UFC 169 プレリミナリーカードの結果は以下の通り。
2月1日、ニューアーク。土曜夜、プルデンシャルセンターで行われたUFC 169のプレリミナリーファイトにおいて、地元のファンの声援を受けたライト級戦士、アル・イアキンタが、大健闘を見せた無敗の新人ケヴィン・リーと激闘を繰り広げた末、判定3-0で勝利を得てオクタゴン3連勝を飾った。判定は29−28、29−28、28−27であった。これでイアキンタは8勝2敗1分、リーは7勝1敗となった。
1ラウンド早々、イアキンタが強烈な左が当たってリーはダウン!さらにイアキンタはカニばさみからの内ヒールでリーの足を極めかける。なんとか逃れたリーだが、いきなりオクタゴンの洗礼を受けることとなった。
2ラウンド、何事もなかったかのように復活したリーは、イアキンタをテイクダウンすると素早くバックに回ってチョーク! 腕が喉元深く入りタップ寸前かと思われたが、イアキンタはエスケープ!その後もリーがバックに付いた優位な状態でラウンドを終えた。
3ラウンド。打撃戦の中でイアキンタの右がヒット! リーもテイクダウンからのパウンドでイアキンタを出血に追い込むが、イアキンタも立ち上がって打撃を放ってゆく。結局、ここでの攻勢がTUF15準優勝者のイアキンタに勝利を呼び込むことになった。
パトリック vs. マクデッシー
ブラジルのアラン・パトリックが、ジョン・マクデッシから3-0の判定勝利を収めた。採点は30−27、29−28、29−28。パトリックはこれで12戦全勝、マクデッシは12勝3敗となった。
1ラウンド、パトリックは打撃からテイクダウンを狙うが、マクデッシは冷静に防ぐ。それでもパトリックは最後にテイクダウンを奪ってみせた。
2、3ラウンド。マクデッシは距離を取って細かい打撃を効果的に当ててゆく。対してパトリックはより派手な打撃を繰り出していった。技術で勝るマクデッシに比べて有効打を当てることは少なかったパトリックだが、ジャッジにはその攻める姿勢が評価されたようだ。
カリアーゾ vs. マルティネス
このフライ級戦において、 クリス・カリアーゾがUFCデビュー戦のダニー・マルティネスとの接戦を判定3−0で制した。スコアは三者とも29−28だった。これでカリアーゾは16勝5敗、マルティネスは17勝5敗となった。
1ラウンド、打撃で優位に立ったカリアーゾだが、マルティネスはフェンスに押し込んでテイクダウンを奪うことに成功。2ラウンドもケージ際の攻防が続いたが、打ち合いでは仮アーゾが印象点を稼いだ。3ラウンドも同様に手数でカリアーゾが上回り、勝利をものにした。
カトーネ vs. ワトソン
あまり見どころのない攻防が続いたミドル級戦は、
ニック・カトーネがトム・ワトソンをレスリングで上回り、2−1の判定勝利を収めた。採点は30−27、29−28、28−29だった。これでカトーネは10勝4敗に、ワトソンは16勝7敗となった。
1ラウンド。両者ともあまり有効打が出なかったが、カトーネは右を当ててテイクダウンを奪った。続く2ラウンドは、ワトソンは蹴りでスタンド戦を支配したが、またしてもテイクダウンを奪われた。3ラウンドも同様の攻防が続き、結局ニュージャージー出身のカトーネに凱歌が上がった。
ヘスター vs. エンズ
ミドル級有望株の クリント・へスターが、ともにTUF 17に出場したアンディ・エンズを判定3−0で倒し、UFCデビュー以来3連勝を記録した。採点は二者が30−27、一者が30−26だった。これでヘスターは10勝3敗に、エンズは8勝1敗となった。
1ラウンド早々、ヘスターの左がヒット! 倒れたエンズにヘスターは襲いかかるが、エンズもそれを凌いで立ち上がり、逆に強打を返してみせた。
2ラウンド、エンズはさらに打撃で攻め込むが、ヘスターはそれをテイクダウンで切り返してみせた。
3ラウンド。両者ともに前に出続けてスタミナを失う展開に。しかしここで優位に立ったのは、より強烈な打撃を放ち続けたヘスターの方だった。
マゴメドフ vs. マーティン
UFCデビューとなる二人のライト級戦士の激突は、これまで無敗の新鋭トニー・マーティンによる1ラウンドの猛攻を乗り越えて逆襲した ラシド・マゴメドフが身度とに激戦を制して3−0の判定勝利を収めた。採点は三者とも29−28。マゴメドフはこれで16勝1敗、マーティンは8勝1敗となった。
1ラウンド、投げてテイクダウンを奪ったマーティンは見事なグラウンドコントロールから腕十字へ! 完全にマゴメドフの腕を伸ばして見せたが、マゴメドフは動き続けてエスケープ。会場を多いに沸かせてみせた。
2ラウンド、またしてもテイクダウンを狙ったマーティンだが、マゴメドフに上になられてします。ロシア・ダゲスタン出身のマゴメドフはそこからパウンドを放ち、ミネソタ出身のマーティンの顔に腫らせた。さらに試合がスタンドに戻ってからも、マゴメドフが試合を支配した。
3ラウンド、勢いに乗るマゴメドフは強烈なギロチンでマーティンを締め上げるが、マーティンは脱出。その後もマゴメドフは攻撃の手を緩めずに勝利を手にした。
マグニー vs. ウマラトフ
このウェルター級戦において、TUF16出場者の
ニール・マグニーが見事な試合運びをみせ、これがオクタゴンデビュー戦となるロシアの ガサン・ウマラトフに判定3−0で快勝し、連敗を2で止めた。採点は二者が30−27、一者が29−28。これでマグニーは9勝4敗に、ウマラトフは14勝3敗1分となった。
1ラウンド、ウマラトフは二度にわたってテイクダウンを決めるが、マグニーはすぐに立ち上がりスタンドで攻撃。さらにラウンド後半には逆にテイクダウンを奪い返してみせ、チョークを極めかけてみせた。
2ラウンドはウマラトフが反撃に。マグニーのバックを奪うとパウンドでダメージを与えていった。
3ラウンド、ウマラトフはマグニーの打撃をかいくぐってテイクダウンを決めるが、マグニーは立ち上がってスタンドで反撃し、危ない所のないまま優位に試合を終えた。