UFC 186メインイベントの結果は以下の通り...。
24分59秒に渡る圧倒劇ーカナダ現地時間25日土曜日の夜、ケベック州カナダのモントリオールで開催されたUFC 186のメインイベントで、UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンは挑戦者堀口恭司からアームバーでタップを奪い、6度目の王座の防衛に成功した。このフィニッシュはUFCの歴史で最も時間の掛かったフィニッシュ記録を樹立した。試合が始まると堀口は数発のキックを繰り出し体をほぐすとリズムに乗り始めた。開始後2分、ジョンソンは堀口の蹴り足を掴むと挑戦者を金網に押し込んだ。しばらくテイクダウンを試みたジョンソンは、堀口を突き放し攻防をロングレンジの打撃戦に戻すとここではジョンソンが優勢に立った。ジョンソンのこの戦略は功を奏し、打撃の連打からのテイクダウンに成功。堀口は必死に立ち上がるが、ジョンソンは試合終了間際にも数発の強打を命中させ優勢を印象づけながら第1ラウンドを終えた。2ラウンドが始まるとジョンソンは初っ端から積極的に打って出ると、堀口は望む所とばかりにこれに打撃で応戦、攻防は金網際のクリンチに持ち込まれた。ここで堀口はテイクダウンに成功し王者を驚かせ、堀口はポジションを固めようとしたものの両者の攻防はスタンドに戻された。両者の距離が開くとジョンソンは強気に前に出ると堀口をテイクダウン。堀口は一度は立ち上がるものの、その後ジョンソンはこのラウンド中に4度のテイクダウンに成功した。3ラウンド、そして4ラウンドも堀口は食い下がったがジョンソンは常に一手、二手と先を行きここまでの20分間を完全にリードしながら第4ラウンドを終えた。最終ラウンド、堀口は最後の反撃を試みたがジョンソンはそれを許さず多彩な攻撃を織り交ぜ堀口に狙いを絞らせず、さらに堀口の右腕をアームバーに捉えると4分59秒に全てに決着付けた。ワシントン出身、28歳のジョンソンはその戦績を22勝2敗1分けと戦績を伸ばし、東京出身の24歳、堀口は15勝2敗となった。