UFNブルームフィールド大会のメインイベントの結果は以下の通り...。
土曜日の夜にコロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターで開催されたUFN大会のメインイベントでここ数年間で初めてアンダードッグとして一戦を闘った、元UFCライト級王者のベンソン・ヘンダーソンは地元デンバーのブランドン・ザッチを4ラウンドにフィニッシュ。ショート・ノーティスでの170ポンド級でのデビュー戦を成功させた。「人には殻を破らなければならない時ってものがある、全力を傾けて自分自身を試すんだ。」ヘンダーソンは語った。「この試合で勝利出来るかどうかは俺だって分からなかった。分からなくてもやらなくちゃならないってことは何度だってあるんだ。」 1月18日にドナルド・セラーニに敗北を喫していたヘンダーソンはこの勝利で連敗から脱出した。負傷のステフェン・トンプソンに代わりザッチ戦を打診された元王者はこの一戦を迷わず受諾した。試合開始直後に積極的に前に出るザッチに対してヘンダーソンは序盤はディフェンシブな闘いを強いられたものの、すぐにボディへのアッパーと上下に打ち分けるキックで攻撃を組み立て始めた。ヘンダーソンは多彩なフットワークで動きを止めずに相手に強打を繰り出す機会を与えず、このためザッチは辛抱強く攻撃の機会を伺っていた。ただし、この両者が5ラウンドを通じて同じペースで攻防を続ける事が出来ないであろう事は明らかだった。2ラウンドが始まりしばらくすると、ザッチは自身のキックの距離を掴み始め、ヘンダーソンは相手との距離が詰まると依然として相手のボディへの攻撃を繰り出し続けた。残り時間2分少々、ヘンダーソンがザッチに組み付くと、ザッチは大外刈りでアリゾナの英雄をマットに転がし、その数分後にも再び右フックと大外刈りのコンビネーションを決め、会場から大歓声を引き出した。3ラウンドに入りザッチの打撃の圧力が強まるにつれ、ヘンダーソンは必死にテイクダウンを試み、そして攻防がグラウンドに持ち込まれると即座にザッチのバックを奪った。ヘンダーソンは打撃を散らしながらサブミッションを狙い続け、その試みは成功しなかったものの、ラウンドを優勢に終了した時、疲労の見えるザッチの両目の下は黒く腫上がっていた。4ランドに入り、慣れ親しんだチャンピオンシップ・ラウンドでまだ余力の見えるヘンダーソンは2分過ぎにテイクダウンを狙って片足タックルに飛び込んだがこれは成功しなかった。ザッチが勢いを取り戻したかに見えたラウンド中盤過ぎにヘンダーソンは見事なテイクダウンで試合の流れをひっくり返すと即座にザッチのバックを奪取した。スクランブルに持ち込んだザックは一瞬この最悪のポジションから脱出しかけたものの、ヘンダーソンは即座にザッチを再びグラウンドに引きずり戻すと3分58秒にガッチリとチョークを食い込ませザッチからタップを引き出した。「彼には見事な王者のハートが備わっていた。」ザッチは謙虚に勝者を讃えた。「力に頼り過ぎたのかも知れない、もっとスピードにこだわるべきだった。失敗から学ぶしか無いね。もっと経験を積む必用があるようだ。」この勝利でヘンダーソンはその戦績を22勝5敗と伸ばし、ザッチは11勝2敗となった。