日本時間9月11日(日)、アメリカ・オハイオ州クリーブランドのクイックン・ローンズ・アリーナで行われたUFC 203 メインイベント、UFCヘビー級タイトルマッチ、スティペ・ミオシッチ vs アリスター・オーフレイムの試合レポート。
【メインイベント】ヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド スティペ・ミオシッチ vs. アリスター・オーフレイム 地元オハイオ州出身のミオシッチは昨年5月、王者ファブリシオ・ヴェウドゥムを1RKOに下して悲願のUFCヘビー級王座に。今回が初防衛戦だ。 対するオランダのオーフレイムはやはり昨年5月、アンドレイ・アルロフルキーを2RKOし4連勝を挙げてのタイトル挑戦。現在ランキング4位。かつてK-1とストライクフォース、さらに日本のDREAMの王座に君臨したオーフレイム。今回UFC王座も奪取すると史上初の4冠王となる。 大「スティペ」チャントが響くなか1ラウンドが開始。オーソドックスから積極的にパンチで前に出るミオシッチに対し、オーフレイムはスイッチを交えながら回る。やがて不用意に前に出たミオシッチにオーフレイムの左ストレートがヒット! 尻餅を付いたミオシッチにオーフレイムはギロチンを狙うが、ミオシッチはオーフレイムの足を超えてサイドに回って対処し脱出。一瞬悲鳴が上がった場内は、再び大歓声に包まれた。 その後も前に出るミオシッチと、回ってカウンターを狙うオーフレイムという展開が続く。やがてワンツーを当てたミオシッチがオーフレイムをコーナに詰めてパンチの連打。オーフレイムはガードした後に横に走るように逃げると、逆にカウンターの左ストレートと右アッパーをヒット。 終盤、オーフレイムの横蹴りを捕まえてバランスを崩させたミオシッチは、そのまま圧力をかけて押してゆきテイクダウン。オーフレイムのガードの上からパンチを連打! 膝を立て距離を取ってのディフェンスを試みたオーフレイムだが、ミオシッチは手を緩めない。やがて強烈な右の打ち下ろしが連打でヒット! 身体から力が抜けたオーフレイムを見て、4分27秒でレフェリーが試合をストップした。 豪快極まりない打撃戦を制し、地元で初防衛を果たしたミオシッチは「OH! 」と地元の州の名を連呼した後、「奴の蹴りは本当に強かった。尻餅を付かされギロチンを狙われたんだっけ? でも俺も毎日ボクサーやレスラーたちと練習してるからな。このベルトは長いこと守るって言っただろ? 最後は向こうをシャットダウンし、機能を停止してやったんだ! OH! クリーブランド!」と勝利の雄叫びを上げた。 敗れたオーフレイムは「スティペは凄い選手で、今日は奴の日だった。でも一つ言いたいことがある。僕がパンチを当ててギロチンを極めた時、奴がタップしたのを感じたんだ。レフェリーが止めなかったからそのまま試合は続行したけど、タップしたと思う。とにかく残念だ。また出直すよ。クリーブランド、暖かく接してくれてありがとう」と語った。