UFC ファイトナイト、プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
土曜、ヴァージニア州フェアカックスのパトリオットセンターで行われたファイトナイト大会において、UFC 初勝利は元インヴィクタFC王者のローレン・マーフィの手からまたもや滑り落ちてしまった。前回僅差の判定で敗れたマーフィーは、 今回は世界タイトル挑戦経験を持つリズ・カムーシュ に判定3−0(三者とも29−28)で敗れたのだ。これでカムーシュは9勝5敗に、8月にオクタゴンデビュー戦においてサラ・マクマン に敗れたマーフィは8勝2敗となった。 フェンス際でのクリンチ戦が続いた1ラウンド、マーフィは主導権を握るもののテイクダウンはできず。やがてブレイクが入って両者が離れると、カムーシュが鋭いカウンターを当て、さらに終盤テイクダウンを決めた。 2ラウンド、ペースを上げたカムーシュが打撃を当ててゆき、フェンスに押し付けられても手を出してゆく。しかしグラウンドにもつれたところで上になることに成功したのはマーフィだった。3ラウンド早々、スラムを決めて優位に展開したカムーシュ。しかし下から肘を連打したマーフィは立ち上がることに成功。カムーシュは腰投げを決めるが、マーフィは接近してカムーシュに追撃の隙を与えない。しかし終盤カムーシュはテイクダウンに成功。これがこの試合の判定の決め手となったと言えるかも知れない。 ヤコヴレフ vs. メイナード 長年ライト級コンテンダーの座にいる グレイ・メイナードはこの日、 ウェルター級から階級を落としてきたアレクサンダー・ヤコヴレフ相手に判定3−0(30−27、30−27、29−28)で敗れ、3連敗を喫してしまった。これでヤコヴレフは22勝6敗1分に、メイナードは12勝6敗1分1ノーコンテストとなった。1ラウンド、アールアメリカンレスラーのメイナードから、なんとヤコヴレフが最初のテイクダウンを奪取。しかしすぐに立ち上がったメイナードも打撃で反撃。派手な見せ場こそなかったものの、試合を優位に運んでみせた。 2ラウンドにテイクダウンを奪ったメイナードは、スタンドに戻ってからもペースを握ってみせる。しかし残り2分でヤコヴレフの左が炸裂してメイナードがダウン! 試合の流れが一変してしまう。さらなる猛攻を受けたメイナードだが、なんとかラウンド終了まで凌いでみせた。3ラウンド、メイナードはまたしてもテイクダウンを奪取。しかし立ち上がったヤコヴレフも、スタンドで強烈な左をヒット。そのまま両者が疲れ攻防のペースが落ちたが、最終ラウンドにヤコヴレフがテイクダウンに成功! 決定的なスコアをあげるとともに、上のポジションからメイナードの最後の反撃を封じてみせた。 ジョンソンvs. アブドゥラヒモフ UFCデビュー同士のヘビー級戦は、ティム・ジョンソンが立ち上がりこそ調子が出なかったものの、1ラウンドで見事にシャミル・アブドゥラヒモフ を仕留めてみせた。1ラウンド、ペースを握ったかに見えたダゲスタン出身のアブドゥラヒモフだったが、レフェリーにロープを掴みで4度も警告を受け、減点1を宣告されてしまう。その後テイクダウンに成功したジョンソンはすぐにマウント奪取に成功。ミネソタ出身のジョンソンはそのままパウンドを集め、4分57秒でレフェリーのストップを呼び込んで勝利した。この勝利でジョンソンは9勝1敗に、アブドゥラヒモフは15勝3敗となった。 スターリングズ vs. ジョーンズ この日のオープニングバウトとなったミドル級戦では、地元の人気者ロン・スターリングズが、ジャスティン・ジョーンズを判定3−0(30−27、29−28、29−28)で下し、フェアファックスのファンを喜ばせた。 接近戦で長い時間が費やされた1ラウンド、ジョーンズは相手の左目を切り裂くなど有効打を入れるが、ラウンドを取ったのはおそらく強烈なミドルを当ててダメージを与えたスターリングズの方だっただろう。2ラウンド、ジョーンズはスターリングズを金網に押し付けるもののブレイクに。遠い間合いではスターリングズが有効打を当てるが、ジョーンズは残り2分でテイクダウンに成功して上をキープした。 3ラウンド、スタミナを失ったジョーンズはクリンチから何もできず。対するスターリングズは離れた距離で打撃を当てることに成功。メリーランド出身のスターリングズがUFC初勝利を挙げた。これでスターリングズは13勝7敗1ノーコンテストに。ジョーンズは3勝2敗となった。