェンデル・オリヴェイラを僅か80秒でKOし、2度目の挑戦にしてUFC初勝利をあげた。
試合開始後激しく打ち合った両者。先に強烈な左をヒットさせたポンジニッビオが、ダウンしたオリヴェイラに追撃を加えて1分20秒で試合を決めた。
これでポンジニッビオは20勝2敗、オリヴェイラは24勝8敗となった。
アルカンタラ vs. ドアン
バンタム級ランカーのユーリ・アルカンタラがラッセル・ドアンとの激戦を判定3−0(三者とも29−28)で制し、三連勝を飾った。これでアルカンタラは31勝5敗1ノーコンテストに、ドアンは14勝4敗となった。
試合開始後激しく打ち合った両者、やがてテイクダウンに成功したアルカンタラはチョークに入るが、ハワイ出身のドアンはなんとか防ぎさらに上になることに成功。そこからパウンドを落としていったがアルカンタラも立ち上がった。
2ラウンド、強烈な左の蹴りとパンチを当てるアルカンタラ。ドアンもテイクダウンに成功したが、アルカンタラは下から積極的に仕掛ける。試合がスタンドに戻り攻撃に出たアルカンタラだが、ドアンはまたしてもテイクダウンを決めた。
3ラウンド、またしてもテイクダウンを奪い、上からダースチョークを狙うなど積極的に攻めたドアンだったが、アルカンタラはうまく防いでさらに後半は体勢を入れ替えることに成功。勝敗はジャッジの手に委ねられたのだった。
アンドレイジ vs. パチェコ
女子バンタム級10位のジェシカ・アンドレイジが、ニューカマーのラリッサ・パチェコを圧倒し、1ラウンドで仕留めてみせた。
試合開始後、まずは打ち合った二人だったが、やがてアンドレイジはテイクダウンに成功。そこからパウンドを放ちギロチンへ。一度は防いだパチェコだったが、再びアンドレイジがギロチンで締め上げると4分33秒でタップした。
この勝利でアンドレイジは12勝3敗に、パチェコは10勝1敗となった。