ラスベガス:UFC®は14日(土)、総合格闘技界の生きる伝説であるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを2016年度最初のUFC殿堂入りメンバーとして発表した。殿堂入りの式典は日本時間7月11日(月)にラスベガス・コンベンション・センターで行われ、第5回UFCインターナショナル・ファイト・ウイーク最終日のUFCファン・エキスポ®を締めくくるイベントとなる。この模様はUFCファイトパス®で限定配信される。 UFC会長のデイナ・ホワイトは「ミノタウロ・ノゲイラを2016年度1人目のUFC殿堂入りメンバーとして発表できることをとても喜ばしく思っています」と述べた。「ビッグ・ノグは総合格闘技界の伝説であり、格闘技を代表する存在です。ブラジルで記録的な大会が開催されているこの場で発表する以上にふさわしい舞台はないと思っています。ノゲイラは真のパイオニアであり、UFCファン・エキスポに集まったファンと共に彼の選手人生を称えることを楽しみにしています」 ノゲイラはブラジルでの活躍が評価され、2015年9月にUFCブラジル・アスリート・リレーションズ・アンバサダーに任命されており、今回は“パイオニア”として殿堂入りを果たす。パイオニア枠は総合格闘技のルールが統一された2000年11月17日以前にプロとして活躍していたアスリートのことを示すもので、最低年齢35歳、または1年以上引退していることが条件となる。 15年以上現役として戦い続けたノゲイラは、MMA界を誇る成功を収めたファイターの1人である。1999年のプロ1戦目から、2度のPRIDE®ヘビー級チャンピオンに至るまで数々の功績を残してきた。 『Zuffa(ズッファ)』がPRIDE®を買収した後も、UFC 81ではティム・シルビアを下して暫定ヘビー級王者に輝くなど躍進を続けた。ノゲイラは34勝10敗1分という圧倒的な記録で選手人生を終えることとなる。史上最強のブラジリアン柔術の使い手と呼ばれるに相応しい22回のサブミッション勝利も挙げている。 リオデジャネイロ地域の柱となる存在であるノゲイラは、弟のアントニオ・ホジュリオ・ノゲイラと共に団体を運営している。2008年に設立された“ノゲイラ・ブラザーズ・インスティテュート”は、ブラジルの6カ所で恵まれない子供たちを相手にMMA教えるなど社会的包摂の取り組みに力を入れている。ジム設立以来、リオデジャネイロに住む多くの若者の人生を変えることに成功し、模範的な存在として障壁をなくす作業に徹している。 ノゲイラ兄弟は企業家としても知られており、2人は現在ドバイなどの33カ所で“チーム・ノゲイラ”としてジムの運営に携わっている。“チーム・ノゲイラ”はわずか3年で生徒数が1万人に到達している。 残りの殿堂入りメンバーはUFC 200に向けて近日中に発表される。UFC 200は日本時間7月10日(日)にラスベガスのT-Mobileアリーナで行われる予定だ。