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ラマス、モントレーでサンチェスとの激闘を制す

 

 (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
ディエゴ・サンチェスにとって4度目となるこの階級は、彼に合っているのかもしれない。しかし土曜夜、メキシコのモントレーにあるモントレー・アリーナで行われたファイトナイト大会では、この階級変更は良い結果を生まなかった。ヒカルド・ラマスが素晴らしい試合を見せて、判定3−0(三者とも30−27)で完勝し、"ザ・ドリーム"ことサンチェスのフェザー級デビュー勝利を許さなかっのだ。

1ラウンド、ラマスのヒット&アウェイが効を奏し、サンチェスは前に出るものの有効打を当てることができない。そのうちサンチェスはラッシュをかけるが、ラマスは後ろ廻し蹴りを頭部にヒットし、サンチェスをぐらつかせた。終盤テイクダウンに成功したラマスは、サンチェスに立ち上がられた後も組み付いてさらにもう一度テイクダウンを奪ってみせた。

2ラウンド、テイクダウンを試みて失敗したラマスは、サンチェスの足首の上の部分に強烈なローを炸裂させ、大きなダメージを与えてみせた。さらにパンチを浴びせてサンチェスを出血に追い込んだラマスは、さらにテイクダウンを奪う。しかしサンチェスもタイミングを見て見事なスイッチを見せるなど、両者は見応えのあるスクランブルの攻防を展開し、やがて試合はスタンドに戻った。

3ラウンド、ラマスはまたしても強烈なローを当て、サンチェスは足を引きずりはじめる。そこでラマスを挑発するサンチェスだが、ラマスは簡単には打ち合いの誘いには乗らず、バックフィストを炸裂させて、再びサンチェスの右目を切り裂いてみせた。大きなダメージを負っているにもかかわらず間に出続けたサンチェスだが、最後までラマスを追い詰めることはできなかった。

この勝利でランキング4位のラマスは16勝4敗に、サンチェスは27勝8敗となった。 (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)

セフード vs. フォルミーガ

無敗のヘンリー・セフードはこの勝利で来年デミトリアス・ジョンソンのフライ級タイトルへの挑戦権を獲得したと言えるかもしれない。しかし08年五輪金メダリストのセフードは、この日はジュシー・フォルミーガ相手に判定2−1(30−27、30−27、28−29)で判定勝ちに終わり、強い印象を与えることはできなかった。

1ラウンドは非常に競ったものとなったが、セフードの方がやや手数で上回り、最後にはテイクダウンも奪ってみせた。2ラウンド、フォルミーガはカウンターを当てることに成功したが、それでもセフードが主導権を譲ることはなかった。

3ラウンドになっても、どちらのファイターから必死さは伺われず。同じような展開が続いたが、唯一中盤にセフードが大きなスラムを決めたことだけが印象に残った。

この勝利でランキング5位のセフードは10戦全勝に、3位のフォルミーガは18勝4敗となった。 (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)

モンターノvs. マリン

このTUFラテンアメリカ2のウェルター級決勝戦にて、スペインのエンリケ・マリンと戦ったメキシコのエリック・モンターノは、3ラウンドにラッシュをかけてこのラウンドを取って判定2−1(29−28、28−29、29−28)で勝利し、シーズン優勝とともに、兄弟のアウグストに続いてUFCとの契約を勝ち取った。これでモンターノは8勝3敗、マリンは9勝3敗となった。

1ラウンド、一進一退の打撃戦が繰り広げられ、スムースさに勝るマリンがやや優勢となった。後半モンターノもテイクダウンに成功するが、マリンはすぐに立ち上がり両者は一進一退のスタンド戦を再開した。

2ラウンド、マリンはテイクダウンに成功するが、マリンもスクランブルからトップを取り返す。残り3分の時点で両者が立ち上がる。モンターノはやや疲れた様子だがそれでも手数を出す。マリンはより狙いすました打撃を当てていった。

両者のペースがさらに落ちた3ラウンド。モンターノは手数を出してさらにテイクダウンを奪取。勝利をものにした。(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)

バルゾーラ vs. グティエレス

エンリケ・バルゾーラはこの日のライト級決勝戦にて、前評判の高いホラシオ・グティエレスから判定3−0(30−27、30−27、30−26)で番狂わせの勝利を得て、ペルー出身者としてはじめてTUFラテンアメリカの覇者となった。

1ラウンド、何発か蹴りを受けながらも距離を掴んだバルゾーラは、やがて距離を詰めてテイクダウンに成功。グティエレスは残り1分のところで立ち上がるが、その後連続してテイクダウンをもらって下のポジションから脱出できないままであった。

2、3ラウンドもバルゾーラが圧倒。テイクダウンからパウンド攻撃でグティエレスをカットしてみせた。

この勝利でバルゾーラは12勝2敗1分に、グティエレス3勝2敗となった。(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)


シウバ vs. エスクデロ

ブラジルのライト級戦士、レアンドロ・シウバはこの日、エフレン・エスクデロとの接戦を判定3−0(三者とも29−28)で制し、ここ4戦の戦績を3勝0敗1ノーコンテストとした。これでシウバは19勝2敗1分1ノーコンテストに、エスクデロは25勝10敗となった。

1ラウンド、エスクデロもシウバもお互い警戒しながらの戦いとなる。エスクデロは前に出るが手数は出ず。試合がグラウンドになっても膠着状態が続いたが、終盤になってシウバの方が打撃のリズムを掴みはじめた。

2ラウンド、エスクデロはテイクダウンで試合のペースを変えにゆく。一度は立ち上がられたものの、またテイクダウンを奪った元TUF覇者のエスクデロが、試合の主導権を握りはじめた。

3ラウンド、3度に渡るエスクデロのテイクダウン狙いを防いだシウバは打撃を当て、さらにバックを奪うことに成功。エスクデロは極めさせこそしなかったものの、このラウンドとともに試合も失ってしまった。