メインコンテンツに移動
/themes/custom/ufc/assets/img/default-hero.jpg

劇的展開のUFC 196以降も興奮が続く2016年のUFC

 

コナー・マクレガーは長らくフェザー級王者として君臨していたジョゼ・アルドを倒した後、安全策を取ることもできただろう。

2つ目のベルトを目指して階級を上げる必要はなかった。ハファエル・ドス・アンジョスが試合の10日前になってケガを理由に欠場を決めた時も、さらにもう一つ階級を上げる必要はなかった。

 



しかし、マクレガーは安全策を選ばない。フロイド・メイウェザーとは違うのだ。対戦相手を選ぶことをせず、安全策を好まない。だからこそ、マクレガーがUFC初黒星を喫しても、この世界の将来はまだまだ明るいと言える。

UFC 197を筆頭にスタートを切る“Unstoppable(アンストッパブル)”シーズン。多くの好カードが組まれる中でも最も注目を集めているのが7月にラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC 200だ。

UFC 196という大舞台で敗北を喫したとはいえ、マクレガーとホリー・ホルムが今夏のUFC 200で活躍する可能性はまだ十分に残っている。

“ノートリアス”ことマクレガーが保持するフェザー級王者の座を狙っているのが、フランキー・エドガーとジョゼ・アルドの2人。マクレガーはUFC 200でアルド戦をやりたがっている様子だが、エドガーが挑戦権を勝ち取る可能性も捨てきれない。

UFC会長のデイナ・ホワイトは、新女子バンタム級王者のミーシャ・テイトの初防衛を今年の後半に、ロンダ・ラウジー相手に行うとアナウンスした。ホルムはひとまず、第一挑戦権争いに加わることになるようだ。

女子バンタム級4位につけるアマンダ・ヌネスは、圧巻のパフォーマンスでワレンチナ・シェフチェンコから白星を奪った。しかし、ヌネスは現在ランキング3位で、ラウジーに14秒関節技負けを喫した試合以来戦っていない、キャット・ジンガーノに敗れている。両選手ともUFC 200でホルムと対戦するのにふさわしい相手になるだろう。

自身を“マネー・ファイト”と呼び、実際にUFC 196でコナー・マクレガーから勝利を奪い、大金を手に入れたネイト・ディアス。今回の勝利により、さらに大きな試合に出場することになっていくであろう。UFC 200で、2014年に一度敗れている、ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスと再び戦うことも十分にあり得るはずだ。

まだ試合が決まっていない選手も多いのを考えると、今後も好カードが生まれてくるのは間違いなさそうだ。現ウェルター級王者のロビー・ローラーも試合の対戦相手を吟味している最中である。

UFC 196をオクタゴン脇から観戦していたのが、ジョルジュ・サンピエールだ。復帰も噂される中、ホワイト会長はそれを決して肯定しなかった。UFC 200は前ウェルター級の野獣、サンピエールにとって最適な復帰場所となるだろう。

ロンドン大会でマイケル・ビスピングに判定負けを喫したアンデウソン・シウバもUFC 200出場を狙っているはずだ。相手が誰であろうと見逃せない試合になるだろう。

ジョン・ジョーンズ対ダニエル・コーミエ2もUFCの歴史に残る試合になること間違いなしだ。

ジョーンズが勝つことになれば、アレキサンダー・グスタフソンとの再戦も見ることができるはずだ。UFC 165ではジョーンズを最大に苦しめる活躍を見せ、最近になっても、再戦を狙っているとグスタフソンは話している。

UFC 196では2試合に番狂わせがあったが、この世界にも、そしてUFCにも常にオプションはある。エキサイティングな2016年はまだ始まったばかり。UFCにとって今年も忘れられぬ一年になりそうだ。