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殴り屋のシシリアが寝技でメザを倒す

 


水曜、サンディエゴのヴァレーヴュー・カジノセンターで行われたファイトナイト大会にて、フェザー級のKOアーティストのサム・シシリアが、ヤオツィン・メザを寝技で攻め立てて3−0の判定勝利(30−27、29−28、29−28)を得た。これでシシリアは15勝5敗に、メザは21勝10敗となった。
 
「僕は証明しなくてはならなかったんだ」とシシリアは語った。「連勝したかったんだ。認めなくないけど、UFCでは初めての2連勝なんだ。ノックアウトしたかったけど、ずっと練習していた寝技で闘ったんだ。寝技でも闘えるってことを証明したかったた。」

1ラウンド、強打を当てる隙がないと見たシシリアはメザをテイクダウン。そこからスクランブルを経て上になったシシリアは、バックを狙うがあきらめ、両者はギロチンを狙い合った。

2ラウンド、お互い攻めあぐねる場面が続いたが、試合がグラウンドに移行すると上を取るのはシシリア。しかしメザは終了寸前にテイクダウンを奪ってみせた。

3ラウンド、グラウンドで攻めるシシリアはギロチンを極めかけるが、メザもうまくディフェンス。終盤まで攻められなかったメザは最後にギロチンと腕十字を狙うが、遅きに過ぎた。

アンドレイジ vs. モラス

ブラジルの女子バンタム級コンテンダー、ジェシカ・アンドレイジと闘ったカナダのサラ・モラスは、奇跡的な逆転劇まであと一歩のところまで攻め込んだ。しかしアンドレイジが逃げ切って判定3−0(30−27、30−26、30−26)で勝利した。 アンドレイジはこれで13勝4敗に、モラスは4勝3敗となった。

1ラウンド、テイクダウンを狙ったモラスだが上になったのはアンドレイジ。その後再び試合がグラウンドに移行すると、モラスは下から関節技を狙うが不発。立ち上がったアンドレイジが打撃で攻め込んだ。

2ラウンド、テイクダウンを奪ったアンドレイジはそこからパウンドで猛反撃。一方的にラウンドを支配した。

3ラウンドも猛攻を続けるアンドレイジだが、モラスは出血しながらも闘い続ける。しかし残り1分でモラスがバックからチョークの体勢へ。あわやと思われたがアンドレイジは凌ぎ切った。

ヤヒーラ vs. 金原

このバンタム級戦にて、ブラジルのベテラン、ハニ・ヤヒーラは疲労と金原正徳 の猛攻の両方と闘わねばならなかった。だがヤヒーラはそれを凌ぎ切って2−1の判定(29−28、28−29、29−28)をものにしたのだった。これでヤヒーラは21勝8敗1ノーコンテスト、金原は25勝12敗5分となった。

1ラウンド開始早々、ヤヒーラは跳び膝のフェイントからテイクダウンに入り、金原をフェンスに押し付ける。中盤金原は立つことに成功するが、すぐにヤヒーラは試合をグラウンドに戻す。金原がまた立つとヤヒーラもまたテイクダウンに行くが、今度は金原がそれを切り返して立つことに成功。それでもヤヒーラはしつこくまた試合をグラウンドに持ち込み、展開を支配したのだった。

2ラウンド、金原はスタンドの攻防を保つことに成功。ヤヒーラが試合をグラウンドに持ち込んでも上になるのは金原。ヤヒーラはギロチンチョークを狙うが不発に。このラウンドは手数で上回った金原が取ったようにも見えた。

3ラウンド、疲労で動きの落ちたヤヒーラに対し金原はスタンドで攻め込んでみせた。しかしジャッジ二人の目からは、この攻勢は金原に勝利をもたらすのに十分なものではなかったらしく、結果としてヤヒーラが判定勝利を得た。

「勝ったと思いました」と金原は語った。「判定が主観的なものだということは分かっているので、言い訳はできません。ジャッジに勝敗を委ねてしまったのは自分の責任です。試合が進むにつれて自分が優勢になっていったのですが、それでは足りなかったのでしょう。」


ストリックランド vs. アロウジョ


ウェルター級の有望株のショーン・ストリックランドが、2月のプロ初敗戦を乗り越えてこの日、イゴール・アロウジョに判定3−0(30−27、30−27、30−26)で完勝した。これでストリックランドは16勝1敗に、アロウジョは25勝8敗1ノーコンテストとなった。

1ラウンドはスタンドとグラウンド、ともにストリックランドが圧倒。あわやストップかという場面も見られたが、アロウジョは凌ぎ切った。

2ラウンド、中盤にテイクダウンを奪ったストリックランドがパウンド攻撃で試合を支配した。

3ラウンドも流れは変わらず。必死の反撃を試みるアロウジョを、ストリックランドが効果的なカウンターで迎え撃った。

ケイシー vs. アルカンタラ

TUF出身のケヴィン・ケイシーが、イルデマール・アルカンタラを完封して、判定3−0(三者とも30−27)で大きな勝利をあげた。これでケイシーは9勝3敗1ノーコンテストに、アルカンタラは21勝8敗となった。

「僕は一年間闘っていなかった。今日は経験豊かな強敵と戦ったんだ」とケイシーは語った。「向こうは足を使って来たので、こちらは前に出てペースを握ろうとしたんだ。この試合に向けて、チームが僕をよく仕上げてくれたよ。」

1ラウンド、テイクダウンを失敗してマウントを奪われてしまったケイシーだが、脱出してからは試合をグラウンドでコントロールした。

2ラウンド、スタンドでアルカンタラが試合を支配したが、終盤ケイシーの左が当たりアルカンタラはダウン。採点上アルカンタラは苦しくなった。

3ラウンド、お互い必死で攻め込む場面はなかったが、ケイシーが終盤にテイクダウンを奪取し勝利を決定的なものとした。

グッド vs. クレイグ


ウェルター級のベテラン、レイマン・グッドがアンドリュー・クレイグを2ラウンドで仕留め、待望のUFCデビューを勝利で飾った。

1ラウンド、スタンドで激しい攻防を繰り広げた両者。グッドはジャブとロー、そしてハイを有効に当ててみせた。

2ラウンド、距離を詰めたクレイグは肘やボディへの膝を当ててみせるが、残り2分ところでグッドの強烈な右がヒット! ダウンしたクレイグにパウンドの猛攻を仕掛けて3分37秒で勝利を得た。

この勝利でグッドは19勝3敗1ノーコンテストに、14年6月以来のオクタゴン登場、そしてこれがウェルター級初戦だったクレイグは9勝4敗となった。