メインコンテンツに移動
/themes/custom/ufc/assets/img/default-hero.jpg

ホジェリオ・ノゲイラ、地元で復活のKO勝利!

日本時間5月15日(日)、ブラジル・パラナ州クリチバにあるアレナ・ダ・バイシャーダで行われたUFC198のレリミナリーファイト(前座試合)前半戦の試合レポート。

ライトヘビー級 5分3ラウンド 
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ vs. パトリック・カミンズ




ランキング10位、大ベテランの39才ノゲイラは、前々回はアンソニー・ジョンソンに秒殺負け、前回はショーグンことマウリシオ・フアとのレジェンド対決に敗れて二連敗。今回は地元ブラジルでぜひとも復活してみせたいところだ。

対する米国のカミンズはUFCで4勝3敗の戦績を持つ35才で、現在ランキング11位。前回はグローバー・テイシェイラの強打に屈しており、こちらも復活を狙う。

1ラウンド。ノゲイラがサウスポーからジャブを放てば、オーソドックスのカミンズは左右の蹴りで距離を取り、インローを数発ヒット。やがてノゲイラが右を当てると、カミンズは組み付くがノゲイラは倒れず、両者は距離を取ってみせた。

ラウンド終盤になると、ノゲイラの右フックがヒット! ふらついたカミンズに対し、ノゲイラは距離を詰めてパンチを連打する。さらに左右のフックをヒットすると、崩れ落ちたカミンズの背後からパウンドを連打するノゲイラ。カミンズはパンチを貰いながらも立ち上がるが、そこにノゲイラの強烈な左ストレートが続けざまにクリーンヒット! 4分52秒でレフェリーが試合を止めた。

地元のレジェンドのあまりにも見事な復活劇に大いに沸いた場内。スクリーンに弟の勝利を喜ぶ兄ホドリゴ・ノゲイラの姿が映し出されると、さらなる大歓声に包まれた。満面の笑顔を見せた勝者は「まずはクリチバのお客さんに感謝の意を表したい。僕には素晴らしいチームがいて、多くの前途有望な若手がトレーニングを助けてくれたんだ。相手とレスリングで戦うつもりはなかったけど、試合ではレスリング特訓が生きたよ。僕の階級には多くの強豪がいるから、誰とでも戦うつもりだよ」と語り、兄と抱き合って喜びを分ち合った。

ウェルター級 5分3ラウンド 
セルジオ・モラエス vs. ルアン・シャーガス




元ブラジリアン柔術世界王者のモラエスは、今のところUFCで4連勝中。前回はオマル・アクメドフを3 ラウンドで仕留めている。対するシャーガスもブラジル出身。これまで14勝1敗の戦績を残している22才だ。今回がUFCデビュー戦となる。

1ラウンド、スイッチをしながら前に出てパンチの連打やローを放つシャーガスに対して、オーソドックスのモラエスはよく見て対処。シャーガスが強烈なローを当てれば、リーチに勝るモラエスもジャブや前蹴りをヒット。やがてシャーガスの左ハイがヒットしてモラエスがダウン! さらにパウンドで攻め込むが、モラエスがガードを取るやシャーガスはすぐに立ち上がる。さらにパンチの連打でモラエスのバランスを崩したシャーガスは、前に出てパンチからローを当てていった。

2ラウンド。前ラウンドを落としたモラエスが、プレッシャーをかけて距離を詰めはじめる。モラエスの右フックが当たるが、シャーガスもパンチで押し返す。さらに前に出て左右のパンチを当てるモラエスに対し、シャーレスはややスローダウン。距離が詰まりシャーガスが頭を下げると、モラエスはすかさず飛びついてギロチンへ! 場内から大歓声が上がるが、シャーガスは頭を抜く。

さらにモラエスはシャーガスの右腕を下から抱えて動きを止めて打撃を放つが、シャーガスは防御に専念してブレイクを勝ち取ルコトに成功。再開後も前に出たモラエスはテイクダウンを狙うが、シャーガスはそれを切り返して背後に。しかし元柔術世界王者のモラエスは、体を翻して上を奪ってみせた。

3ラウンド。さらにプレッシャーをかけるモラエスは、動きの落ちたシャーガスが頭を下げたところをがぶって引き倒して上に。そこから片足を超えてハーフで胸を合わせて固めると、上半身で強烈なプレッシャーをかけてパスに成功。続いて嫌がって動いたシャーガスの背後に付いてみせた。シャーガスは前転して足狙いを見せるが、モラエスはしっかり付いてゆきバックをキープ。腰を上げたシャーガスに飛びついたモラエスは、前に落ちながらの腕狙いを見せるがシャーガスが防御。最後は上を取ったシャーガスがパウンドを試みていった。

熱闘の判定は1-1(29-28、28-29、28-28)でドローに。1ラウンドにダウンを取り大きくリードしたシャーガスを、モラエスがベテランの経験とそのグラップリング能力で盛り返した形となった。

フェザー級 5分3ラウンド 
ヘナート・モイカノ vs. ズバイラ・ツフゴフ




ブラジルの26歳のモイカノは、デビューして以来10戦9勝1分と負け無しの戦績を誇り、前回のオクタゴンデビュー戦においてもトム・ニイニマキにチョークで快勝している。対するロシアの25歳、ツフコフはUFC3連勝中。前回はフェリペ・ノヴァーに2-1で判定勝ちを収めている。

1ラウンド、オーソドックスに構える両者。距離を取り、ガードを下げて軽快なステップを見せるツフゴフに対して、祖国の大きな声援に囲まれたモイカノはジャブからローを放つ。やがてツフゴフが飛び込んでの左フックを振るうと、バランスを崩すモイカノ。 グラウンド状態のモイカノにパウンドを放つツフゴフだが、モイカノはラバーガードでツフゴフを固めて三角を狙う。それを凌いで立ち上がったツフゴフが高々と飛び上がってのパウンドを狙うが、モイカノはそれを足で防ぐ。そこでツフゴフがバランスを崩すと見るや、モイカノは即座に立ち上がって襲いかかりバックに付くが、ツフゴフも機敏な動きでエスケープしてみせた。

2ラウンド。ジャブとローでプレッシャーをかけるモイカノに対し、ツフゴフは周りながらカウンターの右を振ってゆく。打撃戦が続くなか、終盤モイカノは強烈なインローとアウトローをヒットさせてみせた。

3ラウンド。前に出て来たツフゴフに対して、モイカノのカウンター左フックがヒット。ツフゴフはタックルに入るが、モイカノはそれをがぶって首狙い。しかしツフゴフは素早く体を捻ってエスケープする。その後ツフゴフが飛び込んでの強烈な左をヒット。ダブルレッグテイクダウンにつなげるが、モイカノはすぐに立ち上がる。

終盤、モイカノのローがヒット。対するツフゴフはシングルレッグテイクダウンに入るが、モイカノは素早くい反応を見せて逆に上を狙う。するとツフゴフも機敏に立ち上がってみせた。

一進一退の攻防の判定は、2-1(29-28、28-29、29-28)でモイカノに。地元の大歓声に包まれた勝者は「1ラウンドは不利だったけど、それで目が覚めたよ。僕はブラジリアン、決してギブアップはしない。僕は小さなチーム出身だけど、世界レベルのレスラーでありサンビストである相手のテイクダウンを防ぐことができた。僕らができることが証明できたよ。今日は素晴らしいお客さんの声援に支えられたよ」と喜びを語った。