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グスタフソンがストックホルムでテイシェイラを粉砕!

日本時間2017年5月29日(日)にスウェーデン、ストックホルムにあるエリクソン・グローブで開催されたUFCファイトナイト・ストックホルムのメインイベント試合レポート。

ライトヘビー級マッチ 5分5ラウンド
アレクサンダー・グスタフソンvs. グローバー・テイシェイラ




日本時間2017年5月29日(日)にスウェーデン、ストックホルムにあるエリクソン・グローブで、UFCライトヘビー級2位の強豪、グローバー・テイシェイラと対戦したスウェーデンの英雄、同級1位のアレクサンダー・グスタフソンは、試合の序盤から得意の右アッパーを主軸に主導権を握り続け、安定感のあるパフォーマンスを披露。最終ラウンドにやはり右アッパーを皮切りにパンチをまとめると、タフで知られるテイシェイラをTKOで仕留め会場を熱狂させた。

テイシェイラを「全て受け止められた、タフなファイターだ。彼をストックホルムに迎えることができたのは光栄だった」と評したグスタフソンだが、トップランカーの一人を鮮やかなフィニッシュで下したグスタフソンの時期タイトル挑戦者としての立場は、揺るぎないものになったと見てほぼ間違いがないだろう。

左右に動きながらテイシェリアの圧力をいなそうとするグスタフソンだが、テイシェイラは細かなパンチで距離を詰めると胴タックルを成功させグスタフソンを高々と抱え上げる。グスタフソンはマットに落とされながらもうまく体を回して立ち上がると、すぐに軽やかなフットワークでテイシェイラの周囲を回り始める。スタンスを左右に変えながら、グスタフソンはなんども飛び込みを繰り返し、テイシェイラのガードの下をかいくぐるようなアッパーで相手の顔面を刎ねあげる。離れ側に距離を取ろうとしたグスタフソンの右手がサミングになるが、幸いテイシェイラにダメージはないようだ。遠距離からの右ストレート、飛び込みながらのワンツー、そして距離が詰まると鋭いアッパーでテイシェイラを捉えながらも、至近距離での打ち合いには背中を見せながらも距離をとって応じないグスタフソンに、テイシェイラはなかなか手が出ない。

初っ端の打ち合いでグスタフソンの右肘がテイシェイラを捉えると、テイシェイラが真後ろに下がって距離を取る。巧みに距離を取りながら遠距離でのアッパーを主軸に組み立てる相手に、テイシェイラが強引に距離を詰めると、グスタフソンは体をひねるように走って距離を取る。しかし残り時間3分、突如グスタフソンがスピニングエルボーで距離を詰めると伸びのあるコンビネーションの連打でテイシェイラを下がらせる!一度は尻餅をついたテイシェイラにグスタフソンは一気にパンチの連打を繰り出すが、テイシェイラが金網を背に立ち上がると、距離を保った打撃戦に相手を誘い込む。テイシェイラも強引に距離を詰めながらグスタフソンにパンチを当てるシーンも見られるが、グスタフソンの足は止まらない。

第3ラウンドに入ると、グスタフソンがテイシェイラの正面でコンビネーションを繰り出し始める。お馴染みの右アッパー、そしてそこから左右のアッパーにつなげると、テイシェイラが再び真後ろに崩れ落ちる!一度はテイシェイラに立ち上がられたグスタフソンだが、小外掛けでトップを奪うとテイシェイラに主導権を渡さない。残り時間2分20秒、テイシェイラはなんとかグスアフソンを振り解くと攻防をスタンドに戻し、再びじりじりと距離を詰めるが、グスタフソンのスピードのあるジャブと右アッパーになんども顎を跳ねあげられる。

第4ラウンドに入ると、グスタフソンがタックルも織り交ぜ始め、テイシェイラが金網を背にするシーンも見られ始める。そして最終ラウンド、ついにグスタフソンの右のアッパーの3連打で完全に足が止まったテイシェイラにグスタフソンがトドメの右フックをたたき込むと、タフなテイシェイラが切り倒された大木のように真後ろに倒れ込んだ。

グスタフソンは試合後にインタビュアーのダン・ハーディに「言いたいことがあるんだろ?」と水を向けられると、オクタゴンにガールフレンドのムーアさんを招き入れると、「俺の子供を授かってくれてありがとう。いつもサポートに感謝しているよ、俺と結婚してくれるかい?」とプロポーズし、満場のファンたちから盛大な祝福を浴びることになった。

なお、本戦の試合時間は5ラウンド1分7秒。この一戦の結果、グスタフソンは18勝4敗、テイシェイラは26勝6敗となっている。