UFCファイトナイト、フォオクスウッズ大会プレリミナリーファイトのレポートは以下の通り。

9月5日、マシャンタケット:金曜夜、フォックスウッズ・リゾードカジノにて行われたファイトナイト大会において、フライ級ランキング5位のジョン・モラガが、同階級有望株のジャスティン・スコッギンズ相手に1ラウンドは苦戦を強いられたものの、2ラウンド見事に一本勝ちを収めた。これでモラガは15勝3敗、スコッギンズは9勝2敗となった。
前回、ダスティン・オーティズとのレスリング合戦で敗れたスコッギンズは、今回はそのレスリングを有効に使って試合を支配した。さらにスタンドでもボディに蹴りを入れてダウンを奪ったスコッギンズは、上からのパウンドでモラガを出血に追い込んだ。
2ラウンドも同じ調子で攻めようとしたスコッギンズはテイクダウンを奪取。しかしそこに待っていたのはモラガのギロチンチョーク。そのまま締め上げたモラガが47秒で逆転勝利を得た。
「ヤツは、ちょっと安易にこっちに首の下に腕を入れさせてくれたんだよ」とモラガは語った。このまま腰を使って締め上げれば一本取れると分かったよ。」
イアキンタ vs. ダム
5月にミッチ・クラークに敗れたアル・イアキンタが、ベテランのホドリゴ・ダムを3ラウンドKOに下し、見事な復活を果たした。
1ラウンド、イアキンタはリードジャブ、カウンター、そしてディフェンスとスタンドにおける全ての側面でダムを圧倒してみせ、その自信は時間が経つごとに増していった。
2ラウンド、イアキンタの強烈な左フックがヒット。ブラジルのベテラン戦士ダムは、鼻血を出しながらもひるまず前に出る。しかしスタンドにおけるイアキンタの優位は揺るがず、ダムはダメージを蓄積させていった。
3ラウンド、イアキンタの右が強烈にヒットしダムがダウン! イアキンタは追い打ちをかけずにダムが立つのを待つ。立ち上がって最後の力を振り絞ってパンチを振り回したダムだったが、再びイアキンタのパンチとキックのラッシュを浴びて崩れ落ち、2分41秒でレフェリーのハーブ・ディーンが試合を止めた。
これでイアキンタは9勝3敗1分に、ダムは12勝8敗となった。
カモッツィ vs. ナタル
このミドル級戦において、クリス・カモッツィは13年5月以来の勝利を掴んだかに見えた。しかしこの接戦の判定は2−1(29−28、28−29、29−28)でハファエル・ナタルの勝利という結果となった。ナタルはこれで18勝6敗1分、カモッツィは19勝9敗、これで4連敗となった。
激しい攻防となった1ラウンド、長距離の打ち合いで優位に立ったのはカモッツィだが、距離が詰まると打撃でもグラップリングでもナタルがペースを握った。
2ラウンド、打撃でペースを握ったカモッツィは、グラウンドに持ち込まれても立ち上がり、疲れの見え始めているナタル相手に試合を支配していった。
3ラウンド、スピードとスタミナで勝るカモッツィがスタンド戦を支配。ナタルは大振りの打撃とグラップリングに活路を見出そうとするがそれもならず。カモッツィが勝利を得たかに見えたが、ジャッジのうち二人はナタルの勝ちを支持したのだった。
「勝ちは勝ちだ」とナタルは語った。「1、2ラウンドは取ったと思う。でも最終ラウンドはつ勝ててしまった。お互いプレッシャーの中での戦いだった。僕は二連敗してたから特にプレッシャーが大きく、負けるわけにはいかなかった。だから全てを出して戦った。こういうプレッシャーの下で戦うと疲れるんだよ。」
「ヤツは最初の2ラウンドを取ったって言ってるのか?」とカモッツイは聞き返した。「1ラウンドはともかく、どうやったら2ラウンドが彼に行くんだ?あり得ない。」"
ビール vs. 松田
二度までも対戦相手転向の憂き目に会ったクリス・ビールは、オクタゴンデビューを迎えた松田千城に苦戦を強いられたが、判定3−0(20−27、29−28、29−28)で勝利を得て戦績を10戦全勝とした。ロブ・フォント、ダスティン・キムラが負傷欠場した後、僅か一週間前にこの試合を受けた松田はこれで10勝6敗となった。
1ラウンド、松田は積極的に前に出て打撃を当ててゆく。スクランブル力で勝るビールはグラウンドで有利に試合を運ぶものの、試合がスタンドに戻ると、ボストンに拠を構える松田が強烈なローを連打してペースを握った。
2ラウンド、ビールの打撃のスピードと正確さが増してゆくと、松田はテイクダウン狙い。しかしここで上になったのはビール。そのままマウントを奪い上から攻撃を加えていった。
3ラウンド、ビールはスタンドでもグラウンドでもペースを握り、判定勝利を確固たるものとした。
スケリー vs. ソリアーノ
8月23日にトム・ニイニマキを倒したばかりのチャス・スケリーは、13日後のこの日、見事にロードアイランド出身のショーン・ソリアーノを判定3−0(三者とも30−27)で倒してみせた。これでスケリーは13勝1敗に、ソリアーノは8勝2敗となった。
1ラウンド、開始からテイクダウンを狙い続けたスケリーはとうとう試合をグラウンドに持ち込むことに成功してバックに付く。しかしソリアーノも体勢を入れ替えて上に。その後スケリーは再びバックを取り返してチョークを狙っていった。
2ラウンド、打撃で攻め込んだソリアーノだったが再びテイクダウンされてしまい、グラウンドで圧倒されてしまった。
3ラウンドも展開は変わらず。スタンドで攻め込むソリアーノだったが、スケリーはひとたびテイクダウンを奪うとそのままバックからチョークを狙うなど試合をコントロールした。