ファイトナイト・ストックホルム大会の結果は以下の通り。
土曜夜、ファイトナイト大会のセミファイナル。スウェーデンのストックホルムにあるテレ2アリーナはブーイングに包まれ、賛否両論が巻き起こることとなった。しかしこの試合でミドル級コンテンダーのゲガール・ムサシは素晴らしい試合を見せ、ダン・ヘンダーソンを1ラウンドで仕留めてみせたのだ。 「僕は誰でも倒せる。準備はできているんだ」とムサシは語った。「次の相手は誰でも構わないんだ。」 実際この日、ムサシはミドル級復帰を果たしたヘンダーソン相手に、万全の準備ができていたようだった。試合開始後、上手く距離を取ってジャブを出し、ヘンダーソン必殺の右、通称「Hボム」を避けたムサシ。ヘンダーソンは右を当てようとするが、ムサシは常に射程距離外に身をおく。やがてムサシの右がヒットしてふらついてフェンスにもたれかかったヘンダーソン。そこで襲いかかったムサシがさらにパンチを当てると、レフェリーは1分10秒で試合を止めた。ヘンダーソンはすかさずこの裁定に抗議をした。 「別にゲガールが悪いわけじゃない」と、試合後にムサシのジャブによって左目が見えなくなったことを明かしたヘンダーソンは語った。「ゲガールはいい試合をしたね。いいパンチを当てられた。でも俺はずっと意識があったんだよ。試合が止まったのはまったく運が悪かった。」この勝利で、ランク8位のムサシは36勝5敗2分に、ここ6試合で5敗となってしまった44才のヘンダーソンは30勝13敗となった。 ベイダーvs. デイヴィス ライトヘビー級のコンテンダー対決にて、ランキング7位のライアン・ベイダーが、ランキング5位のフィル・デイヴィスとの接戦を判定2−1(29−28、28−29、29−28)で制し、貴重な勝利をあげた。これでベイダーは20勝4敗、デイヴィスは13勝3敗1ノーコンテストとなった。 1ラウンドは、二人のカレッジレスリング・すたーによるキックボクシングマッチとなった。手数はややデイヴィスが上回ったが、ベイダーは金網まで相手を詰めてより強いパンチを当てた。 2ラウンド、打撃で攻めたベイダーだったが、残り一分半のところでミスター・ワンダフルことデイヴィスがテイクダウンに成功。そこから有効な攻撃こそ繰り出せなかったものの、ラウンド終了までベイダーをフェンスに固定してみせ、ファンからは不満の声が上がった。神経戦が続いた3ラウンド。デイヴィスが強烈な右とローを当てたものの、ベイダーは倒れず逆に終盤にテイクダウンに成功。これが元TUF覇者のベイダーの勝利を試合を決定付けたと言えるかも知れない。 シシリア vs. コラッサーニ フェザー級の強打者、サム・シシリアが、地元スウェーデン出身のアキラ・コラッサーニを1ラウンドKOしてみせた。試合開始後、素早い動きを見せたコラッサーニは、シシリアの強打をうまく避けてみせた。しかし、やがて距離を詰めることに成功したシシリアは強烈な右をコラッサーニのアゴにヒット! コラッサーニはマットに腹這いで沈んで3分26秒で試合は終了した。これでシシリアは14勝5敗、コラッサーニは14勝7敗となった。