UFC 184 メインカードの結果は以下の通り。
2月28日、ロサンゼルス: 元ボクシング女子世界王者、ホーリー・ホルムは待望のUFCデビュー戦を見事白星で飾ってみせた。土曜夜、ステイプルズセンターで行われたUFC 184大会のセミファイナルにて、アルバカーキ生まれのMMA無敗のホルムは、無類のタフネスを誇るラケル・ペニントン終盤の反撃を抑え、判定2-1(30−27、28−29、29−28)で勝利を得たのだ。1ラウンド、ホルムはペニントンのテイクダウン狙いを防ぎ、パンチとキックを当ててペースを握ってみせた。2ラウンドも同様にスタンド戦で主導権を握ったホルムだったが、ペニントンも負けじと打ち返した。 もっともドラマチックな瞬間が訪れたのは3ラウンド。ペニントンが右を当ててホルムからフラッシュダウンを奪ったのだ。すぐに立ち上がって反撃を見せたホルムだったが、ラウンド終盤にペニントンはまたもや強打を当て、出血したホルムを下がらせたのだった。もうもう一ラウンドあったなら勝敗は変わっていたかもしれないと思わせるないようだったが、この試合は、最初の2ラウンドを明らかに取ったホルムが勝者であった。これでホルムは8戦全勝に、ペニントンは5勝6敗となった。 エレンバーガー vs. コスチェックウェルター級のベテラン二人、ジェイク・エレンバーガーとジョシュ・コスチェックの二人は、ともに3連敗中で勝利を切望していた。この試合で勝利を手にしたのは、2ラウンドで見事な一本勝ちを収めたエレンバーガーの方であった。 1ラウンド、鋭いジャブを放っていたコスチェックだったが、エレンバーガーに逆に強烈なジャブをもらうとテイクダウンに。すぐに立ち上がったエレンバーガーは、しばらくケージ際に押し付けられていたが脱出。スタンドで強烈なパンチを当ててコスチェックにダメージを与えてみせた。 2ラウンド開始早々テイクダウンを狙ったコスチェックは、エレンバーガーをフェンスに押し付けるもののテイクダウンは取れず。ブレイク後、またしてもテイクダウンを狙ったコスチェックだったが、エレンバーガーはギロチンでカウンター。コスチェックは懸命にスピンして逃れようとするが、エレンバーガーはそのまま上四方チョークの体勢で締め上げ、4分20秒でタップを奪ってみせた。 これでエレンバーガーは30勝9敗に、13年11月以来のオクタゴン登場となったコスチェックは19勝9敗となった。 ジョウバン vs. ウォルシュ前回ワーリー・アルヴェスに微妙の判定負けを喫したアラン・ジョウバンは、今回のリチャード・ウォルシュ戦ではジャッジが勝敗に介入することを許さなかった。ジョウバンは1ラウンドでウォルシュを倒してみせたのだ。1ラウンド、お互いに危険を省みず前に出てハイペースで打撃を交換した両者。特にローキックを何度も当ててみせたジョウバンは、オーストラリア出身のウォルシュの頭部に強烈な左の肘打ちをヒット! ふらついてフェンスにもたれたウォルシュに対してジョウバンが追い打ちをかけると、レフェリーが2分19秒で試合を止めた。 この勝利でジョウバンは11勝3敗に、ウォルシュは8勝4敗となった。 ファーグソン vs. チバウ驚いたことに未だにライト級でランキング入りしていなかったトニー・ファーグソンは、この日グレイソン・チバウから1ラウンドで圧倒的な勝利を収めて5連勝を収めることによって、ランキング投票者に対して大きなアピールをしてのけた。これでファーグソンは19勝3敗に、チバウは40勝11敗となった。 試合開始からシャープな打撃を見せたファーグソンは、常にUFC ライト級における最多勝利を誇るチバウの先手を取ってみせる。やがてファーグソンは右の強打をヒット! やがて試合がグラウンドにもつれ込むと、ファーグソンはチバウが回復する前にバックに回ってチョークに。そのまま締め上げて2分37秒で勝負を決めた。