UFC ファイトナイト、プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
土曜日、リオデジャネイロのジナシオン・ド・マカランジーニョで行われたUFCファイトナイトにおける、地元リオ出身のケヴィン・ソウザと、東京から来た菊野克紀によるフェザー級戦の焦点は、ソウザのパンチと菊野の蹴りの争いになると思われた。そしてこの日、 勝ったのはパンチであった。ソウザは1ラウンド、右一発で菊野を仕留めてみせたのだ。 試合開始後から菊野を追いかけるソウザ。しばらくお互い手を出さずにいた後、ソウザの右が、カウンターを狙った菊野の拳よりも早く、完璧なタイミングでヒット! 菊野は顔面からカンバスに崩れ落ち試合は終了した。1分31秒のことだった。これで10連勝のソウザは19勝3敗に、菊野は23勝7敗2分となった。
トリナウドvs. アレオラブラジリア出身のフランシスコ・トリナウドが、3ラウンドにわたってメキシコ出身のアクバル・アレオラを圧倒し、ライト級戦を判定3−0(三者とも30−37)で制した。これでトリナウドは16勝4敗、アレオラは23勝9敗1分となった。1ラウンド開始早々、相手に組み付いてフェンスに押し付けることに成功したトリナウドは、怪力を発揮してスラムでテイクダウン。そこからアレオラの下からの仕掛けを凌ぎつつパウンドとヒジで削っていった。 2ラウンド、アレオラはローキックを数発当てるものの、やがてトリナウドがテイクダウン。またしても上からのパウンドとヒジで優位に立った。3ラウンドは長いことスタンドの展開が続き、トリナウドが強打を当てる場面が目立った。終盤トリナウドはとどめのテイクダウンを決めて勝利を確固たるものとした。
シウバ vs. ドーバーサンパウロ出身のレアンドロ・シウバと、オマハ出身のドリュー・ドーバーの試合はおかしなエンディングを迎えてしまった。レフェリーが明らかなミステイクを犯し、まだ勝敗が決する前に2ラウンドでシウバの勝ちを宣告してしまったのだ。これでシウバは18勝2敗1分に、ドーバーは15勝7敗となった。1ラウンド、シウバはスタンドでスムーズな動きと良いディフェンスを見せたものの、終始攻め込んだドーバーが優勢に進めた。 2ラウンド早々、テイクダウンを奪ったシウバは寝技で攻め込んでゆく。しかし残り3分のところでドーバーがリバーサルを決めて上に。しかしシウバはハーフ上からギロチンの体勢に。ドーバーが頭を抜きに掛かったところで、レフェリーのエドゥアウド・ハーディが不可解な試合ストップを宣告し、ドーバーがタップしたと主張した。会場で流されたリプレイは、ドーバーがタップしていなかったことを示したが判定は覆らず。2分45秒のことだった。 「ハーフガードからのギロチンなんて極まらないよ」とドーバーは語った。「僕はタップしていない、するつもりすらまったくなかったんだ。」 マフラ vs. カリゾーサ ウェルター級から落としてきたブラジル人ライターのレオナルド・マフラにとって、ライト級は適性階級だったようだ。マフラはこの日ケイン・カリゾーサを完封して3−0(30−26、30−27、30−27)で勝利を飾ったのだ。1ラウンド早々、カリゾーサのパンチがヒットしてマフラはダウン。しかし立ち上がったマフラは再び打ち合いを挑み、カリゾーサをフェンスに追い詰めるとテイクダウンを奪った2、3ラウンドはマフラがスタンド、グラウンド共に優勢に進め、特に3ラウンドではサブミッションとパウンドで攻め込んで完勝した。これでマフラは12勝2敗、カリゾーサは6勝2敗となった。 ギアゴス vs. ジ・オリヴェイラクリストス・ギアゴスは、ジョルジ・ジ・オリヴェイラにリオへの地元凱旋を許さなかった。ギアゴスはこのライト級戦において、1ラウンドでジ・オリヴェイラを仕留めたのだ。これでギアゴスは11勝3敗、ジ・オリヴェイラは7勝2敗となった。試合開始30秒でテイクダウンを奪ったカリフォルニア出身のギアゴスは、そのままマウントへ。ジ・オリヴェイラは必死にエスケープを試みるものの、ギアゴスはそのままバックを奪ってチョークに。3分12秒で仕留めてみせた。
セラーノ vs. サイラーこのフライ級戦において、TUFラテンアメリカにおけるチームメイトの二人が友情をとりあえず横に置いて闘った。その結果、フレディ・セラーノがベントレイ・サイラーらら3ラウンドで一本勝ちを奪ったんのだった。1ラウンド、元オリンピックコロンビア代表のセラーノは、強い右を当ててスタンドで勝負し、終盤になってテイクダウンを決めた。さらにセラーノは2ラウンドも打撃で優位に立ってみせた。 最終ラウンド、後のないサイラーは前に出るがセラーノはこれをテイクダウン。立ち上がったサイラーだがそこにセラーノは強烈な右のアッパーをヒットし、1分34秒で試合を決めた。これでセラーノは2戦全勝、サイラーは5勝1敗となった。