メインコンテンツに移動
/themes/custom/ufc/assets/img/default-hero.jpg

"イジメっ子"ブランソンを相手に拳で反撃するホール

 



スピニングキックやヒザ蹴などを使いプロ19戦中13戦に勝利してきたユライア・ホールには、自身の得意技とは関係のない、奇妙な第6感を持ち合わせている。

ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン17でデビューを飾って以来、ホールはその奇妙な第6感を使い、周りから言われてきたことをすべて感じ取ってきた。それによりモチベーションが上がることもあれば、考え過ぎの原因になることもあった。良くも悪くも、ホールは戦い続けた。“プライムタイム”ことホールは日本時間9月18日(日)に行われるUFCファイトナイト・ヒダルゴのセミメインイベントでミドル級コンテンダーのデレク・ブランソンと拳を合わせる。

「ここまで最高の道のりだった。TUFから始まって、キャンプを変えたり、学校を変えたり、ズルされたり、勝ったり、負けたり。哲学的になりたくはないけど、人生経験は自分が学びたいと思えば思うだけ身になるもの。勝つこともあれば、負けることもある。期待もされるし、疑われることもあう。オレは、人の考えに左右されたり、周りの人が期待する自分の姿で生きようとしたりすることがある。自分の実力や、なぜ格闘技を始めたのかを忘れてしまうことがあるんだ」

「ただ、今のオレは安定している。とにかく勝ちたいし、集中できている。自分の出発点もしっかり理解しているしね」

キャリア最大の試合となるはずだったアンデウソン・シウバ戦は、シウバが急性胆のう炎を患い、手術を受けるために試合を欠場。ホールならきっと「しょうがない」とでも言うだろう。

 



今回の対戦相手であるブランソンについては“隠れたイジメっ子”だとし、口調を強めた。ジャマイカからアメリアに移住した経験を持つホールは過去にイジメを経験しており、イジメに対しては敏感なのだ。TUFのトライアウトで初対面した際、ホールはブランソンから良い印象を受けなかったという。

「ずっと気に食わなかった。ヤツはその時、Strikeforceとの契約のせいでTUFには出られなかったわけだけど、ヤツは隠れたイジメっこだ。口にするコメントとかで分かった。オレのことを冷たい目で見たりもしてきたしな。オレはどうでもいいと思っていたけど。しまいには、オレがヤツに悪口を言っていた、なんて言い始めた。オレは“そんなの知らない”って言い切ったけどな。ヤツがオレと戦いたい理由は分かる。オレを踏み台にして上に行きたいんだろう。オレも同じことを考えている。むしろ障害物みたいなものだ」

「オレは挑戦を得意とする男だ。映画に出てくる悪役の顔面を殴るのと同じようなもの。ヤツはオレのことを知りもしないで文句をたれている。とにかくヤツの顔面を殴ってやりたい」

正気を失ってブランソンに主導権を握らせてしまう恐れはないのか。

「今回はキャンプ中もずっと冷静だったし、エクストリーム・クートゥア(ジム)で最高のキャンプができた。今は興奮しているし、心理状態も良い。とにかく相手を滅多打ちにして、拳で語るだけだ」

「人の人生は変わるものだ。タイトルを獲得することはもちろんだけど、地元のクイーンズ(ニューヨーク)やジャマイカのために戦っている部分もある。前とは違う考え方だな。だからデレク・ブランソンみたいに、オレがここにたどり着くまでの犠牲を知らないファイターはオレにとって何でもない存在なんだ」