メインコンテンツに移動
/themes/custom/ufc/assets/img/default-hero.jpg

鳥人ロドリゲス、カサレスとの5ラウンドの激闘を制す

日本時間8月7日(日)、アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティにあるビビント・スマート・ホーム・アリーナで行われたUFC ファイトナイト・ソルトレイクシティのメインイベント、ヤイール・ロドリゲス対アレックス・カサレスの試合レポート。

メインイベント
フェザー級 5分5ラウンド 
ヤイール・ロドリゲス vs. アレックス・カサレス




メキシコのロドリゲスは前回、アンドレ・フィリを豪快なジャンピングハイキックでKOし、UFC登場以来4連勝を記録。アクロバティックかつ強烈な打撃に加え、攻撃的なガードワークを誇る注目の若手だ。現在ランキング13位。

対する人気者カサレスも変則的な打撃を使いつつ、寝技にも定評のある選手。前戦ではコール・ミラーに完勝してこちらも勢いに乗っている。

1ラウンド。サウスポーから蹴りを繰り出すカサレスに対し、スイッチを繰り返すロドリゲスはボディへの二段蹴りで場内を沸かせる。さらにテコンドー流に回転のフェイントからのハイを放つロドリゲスと、バックスピンを返すカサレス。その後もロドリゲスは回転のフェイントからの攻撃を繰り返すが、カサレスはよく見て対処。やがてカサレスがバックを取ると、ロドリゲスは前転しての足関節狙い。しかしカサレスはすかさず反応して脱出し、場内は大きな歓声に包まれた。

その後も派手な攻撃を続けるロドリゲスは、遠い間合いからの上段二段蹴りで一挙に距離を詰めると、そのまま組み付いてカサレスの背後に回りパンチを放つが、カサレスも冷静にグリップを切って対応した。

2ラウンドに入っても、ロドリゲスの回転力は衰えるどころか増すばかり。回転フェイントからのハイに加えて、大きく回転しての大車輪キックまで繰り出してみせる。回転技は見切られているとみたか、ロドリゲスは前手での裏拳や、直線的に飛び込んでのパンチを見せる。対するカサレスもカウンターの左をヒット。終盤ロドリゲスがミドルを連打すれば、カサレスも再び左を当ててみせた。

3ラウンド。回転技が減ったロドリゲスは、直線的に飛び込んでのパンチをヒット。カサレスも体勢を入れ替えての膝を当ててゆく。それでも手と足を出し続けるロドリゲスだが、そのスピードはやや落ちている。対するカサレスは逆に前に出てロドリゲスをケージに詰めると膝をヒット。

両者の打撃が交錯するなか、カサレスがバックを取るとロドリゲスは前転。それに反応して足を防御したカサレスは距離を取るのではなく、あえてロドリゲスのガードの中に入り、体重をかけてパウンドとヒジを落としていった。

4ラウンド。序盤に比べて距離が近くなった両者。派手な回転こそ少なくなったロドリゲスだが、前足の横蹴りを軸にパンチやバックフィストにつなぐ等、多彩な攻撃を見せる。対するカサレスもクリーンヒットを許さず、プレッシャーをかけてパンチを当てていった。

5ラウンド開始時に、ハグし合った両者。カサレスは組み付いてボディロックからのテイクダウンを狙うが、ロドリゲスは許さない。前手である右手で真っすぐなジャブと裏拳を使い分けるロドリゲスだが、カサレスはタイミングを図ってボディロックで組み付くと、とうとうテイクダウンに成功! 

ハーフで抑え込むカサレスだが、ロドリゲスはすぐに下から足を搦めて足狙いをみせ、反応したカサレスの上を取る。するとカサレスはすかさず下からオモプラッタ。しかしロドリゲスはすかさず腕を抜いて両者は再びスタンドへ。

残り2分。距離を詰めたいカサレスだが、ロドリゲスは前足の横蹴り、前手の裏拳とジャブを巧み使って許さない。最後はロドリゲスが再び大車輪キックを繰り出したところで試合が終了した。

5ラウンドに渡って、両者が素晴らしいスタミナで動き続けた激闘の判定は2-1(48-47、48-47、46-49)でロドリゲスに。勝者は「最高の気分だ。みんなここに来てくれてありがとう。ソルトレイクシティ、すばらしい町だ。次の相手は誰でもいいよ。今日はすごい経験ができた。3ラウンドより長い試合でもスタミナが持つことが分かったよ」と語った。